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少年、願わくば夢を。

作者: 棲来デルタ

 20XX年、東北某所。少年は一台のパソコンを眺めていた。いつもと変わらない生活。学校に通い、帰って寝る。その繰り返し。特に意味を感じていなかった。感じる必要もなかった。

 ふと、とあるモノが目に映る。某学園小説だ。10年くらい前だろうか、その頃にアニメ化されたものの原作。学生が世界と戦う、能力を持たないものが持つものに挑む。そんな話だ。きっと、昔の名作として紹介されていたんだろう。その記事を何気なく読んでみる。ーーーなにが青春だ。なにが人生だ。少年はそう思った。無理もない。現実の世界は小説のキラキラしたものとは違うのだ。現実はとてもじゃないが、素晴らしいといえるものではない。例えば、主人公は補正を受ける。これは皆が知っている常識のようなものだ。では現実はどうだろう。自分という主人公、不幸や怪我など日常茶飯事。頭だってさほどよくない。まだ主人公と思えているだけいいほうだろう。いずれ、自分は主人公じゃない。そう思ってしまう時が訪れる。さらにだ、現実世界において、人は簡単に死ぬ。主人公だから生き返りましたー。なんてことは絶対に起こりえないのだ。

 ここまで現実世界の愚痴をこぼしてきたが、改めて一人の少年に視点を戻してみよう。彼は自分のことを主人公だと思っているのだろうか。キラキラした人生を送っていると考えているのだろうか。それはこれからわかることである。ここに、その希望を込めて。

小説に挑戦1日目。初回はとある少年についてフォーカスしました。フォーカスしたといっても、今思い浮かんだ言葉を並べただけのような感じもしますが…まあ、これからどんどん成長して、いつか(贅沢は言わないが、せめて少しは)有名になってみせるので、温かく見守っていただきたいです!

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