少年の旅路
少年:クランク・フェバード
母:ユリア・フェバード
父:グルドリア・フェバード
猫耳少女:ミィナ・リルス
肩羽少女:???
無心臓少女:ユクド・ギア
マダラカルト、アザレア、
これは、魔法にかけられた少女が、
助けを求めて、旅をする少年と出会いと別れを繰り返す物語
そして、その旅を心に任せ、風の向くまま、僕の好きなほうへ、
君の行きたい所へと、旅をする、そして地図の終わりを確かめに行くために
僕はグルダム村に住む、クランク・フェバード
茶色い髪に、緑のフード、靴は厚底で、食料は村の余ったものを頂いた、
ヒヒン!と高い声をだし僕を呼ぶ、馬がいた、こいつは、
旅の相棒でもある雌馬のシーナ、よしよしと頭をなでてやると、
喜ぶような顔をする。雌馬なのにとてもたくましくその姿は、
ほかの馬を圧倒していた大きさだった、
ここで少し話は変わるが、
僕の母親は農地で麦を売って、商売をしている、
お父さんは、狩りをしに出かけるし、
特に困ったことはないのだが、この村に住む変な少女に出会った、
その、少女の名前はミィナ・リルス、
きれいな黒髪で腰まで長く伸びている、
汚れた黒い、捨ててあったような洋服を着て、
足は裸足だし、汚れているのにもかかわらず、
泥のあるところへ入ったり、農地を荒らしたり、
いろいろと困っていた、だけど、その少女に出会って
分かったことが、ある、村は、こんなにも迷惑が掛かっているのに、
何故、少女に近づかないのかを、、、
彼女には、猫のような耳が生えていた、ぴくぴく、と動かす姿や、
猫のような動きから、村からはこう呼ばれていた、
猫の化身、猫の化け物、または、猫の妖怪など。あまりいい噂ではなかった、、、
無言で、その少女は、ミィナは、こちらを見つめた、、、、、、、
なに?、と少女はつぶやき、むすっとした顔で、こちらに、泥を投げた
うわぁっ!!?、とっさの判断で避けたが、少しかかってしまった、
君なんなの?こっちは見世物じゃないんだけど、、、
よけい反抗的な態度で彼女は話した、
君ってさ村で噂になっている猫?、、、の化身?、、、だよね、、、って僕は尋ねる、
すると彼女は猫の化身?そう言ってみんな私を仲間外れにするの?
そういってその場を彼女は去ろうとした、、、
そんなことないよ!彼女の後姿に向かって僕は言った