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第184話。グレモリー・グリモワールの日常…47…偽装朝貢。

名前…ピオ

種族…【ハイ・ヒューマン】

性別…男性

年齢…225歳

職種…【賢者(ワイズマン)

魔法…多数

特性…多数

レベル…66


世界銀行ギルド副頭取。

何故かグレモリーに心酔し、彼女の参謀のような役割をしている。

 9月30日。


 早朝。


「おはようございます、グレモリー様」

 フェリシアとレイニールが私を起こしに来た。


「おはよう、グレモリーちゃん」


 何故か、ディーテも一緒。


「おはよう」

 私は、ベッドから起き出して【漆黒のトンガリ帽子】を被り、【魔女のトンガリ靴】を履く。


 私達は、見回りに出発した。


 編隊飛行。

 キブリが飛んで来てランデブーする。

 キブリは……周辺に異常はない……と報告。

 やっぱり、湖の対岸をウロついていた連中は、ディーテがやっつけた【ウトピーア法皇国】のスパイ達で間違いないらしい。


「ねえ、グレモリーちゃん。フェリシアちゃんとレイニールちゃんの【魔法のホウキ(ブルーム・スティック)】……グレモリーちゃんが作ったんですって?」

 ディーテが言った。


「そだよ。正確には【魔法のホウキ(ブルーム・スティック)・レプリカ】だけれどね」


 私の、オリジナル【魔法のホウキ(ブルーム・スティック)】は、【神の遺物(アーティファクト)】で、レプリカの方とは、性能に隔絶した差がある。


「ねえ、私も欲しいんだけれど。作って」

 ディーテがオネダリした。


 ディーテは、【飛行(フライ)】を使用して高速で飛べる。

 でも、【魔法のホウキ(ブルーム・スティック)・レプリカ】があれば魔力を温存出来るだろう。

 ディーテの魔力総量は、私には及ばないけれど、それでも強大だから、温存したところで、大して変わらないかもしれない。

 とはいえ、1%でも魔力が残っている状況と、魔力が枯渇した状況とでは、天地の開きがある。

【エルフ】の生身の肉体は【(ヒューマン)】より虚弱だ。

 魔力が枯渇した【エルフ】は、【ゴブリン】にも負ける。

【エルフ】は、魔力を身体に(まと)う事で、森の木々を縦横無尽に跳び回る身体能力を発揮出来るのだ。

 わずかでも魔力の温存に繋がるアイテムならば、所持していて困る訳ではない。


「良いよ。なら、後で材料を森に探しに行くから、ちょっと待ってね」


「材料って、何がいるの?」


「魔力溜まりに生えた、魔力が馴染んだ木材だよ。あと、レプリカは【高位】以上の【魔法石】もいる。【高位魔法石】はストックが少しあるから大丈夫だけれど」


「グレモリーちゃんのには、【魔法石】は、付いていないのね?」


「【神の遺物(アーティファクト)】の【魔法のホウキ(ブルーム・スティック)】は、素材が【世界樹(ユグドラシル)】の枝だから、魔力効率的に【魔法石】はいらないんだよ」


「【世界樹(ユグドラシル)】の枝ならあるけれど?」

 ディーテは、手首にはめた【宝物庫(トレジャー・ハウス)】から、ヒョイッ、と一本の棒を取り出した。


「あるんだ?」


「【世界樹(ユグドラシル)】の管理がエクセルシオール家の家業だからね。剪定(せんてい)した時に、少しくすねて……もらっておいた枝が大量にあるのよ」


 くすねて、って言ったな。

【エルフヘイム】の皆さーん、ここに泥棒がいますよ〜。


世界樹(ユグドラシル)】の枝打ちは、冬を前に行われる、との事。

 エクセルシオール家総出の大仕事で、毎年、世界中から、一族が帰省して、作業を手伝うらしい。


世界樹(ユグドラシル)】は、成層圏にまで枝を伸ばす超巨木だから、まともな庭師じゃあ、とてもじゃないけれど枝打ちなんか出来ない。


 まず、当然ながら飛べなければいけない。

 次に、空気が薄くて寒い成層圏で作業をしても死なない事が必須。

 さらに、極めて頑丈な【世界樹(ユグドラシル)】の枝を切り落とせなければいけない。

 そして、万が一にも枯らしたりしないように【世界樹(ユグドラシル)】の性質を十分に熟知している必要がある。


 これらの条件を満たす者達が、エクセルシオール家。


 遺伝的に強大な魔力を持ち、【世界樹(ユグドラシル)】の性質を知り尽くしたエクセルシオール家の【エルフ】達が、毎年、大量の人員を投入して人海戦術で枝打ちを行うのだ。


