第一話:不思議な本
古い家屋がならぶ街並、まるで時が止まってるような感じで時間がゆっくり流れる。
ここは日本であるのに15、6世紀のヨーロッパを思わせる面持ちである。
街は島みたいになっておりその中心にはヨーロッパの城を連想させる大きな古本屋があった。
そのためこの街は訪れる者を魅了し、ちょっとした観光名所になっている。
この街に一人の少年がすんでいる。
佐藤一である。彼は街の中学校に通ってるが今ちょうど冬休みだ。そんな冬の朝外はめずらしく太陽が顔をだしていた。
一は真面目な性格でそのせいかおとなしめで古い本を読むのが好きでよく街の中心にある古本屋へ足を運ぶのが好きだった。
いつものように一は古本屋へ向かった。
今日が特別な日になることも知らずに…
古本屋へ着くと相変わらず人気がなくおじさんが一人居眠りをしながらカウンターのむこうに座っている。
『さてっと今日は何みようかなー』と一は考えながら歩いていた。この古本屋はまるで大きな図書館みたいだと街中が言っている。
図書館と大きな違いは気に入った本があれば自分のものにできると言うこと。一はいつものように本などみて回った。その時一冊の本が目に止まった。
かなり古い面持ちで手にとって見るとなかは日焼けしたページがあったがすべてが白く何も書かれていなかった。
妙に気になった一はその本を買うことにした。表紙には不思議なロゴが描かれておりとことなく見覚えがあるような感じがあった。『日記?ノート?それにしてもこのロゴが気になる!』
一はレジに向かい、おじさんが起きた。不機嫌そうな面持ちで
「買うのかね?それとも借りるのかね?」一は迷わず言った。
「買います。いくらですか!」
「ん?買うのかね。どれどれ…680円」お金を払い終わると一は一気に本屋をあとにし家へ急いだ。
『この本何かある!きっと何かをすれば読めるようになるはずだ!』そう考えると心が弾む!
書き始めたばかりの初心者です。話の最後までの展開がどうなるかは作者本人もまだ不明(@_@;)まあ、大目に見てください(^^ゞよかったらこれからも読んでくださいませ\(^O^)/ よろしくお願いしますm(__)m