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プロローグ
嫌い・・・人は嫌い・・・都合のいい時だけいい顔をする・・・
嫌になればスグに離れていく・・・
どうせ人は裏切る生き物・・・
誰も・・・私自身を見てくれる人なんて・・・
・・・・いない・・・・
でも、貴方だけは違った。
月の綺麗な日に出会った貴方は
私を真っ暗な暗闇の中から救い出してくれた・・・・・・・
貴方に出会えてなかったら今頃私はどうなっていただろう・・・
想像するだけで怖い・・・
今なら素直に言えるだろうか?・・・
私にその優しい手を差し伸べて、抱きしめて安心させてくれて
・・・・ありがとう・・・・