第1149話。【ザナドゥ】の意図。
本日2話目の投稿です。
ノヒト・ナカ執務室。
「残り2つの報告をお願いします」
私はミネルヴァに促しました。
「両方ともゲームマスター本部として介入の必要性が低い人種による国際紛争に関する事柄です。緊急性が高いモノから報告します。つい先程イースト大陸北方国家【ザナドゥ】は、同大陸北東領域の【ゴブリン自治領】に対して侵攻を開始しました。【ザナドゥ】侵攻軍は30万人規模です。もう1つの報告は、【ザナドゥ】は【ゴブリン自治領】への侵攻と同じタイミングで、南方に国境を接する同盟国【アガルータ】に対して100万人規模の増派を行いました。こちらは侵攻ではなく【アガルータ】への援軍という名目です。【ザナドゥ】は以前から同盟国【アガルータ】に100万人規模の軍隊を駐留させていたので、【ザナドゥ】から【アガルータ】に派遣された軍隊は都合200万人規模となりました」
「【ザナドゥ】の意図はわかりますか?」
「現時点では【ザナドゥ】の明確な意図は不明ですが、幾つかの可能性は推定出来ます。【ザナドゥ】による【ゴブリン自治領】と【アガルータ】に対する2つの軍事行動は相互にリンクしていると見るべきでしょう。【ザナドゥ】が【ゴブリン自治領】に侵攻した意図は、【ザナドゥ】が同盟国【アガルータ】に援軍を増派した事によって【ザナドゥ】の【ゴブリン自治領】側の国境防衛が手薄になるので、この機に政情が不穏な【ゴブリン自治領】を速やかに征服・支配して後顧の憂を断つ狙いがあると思われます。また同時に【ザナドゥ】は……自軍が【ゴブリン自治領】に侵攻すれば現地の【ゴブリン】達は簡単に降伏する……との甘い見積もりをしているので、降伏した【ゴブリン】達を強制的に徴兵して、そのまま自軍兵力として流用出来るという思惑もあるのかもしれません」
「合計200万人規模で外国に派兵すれば、自国の防衛戦力が足りなくなる……という事は想像が容易ですが……【ゴブリン自治領】を征服して【ゴブリン】を徴兵し、後顧の憂を断つ……という事は、つまりミネルヴァは……【ザナドゥ】は兵力の増強が必要となる。つまり、【アガルータ】と【ザナドゥ】は戦争を起こす意図がある……と考えているのですか?」
「可能性は低いですが、蓋然性としては有り得ます。ただし、【ゴブリン自治領】からの徴兵による兵力増強は【ザナドゥ】の第一優先でなく、もしもの場合の保険という程度の認識でしょう。あくまでも【ザナドゥ】の目的は【アガルータ】への派兵で、【ゴブリン自治領】への侵攻は手薄になる国境を【ゴブリン自治領】に脅かされない為の予防的措置だと推定します」
「良くわかりませんね。【ゴブリン自治領】は、国境を接する【タカマガハラ皇国】と【アガルータ】と【ザナドゥ】が3か国の境界に相互不可侵の空白地帯を設けて緩衝地帯にした後に、諸外国の【ゴブリン】達が勝手に移住して国家を僭称しているのだと聴いています。であるなら、【ザナドゥ】が緩衝地帯の【ゴブリン自治領】に侵攻して占領してしまえば、【ザナドゥ】は【タカマガハラ皇国】と直接国境を接する事になり、却って軍事的な緊張が高まってしまいます」
「そうです。しかし、【ザナドゥ】は【タカマガハラ皇国】との間に起きる軍事的緊張は、今後の戦略において、どちらにしろ避けられないと考えているのではないかと推定します」
「ミネルヴァは、【ザナドゥ】は【タカマガハラ皇国】と戦争をする気だと考えているのですか?」
私には、ミネルヴァの説明が……【ザナドゥ】は【タカマガハラ皇国】と、どうせ戦うつもりだから、軍事的緊張が高まっても今更だ……というふうに聞こえます。
「戦争までは意図していない筈です。【ザナドゥ】による【ゴブリン自治領】への侵攻の意図を読み解くには、【ザナドゥ】と【タカマガハラ皇国】の2国間の問題ではなく、多国間の関係性で見る必要があります」
「では、続きを聴きましょう」
