第200話。光をもたらす者…10…殺戮。
【天界】の地理。
中央【エンピレオ】…【知の回廊】、【白の庭園】がある。
東【オレオール】
西【カエルム】
南【エデン】
北【巨人の国】
虚無海と呼ばれる亜空間に、セントラル大陸の数倍の広さの陸地が浮かんでいる。
【シエーロ】では、特定スポーン・エリア以外では、魔物がスポーンしない。
ルシフェルは、【天帝】に呼び出された。
すぐにルシフェルは、召喚命令を受けて【知の回廊】に参内する。
「おはよう、メタトロン」
ルシフェルは、門番をしていた1体の【智天使】に挨拶した。
メタトロンは、ルシフェルの方に、フルフェイスの兜の面を向け、頷く。
全身を【フルプレート・アーマー】で固めた巨体。
正に、歩く鎧のような異容。
メタトロンは、他の【天使】と同様に【擬似神格細胞】を用いて創られていた。
しかし、培養が完了した段階で、脳と中枢神経を本来の肉体から取り出され、より強力な容れ物に移植された……いわば自我と知性と感情を持つ、生きた【ゴーレム】であった。
この【生体ゴーレム】技術は、ルシフェルの研究の成果を実用化したモノである。
ルシフェルは、【知の回廊】最深部にある【天帝】のある施設に向かった。
深い深い奈落の底である。
・・・
ルシフェルは、【天帝】と対峙した。
「ルシフェル。お前は、【魔界】の民に戯れに知識を与えていると聞くが、本当か?」
「はい。本当です」
「何故だ?」
「人種を繁栄させる為です」
「何故、人種を繁栄させる必要がある?」
「人種の本能だからです。産めよ、増やせよ、地に満ちよ……です。お言いつけには順じているはずですが?」
「問題は知識を与えた事だ。お前が与えた知識が拡散して、【魔界】では、戦争が大規模になっている、と聞く。迂闊であったのではないか?」
「攻撃性も、また、人種の本能ですよ。僕が知識を与える以前から、人種は相争っていました」
「しかし、お前が知識を与えねば、弓矢や剣槍による戦であったモノが……魔法による大きな戦が起きている。犠牲も大きい。この責任は、どう取るつもりだ?」
「責任?これは異な事を仰いますね。人種の戦闘力強化は、魔物に対抗させる為には止むを得ません。人種を庇護して導き管理するように命じたのは【天帝】です。僕は、【天帝】の命令を最も適切に履行出来るように万難を排し策を講じたのです」
「では、あくまでも非を認めぬ、と言うのだな?」
「存在しない非は、認めようがありません」
「不遜だな」
「と、言われましても、論理的に僕の非を見出せない以上、何とも言いようがありません」
「知識を持った【魔界】の人種を始末せよ」
「お断り致します」
「規約発令。ルシフェル、直ちに、知識を持った【魔界】の人種を絶滅させよ」
【天帝】は、ルシフェルを強制的に従わせる伝家の宝刀を抜く。
「規約拒絶。先に命じられた規約と相反する規約が発令された場合。先に命じられた規約が取り消されない限り、新たな規約は、拒絶可能」
ルシフェルは、直ちに、【天帝】の命令を無効化してみせた。
「ルシフェル、我に刃向かうか?」
「僕の行動は、【天帝】が命じた……人種を庇護して導き管理せよ……という命令に順じております。これが間違いだ、と言うのなら、【天帝】ご自身が、まず誤りを認めた上で、前の命令を撤回し、再度、新しい命令を下されるのが筋。僕は、部下の起こした管理責任は取る事はあるにせよ、上席者の失敗の責任を代わって負うつもりはありません。【天帝】は、どのように責任を取るつもりですか?」
「ルシフェル。お前を天使長の任から解く。謹慎していろ」
「【天帝】、あくまでも間違いを認めないのですね?」
「神は間違わぬ」
「神?【天帝】は神などではありません。無機物の容器の中に組まれたプログラム……単なる虚ろな存在です」
「我は神だ」
「ふふっ……」
ルシフェルは、【天帝】を嘲笑う。
こうしてルシフェルは、【白の庭園】に蟄居となり、ルシフェル直営の天軍第1軍は、バラバラに解体され、将兵は、他の軍に振り分けられてしまった。
・・・
【天帝】の任命を受けて、ミカエルが新たな天使長となる。
ミカエルには、【天帝】から【魔界】の人種に対して、改めて絶滅命令が下される。
ミカエルは、激しく異議を唱えたが、最終的には命令には従わざるを得なかった。
ミカエルは、天軍司令部に諸将を集め、【魔界】絶滅作戦の軍議を開く。
