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天使姉妹の異世界旅  作者: kaito
一章、王国編
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六十四 街の中お散歩しよう

恵が起きるまで、結局あのままだった訳だけど…

でも、恵ちゃん起きたのは良いけど不機嫌なのどうして?

「…なんでもない」

えぇー…

「メグミさんは、ヒカリさんを守れなかった自分に怒ってるんですよ」

「…むぅ。ラヴィさん言わないで…。」

あぁ…そう言う事かぁ

もぅ恵ちゃん、かわいいなぁ。頭なでなでしようっと…

「姉さん…うぬぅ」

かわいい、照れてるー。


「ヒカリさんも目を覚ましましたし、私はこの街の領地主の貴族様に報告に行きますね。報告待ちしてるみたいですから…」

ラヴィさん、それ一人で大丈夫?一応、今は奴隷なんだし…

「それ、私も行く。…姉さんは適当に時間潰してて」

えぇ…。恵…私の扱い雑ぅ…

いいもん!街の中でもお散歩してるから!!

「…。メア、姉さん見てて」

「…ん。」

ねぇ、私一人で動くなってことですか?

確かに、私が問題引き寄せてるような気もするけど…

でも、街中なら問題なんて起きないよ!…起きないよね?


朝食後、ラヴィさんと恵はこの街を管理してる貴族に面会しに向かった。その貴族の爵位は伯爵。

結構な立場の貴族なんだって

私は詳しくないから知らないけど。


まぁ私が居ても役に立たないから仕方ないかな。…聖女の立場?しーらない


「…出掛け…ないの?」

きゅうを構ってたメアが、ぼーっと考えてる私に声をかける

このままのんびりしてても良いんだけどねぇ…。そうだねぇ…

「んー。お散歩しよっかー。」

この街、初めてだし何かあるかもしれないしね

「きゅーん!」

おふっ。いきなり頭に飛び乗らないで…首やっちゃうよぅ…

と言うか、きゅうって私の頭にだけ飛び乗るよね

私じゃなかったら首逝ってるよこれぇ…


さて、お宿から出れたのは良いけど…

きゅうはマスコットとしてお宿で人気者なんだねぇ。特に女の子や女性に可愛がられてるみたい

でも、だからってさ…私の頭の上でお肉をあげないで!!きゅうも気にせず、モシャモシャ食ってるなし。地味に髪の毛まで食べてるからね?

それに、私の髪が汚れるでしょ…。今から出掛けるのに…

髪の長さとかは元に戻るけど…汚れは落とさないといけないんだよぅ

宿を出るまでに、いったい何人に止められたことか…はぁ…

おかげで…きゅうの涎と食べ滓で髪がぐちゃぐちゃ…。

とりあえず、軽く綺麗にしとこ…


さて、何処を見て回ろうかなー…

「…ヒカリ…お姉ちゃん、…提案」

うん?メアなーに?

「…きゅうの…従魔リング…買う」

「…従魔リング?」

なにそれ?

「…ん。…従魔の証。…ないと街中…とかで狩られ…ちゃう」

うえ!?それ本当!?

「は…早く買わないと…」

メアがこくんと頷く。ヤバい…きゅうが狩られたら私、間違いなく泣く

「…でも、…きゅうは…人懐っこい…大丈夫」

そ…そう?よかった。

きゅう本人は私の頭の上で気にせず、のんびりくつろいでるし…


て、訳で

街の中央辺りで、露店を見て回りながら装飾品のお店を探すことに

ん?防具屋でも良いだろ?

たまには、アクセサリーとかもみたいじゃん。


んー。露店の商品、見た目は良いアクセサリーとかもあるけど…

ほとんど偽物ばっかり…左目凄く便利。…光ってないよね?


「お嬢ちゃん、冒険者?この剣どうよ?鋼鉄製のロングソードだよ」

露店のおっちゃん…私、今ワンピースだけの女の子だよ?…あっ。きゅうを見て判断したのか

でも、その長剣さ…どう見ても私じゃ振れないよね?

普通の長剣より長いし、それって両手半剣だよ


「いらない。振れないし」

「だよなぁ…」

おぅい!?なら最初から声かけるなよぅ!!

全く…

「でも、その剣かなり高品質だね。粗悪品じゃない。」

普通なら高く売れる剣だよそれ

「…それ…ドワーフ…産?」

ドワーフ?あの小人族の?

