兄貴
・・・・・・・・・えぇっと・・
何でコイツ等いるの?てか・・・・・・
私今スカート穿いてないから下パンツだけだよ!!!!
とにかくココは・・・・・
橆「キャァァァァァァァァ!!!!!」
女の子らしく叫んでおいた
橆「何であんた等がいるのよ!!!てかまず出てって!!!!
着がえられない!!!!!」
それはもう近所迷惑なのを承知で叫びまくった
パニックにおちいってる私に天の助けが舞い降りてきた
凍「橆乃・・・とにかく落ち着け・・煩い・・・」
橆「だったらコイツ等追い出して!!着がえられない!!!」
凍也はハーーーっと長い溜め息を出してから鶯蘭の奴らに
交渉しはじめた
結果は・・・・・・・・・・・・
橆「ねぇ・・・」
辰「何だ・・・・」
橆「何でアンタ居んの?着がえられないんだけど」
辰「俺の事は気にすんな。さっさと着換えろ」
だ・か・ら!!!アンタが居るから着がえられないんだよ!!!!
気づけアホ!!!下手したら犯罪!!!!
橆「てか、マジマジ見るな!変態!!」
変態というワードで頭にきたのかドス黒いオーラを放ち始めた
辰「ほぅ・・いい度胸だ・・・女だからって容赦はしねぇぞ」
・・・・コイツ私が冷華だって忘れてんじゃないの?
関東№1のパンチなんて私にとっては可愛いもんなんだけど・・・・
二人で馬鹿やってると下で大きい音がした
橆「何?」
辰「たぶん、奏弥達だろ・・・」
橆「ふ~ん・・・」
そんな会話をしていると足音が聞こえてきた
その足音は私の部屋の前で止まった
橆「誰だろ・・・・何でドア開けないんだ?」
辰「さぁ?」
バンッッッッ!!!!!
?「橆乃ーーーーーーーーーー!!!!下の男共はどういうことだーーー!!!!
しかも部屋にまで!!」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・?
橆「どなた様?」
?「なぬっ?!俺の顔を忘れたってか!!!?」
橆「いっその事なら本当に記憶から消去したいよ・・・・・」
?「・・・・・・凍也ーーーーーー!!!橆乃がイジめるーーーー!!!」
辰「・・・・橆乃・・コイツ誰」
橆「兄貴の玲也」
辰「ふ~ん・・・・シスコンか・・・」
橆「うん」
そりゃぁもうウザイ位に・・・・
でもこんな馬鹿でも・・・・・
今では泣く子も黙る如月組の組長。 (橆乃と凍也の名字は偽名)
組長の兄貴と辰牙達を引き合わせたのは何かの運命だったのかな・・・
私と辰牙の最初の関門