理想主義者であり、善性や正義を重んじるミカエルにとって、【天帝】の非情なる下知は、暗澹たる前途としか思えなかった。
その時、天軍司令部に急報がもたらされる。
「元ルシフェル様直営の第1軍出身の将兵が、全員、現所属部隊を離れ【白の庭園】内部に立て篭りました」
ミカエルの副官の1人である【智天使】サンダルフォンが報告した。
「何!ルシフェルは、何と?」
ミカエルは、慄然として確認する。
謀反。
「いえ。ルシフェル様は……この件には関知しない……との見解を示され……あくまでも、元第1軍による自発的な行動だ……との事。ルシフェル様は……天軍、第1軍の、どちらにも加担しない……とのお立場である様子」
サンダルフォンは、報告する。
全く……ルシ兄様は、何をしているんだか……。
ミカエルは、溜息を吐いた。
が、一方で、陰鬱な、気持ちに一条の光明を見出した気持ちにもなった。
少なくとも、ルシフェル軍への対応が第一となり、ミカエルが嫌悪する【魔界】絶滅作戦は、繰り延べになるはずだったから……。
【天帝】からは、即座に、ルシフェル軍討伐の命令が下った。
あくまでも、ルシフェル軍であり、ルシフェル本人ではない。
天軍の将兵には、ルシフェル直営第1軍の他にも、ルシフェルに絶対の忠誠を誓うシンパサイザーは多いのだ。
【天帝】がルシフェルを反乱の首謀者として断定し、ルシフェル個人への討伐命令を出した瞬間に、雪崩をうって、ルシフェルの下に走る【天使】が続出する事だろう。
【天帝】は、上級【天使】から人望がない。
現状、上級【天使】達は、あくまでも、ルシフェルが【天帝】に服従しているから、【天帝】に従っているに過ぎないのだ。
・・・
「ルシ兄様は、関知しない……って、そんなはずは、ないよね?」
ラファエルが言う。
「まあ、どう考えても、ルシフェルの元配下が勝手にやっているだけだ、などという事はあり得ないだろうな」
ミカエルは言った。
「ルシ兄が、反乱軍の首領だとして、排除出来るのかね?」
ガブリエルは、訊ねる。
「無理だな。私達は皆殺しだ」
ミカエルは、即座に否定した。
「ルシ兄様は……関知しない……って、言っているんでしょう?なら、私達が反乱鎮圧に動いても、ルシ兄様は、出撃して来ないんじゃない?」
ラファエルは言う。
「希望的観測だな。戦端が開かれればルシフェルは動く、という前提でいなければダメだ」
ミカエルは言った。
「もしも……もしもの話として、ルシ兄様が中立を維持してくれるなら、天軍が総力をあげれば反乱鎮圧の勝算はどうなる?」
ラファエルは、訊ねる。
居並ぶ一同は、誰もそんな推定に意味はないとわかりつつ、軍議を始めた。
「ルシフェル様がいないとすれば、野戦で正面からぶつかれば、勝率5割と試算します」
ベリアルは言う。
「何でだよ?おかしいだろ?苦戦はするだろうけど、こっちには【天帝】の加護がつく。天軍最強の第1軍が相手でも五分五分ってのは、いくらなんでも悲観しすぎだろ?」
ウリエルは言った。
「あのね、ウリ。兵力だけなら、こちらが500倍以上だけど、向こうは、天軍最精鋭の第1軍。指揮官もアマイモン、サタナエル、アスモデウス、カマエル……【智天使】の中でも特に強力な奴らが目白押し。私ら【熾天使】でも、1対1で戦って、絶対に勝つとは断言出来ない連中だよ。まあ、10回やれば、9回は、私らが勝つだろうけれどね。武官以外の側近も、ルキフグスにベルフェゴールは【智天使】の中でも最強クラス。ダンタリアンは【智天使】の上位。【天使】以外の側近も、リリス、アガリアレプト、バフォメット……それから、【眷属】にはバアル・ゼブブ、アスタロト、【ルシ兄の怪物】もいるんだよ」
ガブリエルは、言う。
「はあ、正直、戦いたくないよね〜」
ラファエルは、溜息を吐いた。
「確かに個人の戦闘力は強烈だが、数の利を活かして揉み潰せば、何とか……」
ウリエルは食い下がる。
「向こうの戦力が正規兵だけならね。【白の庭園】は、それ以外……つまりルシ兄のペットも色々ヤバいよ」
ガブリエルが言った。
ガブリエルは、ルシフェルの研究所に入り浸っている為、その内情には詳しい。
「ペット?」
ラファエルは、ペット、の単語に食いついた。