世界樹(ユグドラシル)】は常緑樹だから、落葉したりはしないけれど、樹勢を保つ為には、毎年、多少の剪定(せんてい)が必要なのだ、とか。


 市場に出回る【世界樹(ユグドラシル)】の枝は、この時に剪定(せんてい)された物で、これが莫大な富を【エルフヘイム】にもたらす。


世界樹(ユグドラシル)】の枝は、【魔法使い(マジック・キャスター)】垂涎の最高の魔法触媒だからね。

 そして、【世界樹(ユグドラシル)】は、馬鹿でかい。

 その剪定(せんてい)された枝の量たるや、トンデモナイ事になる。


【エルフヘイム】の国家予算のかなりのパーセンテージを、【世界樹(ユグドラシル)】の枝、葉、花、実が占めているらしい。

世界樹(ユグドラシル)】は、あらゆる意味で【エルフヘイム】最高の国有資源なのだ。


「【世界樹(ユグドラシル)】の枝、何本か売っておくれ」


「良いわよ。1本100金貨。もちろん【ドラゴニーア金貨】でね」


「安くない?確か、相場なら、その30倍とかはしたはずだけれど」


「産地価格よ」


 あ、そう。


「なら、4本、売っておくれ。フェリシアとレイニールの【魔法のホウキ(ブルーム・スティック)】をパワーアップしてあげたいし、2人に【魔法杖】も作ってあげたいしね」


「それっぽっちで良いの?なんなら100本単位で売ってあげるわよ。グレモリーちゃん、お金持ちじゃない?」


「必要なら、また売ってもらうよ」


 ディーテは、私と、ずっと一緒にいるって話だし、慌てて確保する必要もない。

 いつでも買えるなら、ワザワザ収納容量を圧迫するのは、お馬鹿のやる事だ。

 ま、収集癖がある私は、時々、その、お馬鹿をやらかして後悔する事もあるけれどね。


「あの子達の年齢で、【杖】を持たせて大丈夫かしら?フェリシアちゃんの方はまだしも、レイニールちゃんは、まだ若過ぎる気がするわ」


「大丈夫って、何が?」


「【エルフ】の教えだと、若い時から魔法触媒に頼ると、魔力の成長が頭打ちになるって云われているんだけれど?」


「あ、それ迷信だから。そんな設定ないよ」


「えっ!そうなの?【エルフ】は、たぶん1万年や、そこいらは、その教えを守っているわよ」


「魔法触媒を使用する年齢と魔力の成長に因果関係はないね。ていうか、基本的に魔法触媒を使う事でのデメリットはないよ。これは、【知の回廊】に聴いた事だから間違いない」


魔法使い(マジック・キャスター)】は、【高位】までは、【魔法杖】や【指輪】や【魔法石】……などの魔法触媒を使用する事で、魔力効率を高めたり、魔法の出力を増幅したり出来る。

 ただし【超位】になると、魔法触媒を使っても使わなくても、魔法効率も魔法出力も変わらなくなる……いや、質の悪い魔法触媒を使うと逆に魔力効率が悪くなる事すらあるのだ。

 つまり、【超位】覚醒した【魔法使い(マジック・キャスター)】にとっては、自分の肉体自体が最高の魔法触媒となる。

 なので、私もディーテも、基本的に魔法触媒は使わない。


 例外的に【魔法のホウキ(ブルーム・スティック)】などの【魔道具】や魔力タンクの働きを兼ねていたり、【効果付与(エンチャント)】された魔法を発動させるキーとしての魔法触媒は持ち歩く場合がある。


「そうなんだ〜。【ユグドラシル連邦】の教育カリキュラムを見直すように、後で、娘に伝えとくわ……」


 ディーテの娘さんは、当代の【エルフヘイム】の【大祭司(グランド・ドルイダス)】。

【ユグドラシル連邦】で一番偉い人種だ。


 ・・・


 見回りを終えて、フェリシアとレイニールの魔法の朝練。


地竜(アース・ドラゴン)】トラップから、【パイア】を複数逃して、フェリシアとレイニールに狩らせる。


 ん?


 私は、【魔法のホウキ(ブルーム・スティック)】をかっ飛ばして、森へ向かった。


 バキバキバキ……。


 森の樹木を、なぎ倒して、【地竜(アース・ドラゴン)】が現れた。


「【重力(グラビティ・)崩壊(コラップス)】」


 ズガーーンッ!


