憂鬱な一日の始まり
橆「ん・・・・」
朝・・・・もう朝がきてしまった・・・
また一日が始まる・・・憂鬱でしかたない・・・
私は重たい体を起こしてリビングへ向かった。
?「あ、橆乃おはよ・・・」
橆「凍也おはよ・・・」
コイツは私の弟の凍也。弟って言っても双子だから
あまり変わらない。
凍「橆乃・・・もう9時・・・学校遅刻」
橆「あ、学校か・・・ゆっくり行こう」
そう言うと私はダイニングキッチンへ向かって朝食を作り始めた
親はいるけどこの家にはいない、訳あって凍也と2人暮らしをしている
ご飯担当は私、洗濯などは凍也がしている
今日の朝食は時間がない為トーストにジャムを塗ったのと、コーヒーのみ
まぁいつもこんな感じだから変わらないけど・・・
朝食が食べ終わった後私は部屋に戻って学校に行く準備を始めた
髪をとかして制服を軽く着崩して、薄くメイクをして完成
私はブスだがメイクをしても変わらないと思うからメイクはあまり濃くしない
何故か周りの人は私が自分はブスだと言うと皆「無自覚」というが
ハッキリ言って意味がわからない
どう考えてもブスだろう・・・
実は本人はあまり自覚がないが周りから見たら絶世の美女
栗色の髪にスッキリと整っている顔、くっきりしている二重に
プルンと形の良い綺麗な唇
道行く人がその姿に見入ってしまう位の美女
凍「橆乃遅い」
橆「あぁ・・・ゴメン」
実は凍也も橆乃位に美男子
金髪に少し青色のメッシュが入った髪に、スッキリと整った顔
二重のまぶたに、形のよい唇
二人の瞳の色はブルー。祖父がイギリス人だった為その血筋を引き継いだ
凍「ん」
橆「ありがと」
凍也からヘルメットを受け取る
凍也はバイク登校、
ちゃっかり橆乃は凍也にバイクで連れて行ってもらってる
ブオォォォォォォォォォン!!
近所の人に迷惑が掛かるくらい爆音を出してバイクは学校へ向かった
今思えばこんな大きな音出してバイクに乗ってたのがイケなかったんだね・・・