「今回の【ザナドゥ】の行動意図を推定する為に、時系列を遡って前段階から順を追って説明します。【ザナドゥ】や【アガルータ】など神権連合諸国は奴隷性を肯定しています。以前【アガルータ】の武装奴隷商が、南方に国境を接する【イスタール帝国】に侵入し、【イスタール帝国】国民を拉致して奴隷として売買するという事件が発生しました。当然被害に遭った【イスタール帝国】は外交ルートを通じて【アガルータ】に対し犯罪である拉致と国際法違反の人身売買に厳しく抗議し、拉致された自国民の即時返還と【アガルータ】の奴隷商の逮捕及び身柄の引き渡しを要求しました。しかし、【アガルータ】は……民間事業者である奴隷商が【イスタール帝国】で行った商業活動は、政府として責任はない……と返答し、【イスタール帝国】からの抗議と要求を黙殺しました。【イスタール帝国】皇帝ラーラ・グレモリー・イスタールは激怒し……【アガルータ】が【世界の理】と国際法に反する奴隷商を匿っている……と糾弾し、【アガルータ】に宣戦布告をした上で自ら軍を率いて親征を行いました。【イスタール帝国】軍は圧倒的な武力で、【アガルータ】国境守備隊を一方的に殲滅し、余勢を駆って【アガルータ】国内深くに進撃して不法に連れ去られた自国民を救出・奪還し、奴隷商とその関係者を逮捕・連行し国境まで軍を退きました。奴隷商は【イスタール帝国】で裁判を受け既に処刑されています。【アガルータ】は【イスタール帝国】による一連の軍事行動と奴隷商の処刑を非難しましたが、言うまでもなく【世界の理】と国際法に照らして悪いのは【アガルータ】の側です。現在、両国は国境を挟んで睨み合っていますが、紛争状態は現時点でも継続していて両国の国交は断絶しています。【アガルータ】は【ザナドゥ】と軍事同盟を締結していますので、【ザナドゥ】は同盟国【アガルータ】の国境守備隊が【イスタール帝国】によって殲滅された補填として、100万人の援軍を派兵しました。対する【イスタール帝国】は自由同盟諸国のメンバーですので、自由同盟諸国の盟主である【ドラゴニーア】は【イスタール帝国】を支援する目的でイースト大陸に艦隊を派遣しました。その艦隊に対抗する為に今回【ザナドゥ】から【アガルータ】に100万人の追加増派が行われました」
「つまり【ザナドゥ】の軍事行動の目的は、対【タカマガハラ皇国】ではなく、あくまでも対【イスタール帝国】だという事ですね?」
「はい」
「なるほど。理解しました」
「マイ・マスター。質問をしても宜しいですか?」
トリニティが訊ねました。
「何ですか?」
「【ザナドゥ】が【ゴブリン自治領】に侵攻して支配してしまった場合、【ザナドゥ】は【タカマガハラ皇国】と直接国境を接する事になり、緩衝地帯が消滅して【ザナドゥ】と【タカマガハラ皇国】との軍事的緊張が高まってしまう……という事の説明として、今のミネルヴァ様の推定では、私には理解が難しいのですが?」
「【アガルータ】は【ザナドゥ】と神権連合陣営として軍事同盟を結んでいます。そして【イスタール帝国】も【タカマガハラ皇国】と自由同盟陣営の味方同士です。つまり、【アガルータ】と【イスタール帝国】の2国間紛争には、それぞれの同盟国であるイースト大陸の【ザナドゥ】と【タカマガハラ皇国】、更には他大陸の神権連合諸国と自由同盟諸国が、どちらにしろ介入します。従って、【タカマガハラ皇国】と【アガルータ】と【ザナドゥ】の3か国の境界にある【ゴブリン自治領】は緩衝地帯の意味が形骸無実化して薄れます。ならば【ザナドゥ】としては、機先を制して【ゴブリン自治領】に侵攻して支配し、あわよくば【ゴブリン自治領】の領民を徴募して自陣営の戦力を増強した方が得だと考えた……という、ミネルヴァの推定に繋がります」
「あのう……私の拙い推測では、その【ザナドゥ】の判断は悪手だと思えるのですが?」
「私もそう思います。悪手どころか、最悪の部類の行動選択でしょう。しかし、現状【アガルータ】と【ザナドゥ】は追い詰められています。追い詰められた者の心理になって少し想像力を働かせてみれば、彼らが何を考えているのかは、ある程度読み取れますよ」
「非才の私には良くわかりません。詳しくご教示頂けますでしょうか?」
「私の想像がミネルヴァと完全に同じなのかはわかりませんが、私なりに理解した事を話します。【イスタール帝国】は自国民を【アガルータ】の奴隷商に拉致された事件に端を発して、【アガルータ】と紛争状態にあります。この紛争が両国の全面戦争に発展すれば、【アガルータ】の同盟国【ザナドゥ】と【イスタール帝国】の同盟国【タカマガハラ皇国】、更には神権連合諸国と自由同盟諸国が介入します。ここまでは良いですね?」
「はい」
「しかし、ミネルヴァは……この紛争が神権連合諸国と自由同盟諸国との全面戦争に発展する可能性は低い……と推定しています。ミネルヴァ、そう考えて差し支えありませんね?」
