第三話:不思議な日記
背中が痛みだした一。本についての記載が!?少しずつあきらかになっていくリースディローズ王国!一と剛は夢中で調べる。
教科書によるとリースディローズ王国についての書物は少ないが残されている。
一の背中が熱くなり痛みが走った。『?!なんだ?』
リースディローズ王国は存在していたとされる年代も曖昧ではあったが、かなり権力のある国として栄えていたとされる。
この本についても当然書かれていないかも知れないが調べる価値はあると一と剛は思った。
目を合わせ二人は笑った。
「とにかく図書館行こうか!剛!」
兄の提案に剛は元気よく返事した。
「うん♪行こう♪行こう♪」二人は家を飛び出し古本屋の図書館へと向かった。
「あの図書館にいい本がなければ学校の図書室へ行こうよお兄ちゃん!」
「そうだな!!持ち出し禁止の棚にも何かあるかもな!」
二人は夢中で走った。
そのおかげでいつもよりだいぶ早く古本屋についた。
番台のおじさんはまたもや居眠りしていたが二人がパタパタと走って奥へ向かったため飛び起きてしまった。「こら!ここはいつも走りまわてもいい公園じゃないんじゃぞ!静かに歩くんじゃ!悪ガキども!」
と言うおじさんの怒りの声が追い掛けてきたのだが二人の耳にその声が届いてなかった。
二人は朝一が不思議な本が置かれていた棚に着いた。
ここに来れば何かの手がかりがあるのではないかと考えたのだ。「剛、ここだよ!なんか歴史かリースディローズに関係ありそうな本あったら出してみよう!」
剛は頷き本棚へ目を向けた。
十冊ずつ程抱えて二人は古本屋にある机に座り中身を目を通しはじめた。
しばらくすると一はある本に書かれていることに目を止めた。そこにはこう書かれていた。
《リースディローズ王国、王族に代々伝わる日記があり王族の中だけ稀に不思議な力をもつ子が生まれその子だけが使うことができたとされる。しかし必ずしもいいことだけに使われるとは限らないその日記によって王国の運命にかかわることもあると知った王様はその日記を封印するように命じた。その後日記の行方がわからなくなったとされている。王国が消えたことと関係しているのだろうか…?伝説かまたは現実か?そのなぞは今も解明されないままでいる。》 一の背中がまた痛みだした。『なんでだろう?寝違えたのかな??』
いやーみなさん第三話大分遅くなってしまいましたが書きました!ここで一つ暴露話しをしましょう!最初考えていた時のネタとして弟剛は存在していませんでした(^^ゞ小説書いてる途中で思いついたのです(@_@;)結果的によかったとおもっていますが(^^ゞではまた!