 一撃必殺。

 はい、お疲れ様。


 私は、【地竜(アース・ドラゴン)】を【宝物庫(トレジャー・ハウス)】に回収した。


 フェリシアとレイニールがいる場所に戻る。

 フェリシアとレイニールは、【パイア】を仕留めていた。


「良く気付いたわね。英雄(ユーザー)が索敵が得意なのは、知っているけれど、グレモリーちゃん、昔よりサーチ範囲が広がったんじゃない?」


「うん。私、運営から追加贈物(ギフト)をもらって、パワーアップしたから」


「え?まだ強くなるの?」

 ディーテは、呆れたような声を出す。


「なんか、そうみたい。【超位気象魔法】も覚えたよ」


「え〜、私が唯一、グレモリーちゃんに勝てる魔法系統だったのに〜」


「ま、私は、超絶最高な魔法の天才だからね」


 私は、フェリシアとレイニールが仕留めた【パイア】を【宝物庫(トレジャー・ハウス)】に回収。


 私達は、手分けして、複数の【パイア】を追い込み、【地竜(アース・ドラゴン)】トラップに補充してから、皆で村に戻った。


 途中、商業区のホテルから、豪華な馬車が行政区の方に向かって行くのが見える。

 マクシミリアン達だろう。

 きっと船に馬車を積んで運んで来たのだ。


 まったく、たかが数kmくらい、自分の足で歩きゃ良いのに……。


 ・・・


 私達は、キブリ警備隊に餌やりをする。


「そう言えば、【エルフヘイム】で実験的に【調伏(テイム)】した魔物を、野良の魔物のボスにさせて、グレモリーちゃんのキブリ警備隊みたいに一大勢力を築けないか、っていう取り組みが始まる事になったわ。とりあえず、【翼竜(ワイバーン)】と【ホワイト・ファング】あたりで試してみるつもり」


「【エルフ】の騎獣って、【グリフォン】じゃなかったっけ?」


「【グリフォン】が一番数が多いけれど、他も色々と飼っているわよ」


「【グリフォン】で試せば良いのに。【翼竜(ワイバーン)】より強力なんだから」


「だって、【グリフォン】は群を作らないじゃない?集団を従える習性がないと意味がないから」


「キブリ警備隊の【竜魚(ドレイク・フィッシュ)】は、群れないよ。キブリが勝手に従えてるだけだから」


「えっ?そうなの?」


「うん。キブリに村を守れって命令しておいたら、村に近付く野良の【竜魚(ドレイク・フィッシュ)】をやっつけて、勝手に手下にしちゃったんだよ」


「そうなの?なら、【グリフォン】でも試すように、娘に伝えておくわ」


 ・・・


 朝ご飯会議。


 今日は特別にマクシミリアン達にも会議への参加を許可する事となった。

 でも、まずは【サンタ・グレモリア】の諸々の懸案を決めて行く。


【サンタ・グレモリア】が優先なのは当たり前。

 マクシミリアンは、大人しく待っていな。


 会議で村の施策が決められて行く途中に、私がフェリシアやレイニールと雑談を挟んだりするのを見て、マクシミリアン陣営の面々は、何だか面白くない様子。


 王を待たせておいて、くだらない私語で時間を浪費しやがって、とでも言いたげな表情。


 は?

 私には、フェリシアとレイニールとの家族の会話の方が大切で、【ブリリア王国】の危機なんぞ二の次なんですけれど?


 文句があるなら、ハッキリ言ってみろ。

 もはや、私は、いつでも【シエーロ】に帰れる。

【サンタ・グレモリア】さえ守れれば、オマイ達の為に戦ってやる義理はないんだが?


 私は、顎をしゃくって、マクシミリアンに対して……オマイの部下が私に文句があるみたいだぞ……と教えてあげた。

 マクシミリアンは、大臣達に目で合図して、不服そうな態度を改めさせる。


 ふん、私の振る舞いを、自分達の一方的な価値観に当てはめて、腹を立てるだなんて百年早いわ。

 最低でもディーテくらいの強者か、さもなければ、ピオさんみたいな頭脳がなけりゃ、私に意見なんかさせない。


 デザートが出る段になってようやく、【ブリリア王国】と【ウトピーア法皇国】の戦争問題を話し合う。


「なんとか、1週間、時間を稼げたと思います」

 マクシミリアンは言った。


「それは確か?」


「100%ではありません。しかし、ある程度は有効な策かと……」


「何をしたの?」


「はい。【ウトピーア法皇国】の属国になりたい、と、法皇に直接伝えました。【ウトピーア法皇国】から、法皇の勅使が【アヴァロン】に遣わされるとの事でございます。それが、1週間後。事務折衝の後、私が【トゥーレ】に朝貢し、【ウトピーア法皇国】の法皇に臣下の礼を執り、公式文書に調印する、という事になりました。損害なく、【ブリリア王国】を切り取れるチャンスなのですから、これは、相手も考慮するべき事案だと思えます」