「はい。少なくとも【アガルータ】と【ザナドゥ】にとって、【イスタール帝国】に攻め込んで【タカマガハラ皇国】などの自由同盟諸国に介入されるリスクを負う選択は、トリニティが気付いたように悪手です。それを【アガルータ】と【ザナドゥ】も十分に理解しているでしょう。自由同盟は、現在の神権連合に対して軍事的に圧倒的優位です。全面戦争になれば神権連合側は滅亡が確実で、【アガルータ】と【ザナドゥ】には全面戦争をするメリットが全くありません」
ミネルヴァは説明します。
「ならば何故【ザナドゥ】は、【ゴブリン自治領】に侵攻し、【アガルータ】に援軍を増派したのですか?行動が矛盾しているように思えます」
トリニティが疑義を呈しました。
「【ザナドゥ】が【ゴブリン自治領】に侵攻し、同時に【アガルータ】に援軍を増派した意図は戦争ではなく、交渉をしたいからです。外交戦術として……全面戦争を避ける為に、敢えて意図的に軍事的緊張を高める……という手法はあるのですよ。このチキン・レースは一見矛盾しているように思えますが、相手が民主主義国であれば実際に一定の効果がある事も事実なのです」
「チキン・レースですか?」
トリニティは首を捻ります。
「ミネルヴァのサーベイランスによると、現在の【イスタール帝国】はイースト大陸最強の軍事力を誇る列強です。そして【イスタール帝国】の同盟国【タカマガハラ皇国】はイースト大陸随一の経済大国で軍事的にも【イスタール帝国】に次ぐ強国です。更に【イスタール帝国】と【タカマガハラ皇国】が加盟している自由同盟の盟主である【ドラゴニーア】も現在イースト大陸に強力な艦隊を派遣・駐留させています。【アガルータ】軍は【イスタール帝国】との紛争によるダメージで同盟国【ザナドゥ】から合計200万人もの軍隊を支援してもらわなければならない程に弱っていて、支援している側の【ザナドゥ】も人口が多いので兵数だけは立派ですが、所詮は途上国の人海戦術に過ぎないのです。【アガルータ】と【ザナドゥ】、そして【イスプリカ】や【オフィール】を含めた神権連合陣営は、技術力・産業力も含めた軍事的リソースでは、先進国の【イスタール帝国】と【タカマガハラ皇国】、そして【ドラゴニーア】や【ユグドラシル連邦】なども含めた自由同盟陣営に到底対抗出来ません。仮に【アガルータ】と【ザナドゥ】の連合軍が、【イスタール帝国】と戦端を開けば、【タカマガハラ皇国】と【ドラゴニーア艦隊】は【イスタール帝国】に味方して参戦し、【アガルータ】と【ザナドゥ】を東と南から攻めるでしょう。この時点で既に【アガルータ】と【ザナドゥ】の状況は詰みです。ミネルヴァが説明したように、【アガルータ】と【ザナドゥ】が【イスタール帝国】と全面戦争となれば自由同盟諸国の参戦も誘発して、【アガルータ】と【ザナドゥ】は滅ぶだけなので全くメリットがありません。【ザナドゥ】による派兵はブラフ。つまり単なる脅しです。【アガルータ】と【ザナドゥ】が軍事的緊張を意図的に作り出す目的は……もしも実際に全面戦争となれば自由同盟諸国側も損害を受ける……という危機を煽って民主主義国である自由同盟諸国の世論を厭戦の方向に誘導し、交渉において少しでも自分達に有利な譲歩を引き出す為なのでしょう。ミネルヴァ、私の推定の精度は高いですか?」
「チーフの推定は、私の推定と完全に一致しています」
ミネルヴァは言いました。
あ、そう。
ならば良し。
「しかし、そのブラフを使って、もしも【イスタール帝国】や自由同盟諸国側がチキン・レースから降りなかったら、滅亡するのは【アガルータ】や【ザナドゥ】や神権連合諸国側なのですよね?自分達の滅亡を賭けてギャンブルをするのは極めて愚かな選択だと思いますが?」
トリニティが身も蓋ない疑問を呈します。
「ええ。人とは本質的に愚かな生き物なのですよ。特に集団心理は危険です」
「救い難いですね?」
「その救い難い人を救う目的で、この世界にはゲームマスターとゲームマスター本部が存在しています」
同じように愚かな人間が支配する地球には、ゲームマスターなんかいませんけれどね。
「チーフの推定のように、今後起こり得る最悪の事態は、この【アガルータ】と【ザナドゥ】による愚かなチキン・レースによって、安全保障上の緊張がエスカレートして【イスタール帝国】、【タカマガハラ皇国】、【ドラゴニーア】、【ユグドラシル連邦】など自由同盟諸国と、【アガルータ】と【ザナドゥ】連合に【イスプリカ】や【オフィール】などを加えた神権連合諸国が参戦しての全面戦争、つまり……世界大戦……が勃発する事です。仮に世界大戦が起きた場合、ゲームマスター本部としては如何対応しますか?私は、チーフの考えに従います」