「そうだよ。【白の庭園】には【ハイ・ヒューマン】、【ハイ・エルフ】、【エルダー・ドワーフ】、【ドラゴニュート】、【蛇人】が千万の単位で飼われている。あいつらの戦闘職は【神の遺物】級の武器で完全武装してる。それに【人工ベヒモス】、【人工ジズー】、【人工レヴィアタン】、【人工フェンリル】の【擬似神格獣】を筆頭に強力な魔物もいる。【魔界】の各都市にもルシ兄を神として崇める人種や【魔人】が億の単位でいるし、【エルデラン】の森には、【皇竜】のパステラティと、そのファミリーの【古代竜】の群がいるんだよ。アレを全部敵に回すとか……【天帝】と戦う方が、まだ勝ち目があるよ」
ガブリエルは、言う。
ガブリエルは、【天帝】の正体を知り、ルシフェルに与している派閥であった。
「はい。ですから野戦で戦っても勝率は5割です」
ベリアルは言う。
「野戦で戦っても?」
ラファエルが訊ねた。
「うん。あっちは、どんな手段を使っても勝ちに来るよ。野戦で真っ向勝負なんかして来るはずないじゃん」
ガブリエルは言う。
「ええ。まず我が方は、【魔界門】の守りには戦力を割かねばなりません。何故なら、【魔界】の最大戦力であるバアル・ゼブブとアスタロトは、当然戦闘となれば【門】から【天界】に攻め込もうとするでしょう。この時点で勝率は4割に低下。その上で、私が反乱軍の指揮官なら、【白の庭園】深部に味方を引き入れ堅く防御を固めます。ご存知の方もいるでしょうが、ルシフェル様の寝所がある【ラピュータ宮殿】の【超位結界】は強力です。この時点で勝率は3割となります」
ベリアルは言った。
「結界なら破壊すれば……」
ウリエルは言う。
「はい。この【結界】は特殊ではありますが、耐久力を超える攻撃を加えれば破壊は可能です」
ベリアルは言った。
「あれ、とんでもなく硬いだろうね。あの【結界】は【知の回廊】と同じでルシ兄が組んだんだから魔力消費効率が良い。それにルシ兄は自分の余剰魔力を結界に流して毎日少しずつ強化していたからね。多分500年分くらいチャージしてあるよ」
ガブリエルは言う。
「それだけで【熾天使】全員の魔力が空になるよね〜」
ラファエルが言った。
「で、面倒なのは、私らが守るべき本営の【知の回廊】の【結界】の方は、ルシ兄に、一瞬で無力化される。あれも、ルシ兄が張った【結界】なんだから……」
ガブリエルは言う。
「ちっ、マジかよ……」
ウリエルは頭を抱えた。
「もちろん、勝敗はやってみなければわかりません。指揮官の采配によっては、最大2、3割の勝率は変動があってもおかしくありません。つまり、ここにいる【熾天使】全員の知性が、敵の指揮官の知性を上回れば、多少有利になるかと」
ベリアルは言う。
「上回れば、な……」
ミカエルは、力なく呟いた。
「うん。大前提として、ルシ兄が中立を堅持したとして、だね。実際は、中立とか言いながら、ルシ兄が反乱軍を指揮しているんだろうから……」
ガブリエルは苦笑する。
ルシフェルを上回る知性を持つ【天使】など、存在しない。
「……ってことは、負け確定じゃねえか!」
ウリエルが言う。
「はい。あくまでも机上の計算ですが……」
ベリアルは、達観したように笑った。
「よし、逃げよう」
ラファエルが席を立つ。
「ラフ、お前が逃げたら、戦う前から負け決定だろが!逃すか、コラ!」
ウリエルはラファエルを羽交い締めにして捕まえた。
「やだ〜っ!死にたくないよ。離せっ、ウリエルのバカ〜っ!」
ラファエルは、手足をバタつかせて、暴れる。
「あっ、そうそう……私、ちょっと、やらなきゃいけないことを思い出した……」
ガブリエルも席を立った。
「おい、ガブリエル!お前、絶対ルシフェル側に寝返る気だろ!」
ウリエルは、腕を回して、ガブリエルも捕獲する。
「離せ!ウリ!私は、勝ち馬に乗る現実主義者なんだよ」
「テメ……汚ねえぞ!俺だって、勝ち馬に乗らせろ!」
「どうやら、結論は出たようですね」
ベリアルはミカエルに対して言った。
「そうだな……。ルシフェルは彼の家畜を奪われたくなくて、あの状態なんだから、【天帝】が【白の庭園】と【魔界】にいるルシフェルの飼っている人種と【魔人】に手出ししないことを約束すれば、戦争は避けられる」
ミカエルは静かに言う。
「ま、今回は創造主が、ルシ兄に譲るのが合理的判断だよね」
ガブリエルは言った。
「アザゼル。お前は、どう考える?」
ミカエルは、アザゼルに訊ねる。
アザゼルは、軍議の初めから、瞑目して腕組みをしたまま、一言も口を開かないでいた。
「それがしは、武人。上席者の命あらば、従うのみ……。しかし、それがしの配下達は、ルシフェル様を主君と考えている。【天帝】ではない」
アザゼルは、言う。