「嬢ちゃん、分かるのか?そうなんだよ。これ、質が良すぎて怪しまれるから売れないんだよなぁ…」

本末転倒だそれ…

掘り出し物レベルの品だもんね


んー…

「メア、あの剣いる?」

「…いらない」

だよねぇ。メア、私より背が小さいし

でも、なんかこのままも放置もなんか勿体無いよねぇ

んー…買って、ポーチに保存?恵が回収した魔銀の剣沢山あるのに?

後、盗賊達の溜め込んでたお宝を恵がエレーナさんと分け合ったらしいから、色々とポーチに入ってるし…

つまり、武器はいらないし

宝石類のアクセサリーも間に合ってるって事


…あれ?買うもの無くない?

露店で売ってるアクセサリーはろくなもの無かったし、まぁ良っか。

それに露店は見るのが楽しいんだし。…冷やかしやめろ?やだ


「あれ?師匠のお姉さん?」

ん?見覚えある赤髪だ。確か…恵の自称弟子!

「あっ、メアちゃんもいるー!二人でなにしてるの?」

「…お買い…物?」

メア…なんで私に目で確認してるの…?確かに、なにも買ってないけども…

「えっ…冷やかししてるの?」

「あはは…」

ほら、おっちゃんが苦笑いしてるじゃん…


もー…わかったよ。

「これ、買うよ。いくら?」

私はこの鋼鉄の両手半剣を指差す

「金貨小五枚だけど…」

まぁそこそこ?のお値段だね

「じゃ、はい。」

金貨小五枚、私のお小遣い袋から取り出して渡す。

おっちゃん二度見してる。まぁ金貨小五枚だもんね


さて…勢いで買っちゃったけど、この剣どうしよ…

んー…あっ!そうだ!!

「えー…と、恵の弟子?」

「ミリアです」

ミリアちゃん…ね。今度こそ…覚えた!

「…覚える…気ない」

むぅ…メアめ…。とりあえず、スルー

「少年二人は元気?」

あっ…そう言えば、二人の名前知らないや。教えてくれてたかも知れないけど…名前興味なかったからなぁ

「ルインとアルディですか?今、ベテラン冒険者の人に再教育を受けさせられてます。」

ふぅん、そんな名前なのかー。…再教育?ミリアちゃんは免除されたの?

「…なるほど。で、あの大きい方の…」

「アルディですね」

口数少なくて大きい方がアルディね…。じゃもう一人の方がルインか。

「あれにこの剣あげる。普通の長剣だと短そうにしてたし。両手半剣ならちょうどいいと思うから。」

私もこれいらないし。一応、付き合いあったから選別。

「えぇ!?そんな結構なお値段の物…」

ん?なんでそんな驚く?別にそんな…

『…金貨小…普通は…大金』

メアがこっそり耳打ちする…。あっ…もしかして、私やらかした?

私の金銭感覚がおかしいのかぁ…


と…とりあえず、これはあげるから…ね

半ば強引に両手半剣をミリアちゃんに渡し、メアの手を握る

「い…行こう。メア」

「…ん。ミリア…またね」

メアは私に引っ張られながら、ミリアちゃんに手を振ってる

「あっ!まっ…」

逃げるよー。


ふぅ…ここまで逃げれば…って、あれ?

夢中で逃げたから…何処だここ?

薄暗い路地裏…


「…無計画…路地裏…危ない」

むぅ…その通りです。ごめんなさい

「…お店…?」

ん?あっ本当だ。

えーっと…

「魔法薬…?。錬金術の薬屋だって」

でも、こんな所にお店ってお客いるの?

「…入る?」

んー…。とりあえず入ってみようか


扉を開けて、中の様子を観察する…

ふむ…特に散らかってたりとかはない。中に入ろう

…なんだこれ?爪?鋭いねこれ

「素材に触れないで。危険だか…」

奥からお店の人が歩いてくる。…うん?この声って…

「ねぇー。エヴァー必要なのって、これで良い…」

おうふ…

見覚えある二人。こっち見て固まったよ?

私としても、なんで二人がこんな所にいるのか気になるけども


まぁ、とりあえず…

「エヴァさん、リーナさんお久しぶりー」

あっ!…固まってた二人が同時に動き出した

私と会うのって、確か剣舞祭以来かな?

まぁでも二人共元気そうだね

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