告白
憂「・・・・橆乃ちゃん彪龍を知ってるの?」
橆「知ってるわよ」
憂「彪龍は知ってて鶯蘭は知らなかったの?」
・・・・・・そういえばそうね・・・
危ない危ない・・・ばれない様にしよう・・・
橆「だって彪龍は全国№1でしょ?噂で聞くもの」
憂「噂で聞くなら鶯蘭も知ってると思うんだけど・・・」
う゛・・・憂斗痛い所突くわね・・・
何とか誤魔化さなきゃ・・・・
橆「ちょうど、私彪龍の拠点地がある所に住んでたから・・・」
憂「そうなの?!」
憂斗の喰いつきっぷりに思わず少し後ろへのけ反ってしまった
橆「う、うん・・・・」
憂「じゃあ〃冷華〃って見たことあるっ?」
憂斗が冷華の名前を出すと総長が少し反応した
だが、総長以上に私の方がこの名前に強く反応したにちがいない
バレたら今までの事が水の泡
バレないようにやり過ごすしかない
憂「橆乃ちゃん?」
橆「う、ううん見たことはないよ知ってるのは名前だけ」
憂「・・・そっか」
あから様に残念そうな憂斗
橆「冷華が・・・どうかした?」
憂斗は「ん~」と少し唸りながら考え始め
教えてもいっかなと言って語り始めた
憂「僕達ね昔メチャクチャ暴れてんだ、んでその日もいつもどうり
喧嘩ふっかけてきた奴と殴りあいしてたんだけど
途中でフードを被った女の子が現れてね。何してんの?って聞いてきたの
僕は『君には関係ないことだよ、危ないから帰りな』って言ったんだけど
メチャメチャ関係あるって軽く切れられてね・・・
僕うっとおしくなったから少し殺気出して怒ったんだ。そしたら
通行の邪魔。って僕の殺気なんて気にも留めないでサラッと言ったんだ
ちょうど喧嘩止められて苛々してた辰牙はねイキナリ殴りかかっちゃって
僕止められなくてさ、危ない!!って思ったらその女の子
普通に辰牙のパンチ止めちゃってさ。
ビックリしてる僕等に言ったんだ。
『アンタ達何で喧嘩してんの?イラつきを解消する為?楽しいから?ふざけんな。
あんた等の拳はそんなものの為にあるの?喧嘩するならちゃんと理由考えて
から喧嘩しな』って
呆然としてる僕たちをほったらかしに彼女は行っちゃったんだけど
後々彼女の容姿を思い出すと冷華だったんだよね・・・・
んで、僕たちの変える切っ掛けをくれた彼女にもう一度会ってお礼したいんだ
まぁ辰牙はそれだけじゃないけどね・・・」
そういえば昔倉庫の帰りに喧嘩があって
道通るのに邪魔だったから一喝入れた気が・・・・
そんな理由でこいつ等は私に会いたいんだね・・・
でも・・・冷華に会うことは二度とない私は二度と冷華に戻る気はない
いや、正確には戻れない・・・戻ったら・・・
・・・ワタシノスベテガコワレテシマウ・・・・・
凍「橆乃・・・・」
ハッ!
橆「ゴメン・・・大丈夫・・・」
大丈夫とは言ったがたぶん私の顔は真っ青だろう
自分で分かる位血の気が引いている
だから、周りも気づいて何も言わない
最終的にこの沈黙を破ったのは超不機嫌だった総長だった
辰「・・・お前何を抱えている?」
ドクンッ・・・私の心が大きく波を打つ
全てを見透かしそうな総長の瞳は強い光をはなっていた
このままでは喋ってしまいそうだと感知した私は
無言で立ち上がりドアの前まで歩いた
ドアを開けようとドアノブを掴んだ瞬間後ろからまた
総長の妖艶な声が聞こえた
辰「何かあるなら・・・辛いなら話せ」
その言葉を聞いた瞬間私の中で今まで溜めていたものが プツンッ と切れた
橆「もう・・・ヤダよ・・・人を信じるのが怖いよ・・・ヒック・・・・
何で・・・ぅぇっ・・・なんっ・・で・・・人っはっ・・・裏切る・・っの?」
自分でも何が言いたいのか分からない
ただ今まで溜めていた気持ちがコントロール出来ず
そのまま全て口に出していた
悲しそうな瞳をする憂斗
全てを知っている凍也は顔を伏せている
総長といったら・・・何故か私を抱きしめている
いつもだったら離せと反抗しているが
誰かの温もりに甘えたかった私は総長・・いや辰牙に泣きついた
私を抱きしめてくれている辰牙の腕は優しくてスゴク安心できた
そして、辰牙は私の耳元にそっと顔を近づけ言った
辰「お前が何を抱えてるか知らねぇが、俺がお前を守ってやる・・・・・・
俺・・・お前の事が好きだ・・・・・・」
え~と・・・ここまで書いてなんですけど・・
書いてて話し繋がってるのか?って思います(・∀・;)
てゆうか、サブタイトルと話しの内容があってねぇ!!!!
話しグダグダですが暇つぶしでも読んでいただいたら嬉しいです<(_ _)>