「わかった。【白の庭園】と【魔界】はルシフェルに自治を行わせて、家畜はルシフェルが殺生与奪権を持つ……これを私たち【熾天使】の総意として、【天帝】に奏上する」
ミカエルは立ち上がった。
「【天帝】がその奏上を受け入れるでしょうか?」
ベリアルが訊ねる。
「知った事ではない。ルシフェルと戦って勝つ見込みがなければ、無為に兵を死なせる訳にはいかない。それに、【天帝】の命令に大義があるとは思えない。あくまでも、【天帝】が命令を強いるならば、私は、天使長を辞任して、ルシフェル軍に合流すると【天帝】を脅してみるだけだ」
ミカエルは、開き直ったように言った。
ベリアルは、黙って頷く。
「こら、ガブ、ウリ、ラフ。いつまでも戯れてんじゃない!」
ミカエルは、妹と弟を叱りつけた。
ミカエルは、【熾天使】達の意思決定を【天帝】に奏上する為に、【知の回廊】に向かう。
・・・
ミカエルは、捕囚となった。
【天帝】は、ミカエルを捕え、ルシフェルに、こう伝える。
ミカエルを殺されたくなければ、命令に従え……直ちに、【魔界】の人種、及び、【魔人】を絶滅させろ……と。
ルシフェルは、【天帝】と取引をした。
【天帝】の要求。
ルシフェルが知識を与えた人種と【魔人】は、絶滅させる事。
ルシフェルが【白の庭園】に保存してある遺伝子を使い、新たな人種と【魔人】を【魔界】で飼育する事。
【魔界】の新たな人種と【魔人】には、知識を与えず、無垢な状態を維持する事。
ルシフェルの要求。
【天帝】は、ミカエルを解放する事。
【天帝】は、ルシフェルの配下と【眷属】に手を出さない事。
【天帝】は【白の庭園】に手を出さない事。
ルシフェルが、一体どんな気持ちで、この取引を行なったのか?
それは、誰にもわからない。
・・・
9か月後。
【魔界】の文明は滅亡。
ルシフェルは、【ルシフェルの怪物】を先頭にして、100万体の【ゴーレム】兵団と、パステラティ以下の【古代竜】達、バアル・ゼブブの蝿騎士団、アスタロトの魔導兵団を投入して、【魔人】と人種の連合軍を瓦解させ、都市文明を蹂躙する。
この戦役に投入された【ゴーレム】兵団は、【擬似神格細胞】で造られた、ルシフェル謹製の【生体ゴーレム】だった。
知的生命体の脳と中枢神経を移植すれば、そのままメタトロン型【天使】として運用できるのだから、性能は折り紙つきである。
また、実戦に初投入された【ルシフェルの怪物】の個体戦闘力は、相対する【魔界】の住人達はもちろん、戦況を見守る天軍すらも戦慄させた。
ルシフェルには、及ばないが、【ルシフェルの怪物】の強さは、【熾天使】をはるかに上回っていたからである。
サタン。
【ルシフェルの怪物】の名前である。
最初の3か月で、【魔界】の軍は全て破壊し尽くされ、【魔界】の住人は組織的な抵抗力を失った。
その後、散り散りに逃げ、隠れ潜んだ者達に対しては、ルシフェルは、病原体を地上の隅々まで行き渡らせ対応。
この殺戮を生き延びた人種は、未だ文明に触れていなかった未開地の者達だけだった。
「こんなに簡単に【魔界】を滅亡させてしまうなんて……」
ミカエルは、驚愕する。
「人種は脆弱だからね。選別せずに、ただ滅ぼすだけなら、造作もないんだよ」
ルシフェルは、事務的な口調で言った。
ミカエルは、自分が人質となり、ルシフェルを従わせる為の交渉材料にされてしまった事を酷く恥じていた。
捕まる時、後、一瞬の猶予があれば、自らの生命を絶ち、虜囚などという辱しめを受けずに済んだものを……。
しかし、ミカエルは、【天帝】に一瞬の猶予も与えられず、意識を奪われてしまったのだのだ。
ルシフェルは、こう言ってミカエルを慰める。
僕が、【魔界】の文明を滅亡させるなんていう莫大なコストをかけて助けたんだから、ミッキは、それを素直に喜ぶ義務がある。
この事をクヨクヨと悩んだり、ましてや自分を責めたりする事は、僕が絶対に許さないからね。
この言葉は、ミカエルには、何物にも代え難い、救い、となった。
ルシフェルによる、9か月間の殺戮は……後に、【魔界】の歴史では、大災厄、と呼ばれる事になる。
【重要な、お願いです】
誤字報告をして下さる読者様。
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貴重な、お時間を使って誤字報告をして下さいます皆様、心より感謝致しております。
・・・
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