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危険
橆「ねぇ凍也!」
凍「何!」
橆「何か凄い怒鳴り声が聞こえる気がするんだけど!!!」
凍「ハァ?!」
確かに耳を澄ますとバイクの音に怒鳴り声などが聞こえる
少し後ろを見た凍也は一気にスピードを上げた
橆「凍也?!どうかしたの?!」
凍「橆乃!!とにかくスピード上げるからちゃんと掴まれ!!!」
橆乃は何が何だが分からなかったがいつも冷静な凍也がかなり
焦っていたので素直に言うことを聞くことにした
「オ・・!!俺た・・・領域で・・・してんだぁ!!!」
バイクの音で所々聞こえない所もあったが
怒っていることは確かだ
しかも「領域」という言葉が出てきた
この地域は誰かの所有物なの?もしかして「ヤ」のつく人?!
まぁヤーさんでも別に平気か・・・
橆「凍也!!何処まで行くの!?」
凍「とにかく後ろの奴まく!!!」
いつまでかかんだし・・・・
ん?前からもバイクが・・・・ってバイク?!
橆「凍也前!!!」
凍「分かってる!!」
分かってるって・・・・もうぶつかるよ!!
ッ・・・危ない!!!!