逆算式執筆法
プロットを決めないが、自分には執筆法が2つある。
1つはアクション系書くときにやるもので、まずラストを決める。
ラストから、逆算して書いていく方法だ。
ここで違うのは、もちろん話しは頭から書く。
ラストだけ決まっているのだ。
間の話は何一つ決まってない。
なので間でそれぞれラストを決め、活躍させたいキャラでイベントを起こす。
どんな事案が欲しいか、最終的に誰にどんな終わり方、セリフが欲しいか。
それが各イベントの目的。
一例を出すと、アタッカー新1の8話、生きてるだけで、金が減る!の場合。
この銀行強盗のイベントは、サトミに満面の笑みで、「さあ来い、次!やろうぜ!!」を言わせる為だけのものだ。
あとはサトミさえカッコ良ければなんでもいいや、な進行になる。
これは一緒に行動して書くと言うより、彼らを俯瞰して書くといった感じだ。
あいつがああ動いた、こいつがこう動いたと、決まっている結果を元にイベントを起こす。
もう一つの書き方は、ファンタジー書くときにやる、○○が、○〇するまで書いていく。
って感じのぼわっとしたもの。
こちらは頭の中で景色を作り出し、一緒に行動して話を書いていく。
より、主人公たちに親密になる。
ただこれが長編になると、目的がどんどん変更される。
赤い髪のリリス戦いの風って作品は、500話近い長編なんだけど、15年前書き始めた最初の目的は自分を捨てた本当の親との和解。ただそれだけだった。
しかし、ここで「戦いの風」と言う題名を付ける元になった、隣国との戦争を中心イベントに持ってきたことで疑問がわいた。
戦いってのは短絡的に始めるものか?
アトラーナはかなりの小国。
そうそう戦いが続けられるものじゃないし、まず想定人口が少ない。
しかも、問題はもう一つ。
あれ?自分に昔の時代の戦争なんてわかるの?
15年前の自分にはノーだった。
問題は、戦術だ。
戦争系アニメ見ても、さっぱりだ。単純明快な戦術は、よほどガンダム00の方がハッキリわかる。
お前らほんとに戦術わかって動いてんの?ってキャラに言いたくなる。
きっと、恐らくわかってないw
結局、戦術考える奴が不敵な態度で指示するシーンに、作者がどんだけ上手く見せるかのワザだ。
だが、それでも簡単でも戦術は必要だ。
地形、人の動き、数、武器、全てが資料不足で、勉強したくない!!
もう一度言う
勉強したくないもん!
そこで、そうだ、リリたんを巫子にしよう!と方向転換した。
そして現在に続く。
器以上の物を書こうとしたら、破綻する。
わけわかめラーメン書くより、地道におにぎり食って足下を固めた方がリアルっぽく読者をだませると思う。
つまり、
勉強したくないもん!