ギター購入編
西暦20XX年、某県某市のある家のテレビ前にて。
『放課後◯ィータイムは、いつまでも、いつまでも、放課後です!』
・・・
ふぅ・・・。そうか、ギターだな。
俺は何も考えずに、ギターを得ようと親と交渉を始めようとしていた。
フェンダー・ストラトキャスター。
高校2年生の時に、親に物凄くお願いしてデパートの楽器屋で買ってもらったギター(入門セット)だ。
定価2万1000円ぐらい。
某アニメを見て影響されたのか、当時は楽器屋内でもめちゃめちゃワクワクしたっけなぁ。
最初の1週間は色々やった。教本をamazonで購入し、基本を少し覚えた。
チューニング、ストローク(腕振り)、パワーコードの抑え方、用語を覚えるなど。
ギターをアンプに繋いで、適当に弾いて歪ませるだけで、凄く弾けてるような気分がして面白かったなぁ。
1週間ほど、教本に書いてある練習をしばらくやってみたが、やはり(?)飽きてしまった。
メジャーコードでつまずいた。Fコードがおえられないぞ。
コードチェンジが上手くできない。
指と関節が足りない(?)よ…。
1曲も弾けないじゃん/(^o^)\。
当時、一緒に楽器を始めた友達がいる。同級生で別クラスの友達で、その名は【佐々木】と【大寺】である。
佐々木は俺と同時期にベースを買い、大寺は俺より先にギターを始めており、上手い。
主人公の【土池】は、彼らに負けじと、飽きながらも少しずつギターの練習をしていたが、
大学受験の勉強が始まるに連れて、ギターに触れる時間が減り、
ギターは、部屋のインテリアとなってしまったのだ。そしていつかは忘れたが、
倉庫入りメンバーに選抜され、姿を消した。
勉強や仕事が忙しくなり、ギターに触れなくなった人は多くいるのではないか。
土池の場合は残念な事に、ギターを得ただけでギター欲が満たされたようだ。
ギターがインテリアになってしまうのは、当然の事である。
それから5年後、土池は実家の掃除をしていると、ギターを偶然見つけた。
物語はここから始まるようだ。
はたして土池は、どこまでギターを弾けるようになるのか。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました!
ラノベに触発されて、小説を書こうと投稿してみました。
誤字脱字、言葉の誤用が多いかもしれません。それでも頑張って書いてみるので、
是非興味がある人はお付き合いください。
更新日は不定期です。