第十五話 領主館の寝所と、初めての夜通し連続絶頂
領主館の最上階、私の私室は広大で、重厚な天蓋付きのベッドが部屋の中央を占めていた。
窓からは月光が差し込み、カーテンの隙間から銀色の光が絨毯に細い線を描く。
部屋の隅に置かれた燭台の炎が揺れ、壁に長い影を投げかけ、甘い蝋の香りが漂っている。
外の夜風は届かず、静寂が重く部屋を満たしていた。
浴場から連れ戻されたエリカは、すでに歩く力すら残っていなかった。
熱い湯の余韻で肌が赤く火照り、首輪の革は湿って黒く光り、首筋の痕が薄く浮かび上がっていた。
両手は背中で縄が解かれていないまま、肩を震わせて私の足元に崩れ落ちた。
私はベッドの縁に腰を下ろし、鎖を短く引いて彼女を引き寄せた。
エリカの顔が私の膝に近づき、熱い息が漏れる。
「今夜は……朝まで、あなたを休ませないわ、エリカ」
エリカの唇が震え、掠れた声が絨毯に落ちた。
「……もう……無理です……アリアナ様……身体が……壊れて……」
「壊れていいわ。……あなたはもう、私のそばで耐え続けるだけの存在なんだから」
私はエリカをベッドに押し倒した。
仰向けに寝かせ、両手を頭上に引き上げて天蓋の柱に縄で固定する。
足は軽く開かせ、足首も柱に縛りつけた。
月光の下で、彼女の姿が静かに浮かび上がる。
「ここで……朝まで、あなたと向き合うわ」
エリカの息が荒くなり、瞳に涙が溜まる。
私はベッドに上がり、彼女の横に腰を下ろした。
銀髪が背中を流れ、月光にきらめく。
「あなたはね、エリカ……元の世界で、私を冤罪で追い詰め、人生を壊した女。今は違うわ。公爵令嬢の前に縛られ、逃げられない。この部屋のように、静かな夜の中で過去の罪を思い出しなさい」
エリカの身体が小さく震え始めた。
瞳が虚ろになり、唇が震える。
私は縄の結び目を指でなぞりながら、静かに告げた。
「言ってみなさい、エリカ。『私はアリアナ様の忠実なメイドです』って」
エリカは首を激しく振った。
涙がぽろぽろと零れる。
「いや……言えない……そんな……」
「言えなかったら……この縄を解かないわよ。朝まで、月光の下で過去のことを思い出し続ける?」
私は静かに見つめ続けた。
燭台の炎が揺れ、影が壁に長く伸びる。
エリカの唇が震え、ついに小さな声が漏れた。
「……わたしは……アリアナ様の……忠実な……メイド……です……」
その瞬間、エリカの肩が落ち、涙がシーツに落ちた。
私はゆっくりと縄を緩め始め、彼女の額に優しく手を置いた。
「いい子ね、エリカ。……少しずつ、あなたの心も、私のものになっていくわ」
月光がベッドを照らし続け、エリカの嗚咽と荒い息遣いが、静かに部屋を満たしていた。
私は彼女の髪を優しく撫で、囁いた。
「これから、毎晩こうして……あなたを私のそばに縛りつけていくわ。朝まで、休ませない。あなたはもう、私から逃げられないのよ」
彼女の心は、まだ「壊れてしまう」と小さく呟いている。
だが、夜通し縛られ、過去の罪を認めさせられた屈辱を――もう、忘れられなくなっていた。
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