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人である事  作者: QJACK
1/5

その先の向こうへ

その先に道はあった



知らない土地

 

知らない場所で 


僕は歩いた


何も知らないこの町を


道は綺麗に鋪装され 


それと同じく建物までもが


キッチリ並んだこの道を


歩けど歩けどキッチリと 


景色変われど風景変わらず


先が見えるこの道の 


  予想のできるその道の 


   決まっているかのようなあの道を


そんな道を僕はひたすら歩いている 


止まる事はなかった 休むこともなかった



何故なら道が見えるから 



何故なら先が見えるから




何故なら終わりが見えぬから




だから僕は歩いた



きっとある終わりに向かって


お腹が減ろうが


足が痛もうが


息を切らそうとも


当てもなく


ただただ歩く


終わりに向かって


真っ直ぐと

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