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天使姉妹の異世界旅  作者: kaito
一章、王国編
35/101

三十五 恵はやっぱり強いね

馬車にしばらく揺られていると、大きな門が見えてきた。

城門に着いたらしい

馬車の扉が開くと、騎士…お姫様の護衛の皆さんがお出迎え

前と同じようにして、私達は降りる

私達は二度目だから気にしない

ラヴィさんは改めて、緊張したらしくカチコチになってる

普通ならお城とか来れないからねー


あっ副隊長さんだ

「わたくしが姫様の部屋までご案内致します。」

うん。前と同じで堅実そうな人だね

「本当は私も共に行きたいのですが、お父様に報告しないといけないのです。すぐに向かいますので、お部屋でお待ちくださいね」

お姫様は前と同じ様に王様に報告するみたい

お城に戻ったら連絡するように言われてるんだろうね

お姫様は頭を下げると、先にお城に入っていった


相変わらず、頭良く下げるよねお姫様

副隊長も、お姫様の隣のハルさんも困り顔だよ

「では、参りましょう」

副隊長さんに案内されて、お姫様のお部屋に向かう

相変わらず、凄いお部屋だね


おぅ!?また、メイドさんいつの間にか居る!?

アサシンかな?あながち否定できないよ

だって、このメイドさん

私見て微笑んでるよ?いきなり背後から現れるのに

ん?恵は気が付いてたっぽい?

私を守れる位置に立ってる


ラヴィさん、ポカーンってしてる

うん、いきなりメイドさんが現れて、恵が私を守るって訳が分からないよね

まぁ殺気無いから大丈夫なんだけど。お遊びかな?

「失礼しました。お紅茶です」

メイドさん、何もなかったかの様にお茶の用意始めたよ

凄いねこのメイドさん


『このメイド、遠回しに裏切るなよ?って言ってる』

あぁ…なるほど…裏切ったら殺すと…怖い

メイドさんにこにこしてるよ。うん、これ私生きて王国から出られるの?

恵が頼りです。私だけなら気が付いたら死んでそう

まぁ気絶させられるだけかな?王国の為なら私殺すメリットないし

『で、監禁』

恵…怖いこと言わないで…


っと、メイドさんが朝食を用意してるタイミングで、お姫様が入ってきた

部屋の様子見てから、メイドさんの近くに寄る

「セティ!ヒカリ様達にちょっかい出しましたね!?」

お姫様ご立腹!メイドさん怯んでるし

「ヒカリ様お怪我無いですよね?」

うん、無いから落ち着こう?後、体中触わるの止めて

「お姫様落ち着け。メイドは刃物使ってない」

恵は紅茶飲みながらお姫様に言う

恵さん、飲んでないで助けてね

ラヴィさんはさっきからポカーンってしてて役に立たないし、護衛できるの?

もう色々と滅茶苦茶だよー


「失礼しました…」

お姫様が落ち込んでる

メイドさんは後ろで冷や汗かいてる

主に内緒でこう言う事はやらないでね?

「メイドさん、元暗殺者ですか?」

とりあえず、聞いとこう

あっ。メイドさんぴくって反応した

でも、あれだけの事したらバレるよ?

お姫様少し悩んでから頷いたし

「元ですがアサシンでした。今は私の専属メイド兼護衛です」

影から護衛してるんですね

最初の時は居たのかな?

