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天使姉妹の異世界旅  作者: kaito
序章、双子転生
20/101

二十 ギルドマスター、オルナンドさん

それから、私達はマリアちゃんに私が天使だと周りに話さないと約束して、孤児院に送り

冒険者ギルドのマスター部屋に二人でギルドマスターの爺さんを睨んでる


何があったかと言うと、この爺さん私達が戻り早々、大々的にゴブリンキングを討伐した事喋りやがりました

「言い分は?」

私もこれにはぷんぷんだよー

「こっそり解体頼むつもりだったのに」

恵も睨んでるよ

爺さん小さくなってる

「まっまぁ貴女達が強いのはブラッドベアー持ってきた時点で分かってたからまぁ良いじゃない?ね?」

副ギルドマスターの受付嬢さん…あっ名前知らないー

受付嬢さんが助け船出したし、この辺で勘弁するかー


そろそろ、本題に入りますか…

お爺さんも気がついたようで、受付嬢さんに目で合図している

多分、大事な話だから出なさいだと思う

受付嬢さんはお辞儀して、部屋から出ていく

さて、何から聞こうか…


「ドミニカって、天使の位は?」

おぅ恵、いきなり大きいこと聞くね

これ答えられる?不利に判定されない?

「上級天使なはずですじゃ。わしの鑑定では何も見えないのです」

ん?て事は、口で聞いた?でもステータスに~天使の加護ってでるんじゃないの?

「それは、上級天使以下と大天使だけですじゃ。上級天使以下は天使の加護、大天使だけは大天使の加護となるようですのぅ」

ここでも大天使だけだったー

「それに、加護の大きさを変えられるのも大天使だけですのぅ」

それもですかー。大天使、特別なんだねぇ

「位が最高位なだけはある」

それは同意するよー


お爺さんが真剣な顔になる、真剣な話か

「お主達、これからどうするのじゃ?」

んー?旅に出るつもりだけど場所まだ決めてないねぇ

恵に目を向ける、おっとこっち見てる

うん、恵もまだ決めてないね

「旅に出るつもりだけど、まだ行き先決めてない」

恵が私の代わりに答える

私は、行きたい場所とかは恵に任せてるからね

そこ、任せきり良くないとか言わない


「ならば、教国にはまだ行かぬ方がいい。お主達が一生隔離されても良いなら構わんが」

なにそれ、確定なの?やばくないそれ

恵もほぼ確定の言い方に唖然としてる

「あそこは、天使を見破れる。今の能力なら魔力妨害の術で確実に捕まってしまうぞ。」

魔力妨害?やっぱり私達は魔力で体操ってるの?

お爺さんはそうだと頷いて、地図を開いた

「おおよそ、領域のほぼ全てに結界が張ってあるだろう。魔力測定の結界がな。」

それで、高過ぎる者に魔力妨害をかけるのか…


お爺さんがそうだと頷いて

「人族やエルフ…耳長族がそうだった場合なら、妨害されただけで、実害はあまりない。やつら、動いた時点で興味失せるからのぅ」

それって天使が魔力妨害されたら動けなくなるの知ってるってことですね


「もしかして、教国は以前天使を捕らえたことがある?」

「一回だけあるそうだ。まぁ怒った天使達が救出したらしいが、故に教国は天使を捕まえる事に執着しとる」

崇め称えるとかの次元じゃないですよそれー

もはや、愛玩動物ですかー?

「奴等は罰当たりな連中じゃよ。天使様達が滅ぼさなかったのを国に加護があると勘違いしておる。天使様達に情けを掛けられただけなのにのぅ」

天使の加護は人には与えるけど、国とかの単位は一人とかじゃ無理でしょ。て言うか、仲間捕まえといて加護与えられるわけないじゃないですかーばかなのかな?

「馬鹿って言うか、多分上の奴等が頭いかれてるんだと思う」

恵の発言にお爺さんはうんうん頷いてる


「そろそろ、お爺さんの名前知りたいんだけど?」

恵、お爺さん言うの面倒にでもなった?

「主の天使に文句言うのに名前しらないと困る」

あぁそっちか

お爺さんすごい冷や汗

許さんけどね


「……あ」

あーもう、面倒くさい天使の瞳で観よう


オルナンド

人族 65歳

ギルドマスター 職

槍武者 戦職

Lv78

スキル

〔ドミニカの使徒〕 天使の加護 身体強化 魔力操作 指揮者 達人 鑑定

魔法

火魔法Lv7 風魔法Lv6

武器スキル

槍術Lv10

ステータス

HP 4600 MP 3700

力 620 魔力 440

素早さ500 知力 410

運 50

Eギルドマスターの正装 E魔殺の槍



おぅ凄くステータス高い、化け物かな?

名前はオルナンドね覚えた

…鑑定は天使の瞳の劣化みたいな性能だね

魔殺の槍?

魔殺の槍…魔を滅する槍、魔物、魔族などの再生能力などを打ち消し、致命な一撃を与えられる神聖なる槍

強さ 450 耐久 300


あっ聖槍じゃないんだ

でも強いね。特別な槍かな


「天使の使徒はLvup時に、ステータス上昇の恩恵もあるんじゃよ。だから、適正の高いマリアはきっと強くなるぞ」

わしを越えるだろうとオルナンドさんは自信満々で期待した目で想像してる

孫をみてる目だよねそれ

まぁ私の使徒だしねマリアちゃんは、きっと大聖女って名の残る凄い聖女になると思うよ

「…姉さん」

恵、呆れた目で見ないでー


「での、旅先をまだ決めてないなら、ドミニカ様がいる冒険者ギルド総本部がある王都に向かうのがいいと思うぞ」

ドミニカ様も会いたがってるはずじゃとオルナンドさんは王国行きを勧めてくる

何かある訳じゃないよね

私は思わずジト目で見てる

恵もジト目してるから私だけじゃない安心


「いや、何も企んでないぞ。ただ他の天使に会うのはお主達の旅の理由でもあるのだろう?」

まぁ確かにそうだけどー

「姉さん、遅かれ早かれ行くんだから、まぁ騙されたと思って行こう」

しかたないかー恵も言ってるし行くしかないね


マリアちゃん達に挨拶したら出発しよう

「姉さんすぐは無理だからね」

準備要るんだからって…恵さんがまた呆れてるー

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