 マクシミリアンの話に、リーンハルトと、【ブリリア王国】側の国軍司令官は、苦虫を噛み潰したような顔をする。

 自分達の主君である王が、例え敵を欺くための芝居であるにせよ、属国になりたい、などと申し出る事に忸怩(じくじ)たる思いがあるのだろう。


 ま、私の知ったこっちゃない。


 マクシミリアンは、中々、思い切った事をした。

 目的を達成する為に、くだらないプライドをかなぐり捨てたんだね。

 良い傾向だよ。


「ピオさん、どう思う」


「はい。1週間の時間を稼ぐという目的から言って、最善策かと……」


「どのくらい成功する確率がある?」


「9割、と見ます」


「あ、そう。なら、その策を採用」


 こうして、【ブリリア王国】は、偽装朝貢によって【ウトピーア法皇国】を騙し、1週間の時を稼ぐ事に決まった。


 ・・・


 朝食後。


 一悶着。


 実は、マクシミリアンが【ウトピーア法皇国】への朝貢を申し出た際、【ウトピーア法皇国】側から、一つの命令があった。


【ウトピーア法皇国】の兵士を返せ、という物。


 例のスパイ達の事だ。


【ウトピーア法皇国】……どこまで厚顔無恥なのか……。

 例のスパイは、ギルド・カードを始め、身元がわかる物は何も持っていなかった。

 当然だよね。

 何故なら、他国に浸入して諜報活動をするのは、違法行為だからだ。

 もしも、スパイが逮捕されれば外交問題となる。

 なので、【ウトピーア法皇国】は、魔法迷彩などをして、それを隠していたのだから。


 そして、本来なら、仮に敵国内で自国のスパイが逮捕されても、【ウトピーア法皇国】は、しらばっくれる。


 そのスパイは【ウトピーア法皇国】の者達ではない。

 いやいや、【ウトピーア法皇国】の装備品を身に付けていたから。

 そんな物、偽装したに決まっている。


 という具合に。


 にも関わらず、スパイを返せ、と堂々と言って来た。

 舐めきっている。


 でも、これは、朗報だ。

 つまり、スパイを返せ、などと公然と要求するという事は、マクシミリアンの偽装朝貢を信じた可能性が高いと推定出来る。


 でなければ、国際的に非難される可能性が高い、スパイを送り込む行為を認めるようなリスクを、ワザワザ冒すメリットはない。


 マクシミリアンは……【イースタリア】近郊で、所属不明の諜報員と思われる一団と交戦し、2人を捕らえ、残りは抵抗の姿勢を見せた為に、止むを得ず殺傷した……と返答したのだ、とか。


 ディーテやピオさんは、マクシミリアンの咄嗟の機転を褒めていた。

 ディーテ達が【ウトピーア法皇国】のスパイをやっつけた事は【ウトピーア法皇国】には知られていない。

 本国に通信する間もなく、ディーテに瞬殺されたからだ。

 それはスパイの生き残りであるナディアへの聴取でわかっている。


 ディーテが【ブリリア王国】側に付いている事を相手が知らないのなら、ワザワザ、自分達の強力な戦力を敵国に教えてやる必要もない。

 そういう意味でマクシミリアンの【ウトピーア法皇国】に対する返答は、100点だった。


 ならば、一悶着とは?


 ナディアが、私の元から離れるのを嫌がった。


 私に【眷属化】されたナディアは、私に絶対の忠誠を誓っている。

 私の命令に従い、私の為に死ぬ事が【眷属】の喜びなのだ。


 ナディアは、【ウトピーア法皇国】に返される事を頑なに拒んでいる。


 うーむ、どうしよう。


 選択肢は3つ。


 1……ナディアの【眷属化】を解いて【ウトピーア法皇国】に送還する。

 2……ナディアを【眷属】としたまま【ウトピーア法皇国】に送還する。

 3……ナディアを返さない。


 1は、論外だ【眷属化】を解いて返せば、ナディアは、【サンタ・グレモリア】の情報を【ウトピーア法皇国】で喋る。

 敵に情報を与えるのは、愚の骨頂。


 3も、問題だ。

【ウトピーア法皇国】から返せと言われて返さなければ、マクシミリアンの朝貢の真意が疑われる。

 敵側にピオさんクラスの知恵者がいれば、時間稼ぎ、の意図がバルるかもしれない。


 つまり、私達の取り得る選択肢は2だ。


 でも、ナディアがグズグズ言う。

 理由は、私から離れて、パスが繋がらなくなるのが嫌みたいだ。

 もしかしたら、2度と私に会えなくなる可能性もあり得る。

 私の【眷属】たるナディアにとって、それは、生きる意味を失う事に等しいのだから。


 さてと、どうしたモノやら……。

お読み頂き、ありがとうございます。


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