二 天使になりました
「うーん…」
目が覚め辺りを見渡す
森…深い森に放り出されたらしい
「そうだ!恵は!?」
すぐ隣に倒れていた、彼女に振り替える
「うー…?」
目を覚まして、私に振り替える、彼女の頭には光の輪が、背中には白い大きな羽が二枚ある。まさに、天使
髪の毛は金髪でポニーテール、瞳は赤い、…胸は無い
「姉さん?」
恵は私をぽかんとした顔で見てる
多分、私も同じ顔してる
「天使だねぇ…」
「姉さん…」
恵ははぁ…とため息を吐いた
相変わらずのほほんとしてると…解せぬ
私も自分の確認をする
髪は金髪で腰まであるロング、瞳は青いらしい、胸は…うんある
で、頭には光の輪があり、背中には大きな白い羽が四枚ある。けどはなぜ私は四枚なのだろう?
「姉さん、女神が言ってたステータスってやつ、とりあえず確認しよう」
恵の言う通りに、頷いて頭の中でステータスと念じる
天間 光
天使 族
大天使 位
LV 1
スキル
大天使の加護 天使の瞳 擬人化
魔法
光魔法LV10 治癒魔法LV10 探索魔法LV10
武器スキル なし
ステータス
HP 3000 MP 4500
力 400 魔力 700
素早さ 350 知力 550
運 500
「…天使族?…大天使?」
「姉さん、私は守護天使だって!あと、深く念じると詳しく確認できるみたい」
なるほど、深く…
大天使
最上級の天使、天使の中でもっとも位が高く神の次に位置する
「…え?えぇー!!?」
「ね、姉さんどうしたの!?」
恵に説明する…
「な…なるほど、女神は姉さんを気に入ったのかな?」
「お話しただけだよ?」
余ってるからとか言ってたし…
ん?
大天使の加護?私が大天使なのに?
深く観てみよう
大天使の加護…大天使が与える加護
大天使自信が加護を与えたいと思った存在に対して加護を与える事ができる
効果は…大天使の加護(大)ステータスが大幅上昇、魔法による被害を大幅減少させる、物理的な衝撃及び肉体のダメージを軽減する、一度の死亡判定を大天使加護(大)が消滅する代わりに打ち消す
…大天使の加護(中) ステータスが上昇、魔法による被害を減少させる、物理的な衝撃及び肉体のダメージを僅かに軽減する
…大天使の加護(小) ステータスが僅かに上昇する
…うん加護(大)やばいね、蘇生まで効果あるよ
大天使すごいね…
加護かけるとしても、仲良くなった子でも(大)は気を付けないとやばそう…
うーん…あっ紙が落ちてる
恵も私が拾った紙を覗いてる
どれどれ…
転生場所決めてなかったごめんね
ステータス見て慌ててるかな?
お姉さんは大天使、妹さんは守護天使にしといたよ。魂がすごく綺麗だったから位が一番高くできちゃった
最上級と上級だから戦力は問題ないはず
とりあえず、そのままの姿だと人族がパニックになるから擬人化してねー
できれば、先に降りた5人の天使達の様子見に行ってくれたらうれしいな
先輩天使達は高くて上級だから光さんが話せば無下には絶対しないよ
by女神さま 必要そうなものは魔法のポーチに入れといたから
「「……」」
恵は紙の側に落ちてたポーチを拾い中を確認する
「金貨十枚と、剣が二本、干し肉…」
本当に必要そうなものしか入ってなさそう…
「とりあえず、姉さん森から」
恵が言い終わる前に、木々の影から何かが飛びだしてきた