表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/12

鶯蘭とは

憂「嫌なら辰牙が出てけ」


辰「何で俺が出ていかなきゃなんねぇんだよ普通はあいつ等が出てくんだろ」


憂「俺は橆乃ちゃんに話しがあるんだよ」


辰「此処じゃねぇ所で話せ」


憂「無理」


辰「ッざけんな!!!」


・・・・・・何これ・・・


何でこんな滑稽な姿を見ていなきゃいけないんだろう・・・


しかもCOOLなはずの総長様はなに餓鬼みたいにあつくなってんの?


馬鹿みたい・・・


橆「凍也・・・ばれない様に帰ろっか・・・」


凍「ん~後が怖いし終わんの待ってた方がいいんじゃね?」


橆「えぇ~・・・」


渋々凍也の言うことを聞いた私は


暇なので今さらだがゆっくりと部屋の中を見渡した


こいつ等も族に入っているから此処は倉庫だろうか・・・・


でも、全くと言って良いほど倉庫だという感じがしない


コンクリートの壁に窓が2つ、中心にテーブルが1つ置かれ


その四方にソファが4つ。1つは他の3つとは色が違い赤色だった


他の3つは黒。


とくに気にも留めなかったがその後の私にはとても重要なものとなった


まだ色々とあったが2人の喧嘩(?)が終わった為内部検索終了


前を向くとニコニコの憂斗と超不機嫌な総長様


憂「じゃあ橆乃ちゃん鶯蘭の説明がまだだったよね?」


つまり喧嘩の勝者は憂斗だったらしい


何も言う気になれなかった私は静かに頷いた


憂斗は満足げな顔をしながら話し始めた


憂「じゃあ説明するね。鶯蘭とは一昨年出来たばっかの新しい族なんだ

  初代総長は高2の後半でこのチーム作ったから引退が早かった

  でも初代はたった1年位で県№1に登りつめた凄かったよなぁ・・・

  あっ・・・話しがずれた・・・んで、県№1に登りつめた後初代は

  スグに引退して辰牙にこのチームを託したんだ

  でも、この辰牙も初代に負けない位凄いんだよ・・・

  鶯蘭が今強さどこらへんか知ってる?」


橆「名前だって今さっき聞いたばっかなのに知るわけないじゃない」


そうだよね・・っと苦笑いで返された


憂「鶯蘭は今・・・関東№1なんだ」


・・・・・・?


橆「へぇそうなんだ凄いね」


憂「へッ?!」


憂斗メッチャ間抜け顔・・・


てか、何で驚くんだし・・・・・・


憂「そ、それだけ?」


橆「何?もっと大きいリアクションが欲しかったの?」


憂「や・・・だって関東№1だよ?」


橆「だって彪龍よりは全然下じゃん」




この発言が歯車を狂わすことになるなんて考えもしなかった


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