ミネルヴァが言いました。
「地球人的には……世界大戦……という言葉の響きには、戦慄を覚えますね。戦争とは例外なく陰惨で背理的ですから、可能ならば戦争が始まる前に介入して止めさせたいところです。しかし、ゲームマスターは【世界の理】の違反がない限り国家紛争には介入しないのが原則です。ある程度は傍観するしかありません。ただし、無辜の民が戦禍に苦しめられて見ていられなくなったら、原則を曲げて無理矢理にでも介入するつもりです」
「慰めにはならないかもしれませんが、チーフが世界に帰還した時点と現在では世界大戦の意味が大きく変わっています。チーフ帰還以前の世界大戦は9柱の守護竜が互いに敵対して全世界の人種を巻き込んで争われる人種文明の滅亡を意味する世界最終戦争でした。しかし、チーフが世界に帰還してから問題解決した数々の事績によって、現在の世界大戦の意味は全守護竜が互いに敵対するシナリオではなくなり、人種文明を滅亡させるような致命的なモノでもありません。現在の世界大戦は複数の国が参戦する人種による広域戦争という定義になるでしょう」
「私が問題解決した事績?」
「はい。チーフは神権連合の盟主であった【ウトピーア法皇国】を滅ぼし、後継国家の【ウトピーア】は神権連合から脱退しました。神権連合に協力的な立場を標榜していた【ヨトゥンヘイム】もチーフの復活を知り自由同盟側の【ユグドラシル連邦】加入を希望しています。現在、奴隷制を敷き【世界の理】に反している神権連合は著しく勢力が弱体化して、強大な自由同盟には対抗出来ません。また、隙があれば日本サーバー(【地上界】)の情勢に介入する機会を窺っていた【知の回廊の人工知能】が率いる【シエーロ】も、チーフが滅ぼし支配下に収めました。サウス大陸奪還作戦も、【リントヴルム】を正気に戻した事も、チーフが守護竜達の存在を現世に固定し守護竜達が頻繁に顔を合わせて話し合いのテーブルに着く事も、全ては世界大戦の被害を軽減させる事に間接的に寄与しています。今日までチーフが置いて来た布石は、全て世界を守る方向で意味を持っています。既にチーフは十分にゲームマスターとしての職責を果たして来たのですから、人種が起こす愚かな戦争の結果は人種の自己責任。チーフが気に病む必要はありません」
「いいえ。やはり私には世界に対しての責任があります。私は……この世界の調停者の主座……ですから」
「純粋な軍事的合理性に基づけば、実際に自由同盟と神権連合による対立が世界大戦に発展する可能性は限りなく低いでしょう。世界大戦は、あくまでも最悪のシナリオです」
「とはいえ、地球の歴史でも誰も望んでいない筈の世界大戦が済し崩し的に起きてしまった実例がありますからね。人間の集団心理くらい御し難いモノはありません」
「もしも、自由同盟と神権連合による対立のエスカレートによって世界大戦に至るシナリオの前提となる、【ザナドゥ】による【ゴブリン自治領】への侵攻作戦が失敗したら如何でしょうか?」
「それは多少事情が変わって来ますね。おそらく【ザナドゥ】の思惑は吹っ飛び、世界大戦が起こる前段階で行き詰まります。しかし、国家の体裁すら成していない難民キャンプのような弱小の【ゴブリン自治領】に【ザナドゥ】の侵攻を退ける力があるとは思えません」
「それが、そうとも限りません」
「何か方法があるのですか?」
「それは、この後朝食の席でアルフォンシーナ・ロマリアに説明させた方が話が早いと思います」
「アルフォンシーナさんにですか?」
「はい。現在アルフォンシーナ・ロマリアは、【ザナドゥ】による【ゴブリン自治領】への侵攻を撃退する為に、以前から準備していた謀略を開始しています」
「謀略?良くわかりませんが……丸っと飲み込みましょう。アルフォンシーナさんに訊ねてみます。それから、ゲームマスター本部としては、【ザナドゥ】による【アガルータ】への援軍派兵も、【ゴブリン自治領】への侵攻も、新たな【世界の理】の違反が発生しない限り、サーベイランスを継続しながら現時点では不介入の方針とします」
「了解です」
とりあえず、ゲームマスター本部の朝礼的な何かしらは、これで終了です。
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