7月1日14:35 水場を求めて
30mも行かない ところに竹林がある。ラッキー 孟宗竹はシェルターの建材として最高。背広と竹林の間に寝床作ろう。水2L2本を置いて身軽になって川を目指す。
30分500m先に細い小川があった。飛行機からは絶対見えない小川だが。
1)流れている。
2)川岸に白い粉が無い(炭酸カルシウムや硫黄等の火山成分が無い)。
3)エビ カニ 小魚が生活している。
4)上流に動物や魚の死骸が無い。
5)ガラスのコップや透明なビニール袋に入れて白濁していない。
6)触ってみて冷たい(温泉が有れば飲めない場合が多い)。
ここまで大丈夫で有れば、加熱したいので火を起こしたい。
背広(竹林)方向に少し戻った辺りにちょっと広場があった。
レジ袋に1Lくらい汲んで左手に持つと、、、川辺からの段差が登れない。
左右見渡すと ちょうど雨の跡がスロープになった場所が見つかった。
広場に戻った。ここで煮沸消毒(70度以上で30分以上 または沸騰させて1分以上)して。一旦冷ましてから。
7)ガラスのコップや透明なビニール袋に入れて白濁していない。(加熱後白濁する場合有り)
8)水以外の臭い(生臭い等)がしない。
9)舐めてみて苦くない。
後は1口飲んで30分を3回繰り返して。体調異常(下痢等)を確認しながら水を使う。
ここで1時間半過ごすのは時間の無駄遣い。なので沸かしたナベに入れて寝床(予定地)に移動する。
火自体はタバコを止めてもカバンに入れてる使い捨てライターを使った。
ナベ ストーブ(コンロ)の用意は(実は組んだ本人忘れていた)水筒にあった。
1)本体(水筒) ACU迷彩柄 カバー付き ミリタリーキャンティーン 水筒 WW2 第二次世界大戦タイプ
2)フタ ROTHCO ブッシュクラフト.jp キャンティーンカップ ステンレスリッド(フタ) 05-02-surv-0003
3)ナベ ROTHCO ブッシュクラフト.jp GIスタイル ステンレスキャンティーンカップ 05-02-surv-0002
4)ストーブ ROTHCO キャンティーンカップ スタンドストーブ OUT-510a
購入順番通りなのだけど。1)付属品のナベ(カップ)と2)のフタが微妙に合わない為3)のナベを買い直して4)のストーブを買った。
1)のケースに仕舞う順番はまず底にフタを入れて水筒にカップと反対向きにしたストーブを装着してからケースに入れる。
使う時にはまず全部出してナベ(カップ)にストーブを(足を下にして)装着する。しっかり噛ま(固定)して焚き火の上に置く。灰が入らない様に、熱を効率的に使える様にフタをする。
焚き火をする場所に手のひら(親指~小指)の幅で指先から手首くらいの深さの溝を掘っておくと台とかが不要。
今16時半。日没まで2時間として、今日はもう寝床と食事準備で手一杯。
背広の場所まで移動して食料を回収。特に動物の足跡も無いので予備の水は移動させない。
荷物をぶら下げていたパラコードとエマージェンジーブランケットで簡易な屋根を作る。
寝床用に落ち葉を集めてフカフカにする。雨具を敷くか着て寝るコトになるかな。
落ち葉を取って地面を剥き出しにした(だいたい)1m四方で焚き火をしよう。
薪は火の大きさによるけど、両手2抱えに予備1抱え有ればOK。
同僚のバック(昔懐かしマジソンバック)をひっくり返して中身を全部出して薪拾いに使う。屈む度に右肩が痛むが堪える。
バック3袋分枯れ枝を集め終わる頃には空が赤く変わり始めていた。
急いで焚き火の場所に溝を掘って火を起こす。
ナベ(カップ)の底にストーブを付けて固定する。中の水を適量飲んでポテチを2袋分くらいナベに入れる。朝のお弁当に付いていて食べなかった味噌汁のモトを半分入れて「芋スープ(味噌味)」にして火に掛ける。沸騰する頃には真っ暗になっていた。
何気に有難いのが食器
1)NORTH MAN チタニウム キャンピング KT-525
フォークとスプーンがこんなに便利だったとは。
利き手が使えばちょっとハシ作って対応出来るけど、左手でフォーク作るのは彫刻刀有ってもイヤだ。
食後 食器を片付け 火に落ち葉で虫避けの白煙を上げた後パナン錠とロキソニンを1錠づつ飲んで寝る。痛み止めが切れると どうせ眠れないから最大6時間で起きるコトになる。ロキソニンは10錠しか無いから日に2錠 5日は保たせないと救助が待てなくなる。
先は考えない。今日は寝る。
お読み頂きありがとうございました。