『離れたとこに居た』

恵は気が付いてたの!?私全然だった…

あれ?これ私が暗殺対象なら簡単に殺られるような…

恵は、姉さんだし…って言ってるけど…答えになってないよー


改めて、メイドさんが朝食の用意してくれて

私達は無事に朝食を食べられた

うん、お城のご飯凄いね

でも負けないお宿のご飯…あそこって王族とか泊まるとこだよね?やっぱり…

ラヴィさん、もう思考放棄してご飯美味しそうに食べてる

考えるの諦めたね、あれ


あれから、他愛のない話を少しして

恵が、訓練場を見に行きたいとお姫様にお願いしてる

多分、自分も鍛練したいんだろうね

お姫様は案内します。と私達を連れて、お部屋を出て城内を進む

お城の中なんて見れるものじゃないからキョロキョロと私は周りを見回してる

ん?あれ?…誰かこっち見てるよ?派手な服…んー?あっ目が合った…おぅガン見…

凄く嫌な予感するんだけど…


あっお姫様みて逃げた

良かったー…いや、マークされたよね私…あれ王子様かー


おっと、置いて行かれる。追いかけないと


訓練場には将軍さんの指示で、騎士達が訓練してる

お?将軍さんこっち見たね

騎士の訓練を将軍さん一時的に止めて、こっちにくる

「姫様じゃないですか。ん?この者達が噂の聖女と連れですか?」

将軍さんこっち見て、ほぅ…とか呟いてるよ

「はい、そうですよ。訓練ご苦労様ですね」

お姫様が将軍さんと騎士達を労ってるね

「バルト将軍、聖女様の護衛であるメグミ様は剣聖だそうですし、是非お手合わせしてみては?」

将軍さんの隣に居た騎士が将軍さんに提案してる

恵は特に気にしてないね

「だ、そうですが?姫様お願いしてもよろしいですか?」

おぅ将軍さん、恵を見て余裕の表情してる

あっ!恵さん少し怒ってる?手加減してよー


「やる。剣貸して」

恵はお姫様が答える前に、近くに居た騎士から剣を受け取ると数回振る

その様子を見てた、将軍の表情が変わる

うん、余裕無くなったね

だけど、恵は再起不能にしないようにねー

私が治療出来るって言っても剣舞祭前にやり過ぎないようにね


恵と将軍さんが訓練場の中心付近で鉄剣を構える

鉄剣って言っても訓練用の剣だから刃は潰されてる

だからって、叩かれる痛みや衝撃はあるから洒落にはならないけど

「先にどうぞ」

恵さん舐めてるよー

「ならお言葉に甘えていくぞ!!」

将軍さん眉をぴくりと動かしてから接近し、剣を横に凪ぎ払う

それを、恵は剣の腹を弾くように受け流す

「ならば!」

続けて、将軍は剣を三回、斜めに高速で振る

しかし、恵は剣で反らしながら交わす

将軍は、反らされた剣を遠心力を使いさらに振るう

が、恵に余裕で剣の腹を弾かれる

端から見れば、将軍が押し、恵が劣勢に見える

だが、将軍は冷や汗を顔に流していた

まぁ恵さんは余裕そのもの。

その場から全く動かず、反撃もしないで表情すら変えてないし

「飽きた。そろそろ反撃するよ?」

恵さん、飽きたそうです

すぐさま、恵はフェイントを入れた剣撃を十回ほど行う

見てても、速い上にフェイントまでしてるから私から見たらもう訳分からないよ

流石に将軍だね、何発か貰ってるけど耐えきったよ…ボロボロだけど

「剣術のスキル使っても良かったのに」

恵さん止め刺さないであげてー


騎士達は皆呆然としてるよ

まぁ少女に将軍さんが負けたんだし当たり前だね

お姫様はなぜかドヤ顔してる


「ん…物足りない。お前達もやる?手加減するけど?」

恵さん、周りの騎士達に声かける

騎士達びびっちゃってるよ?

あっでも、やるんだね。勇敢だね騎士達


結果は…皆、恵に叩き伏せられたよ

恵さん満足そう

恵は子供じゃなければ、わらわらと来られても平気なんだよねー

近くの騎士に剣を返して、恵は私達の元に帰ってくる

ちなみに、恵さん汗一つかいてない

受け流してカウンター入れただけだって…普通汗かくよね?


そろそろお昼だね

昼食は王様達と一緒にだって…聞いてないよ…

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