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天使姉妹の異世界旅  作者: kaito
序章、双子転生
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十 ギルドカード無事ゲットです

「姉さんが許すそうなので、早くどっか行って」

恵はシッシッと貴族男に手を振る


「お、お前ら覚えたからな!!」

貴族男も足ガクガクで捨て台詞吐いて逃げていく

あっ部下?仲間?は放置ですか

恵は手加減してるから気絶で済んでるのにね


「私は興味ないから絡まないでねー」

私は逃げていく貴族男にとりあえず、言っておく

何回も絡まれたくないし


「受付嬢さん、壁とかテーブル壊れたのどうすればいいですか?」

私が絡まれた原因だから修理費こっち持ちだよねやっぱり

お金大丈夫かな…


「姉さん…ごめん」

うん、恵も壁とかテーブル見て理解したみたい

私の為に暴れてくれたのは嬉しいよ


「そうですねー?修理費って言いたいですけど…まだ、登録前でギルド関係者じゃないんですよねー」

受付嬢さん、が私達を見てにこりと笑う


「先に絡んだ上、乱暴しようとしてるとこ私も皆さんも目撃してるから修理費は"冒険者ランクCのレイランス"率いるパーティー"栄光の剣"に出して貰いましょう!」

周りの冒険者に聞こえる様に、受付嬢さんが大きな声で私に言う

あの貴族男やっぱり嫌われてるのか。にしてもランクCなんだ強いのかな?


「嬢ちゃん達は悪くねーぞ!」

「そうだぞー!」

「毎回来ると視界に入ったかわいい子に、ちょっかいをかける奴だからアイツが悪い!」

「私も絡まれたことあるわー」

「災難よねー」

「栄光の剣じゃなくて、汚物の剣よあいつらー」

「違いないわー」


周りのの冒険者達から貴族男に非難の声が上がる

うん、様子からして初犯じゃないね何回もやってるみたい


「レイランス様はこのギルドの一応、ナンバー2なんですよ。だから、調子に乗って他の冒険者パーティーの女性とか、私達受付にちょっかいかけてくるんです」

「手当たり次第だし、下品な絡みが多くてキモいよね」

「うん。マジキモいー」

「ぶっちゃけ様つけたくないしー」

他の受付嬢さん達も反応して非難してるし


「お金で上がったランクなんかじゃ意味ない」

恵が気絶してる貴族男の仲間を引きずりまとめながら呟いてる

それは、私も思うよ

で、そいつらバッチィから恵ちゃんと手拭いてね


「コイツら外に出しとく?それとも縛る?」

恵は受付嬢さんに聞いてる

「外に捨てといてー」

「ごめんねー」

「ありがとうね」

受付嬢さん達が一斉に答える

どんだけ嫌われるとるのコイツら


「分かった」

恵は気絶してる三人をまとめて引きずり外に放り出す

うわー…雑すぎる

恵は手を布でふきながら戻ってくる

かなり丁寧にふいてる、あれは後で捨てるね多分


「じゃ仕事に戻るよー。皆戻ってー」

私達を担当してた受付嬢さんが声を上げると、周りの受付嬢さん達も自分達の担当してるところに戻っていく

この人もしかしてそこそこ偉いのかな?


「気になる?」

私の疑問顔に出てたみたい

よくばれるなぁ

隣で、恵が全く隠せてないよ…姉さん…とため息出してるけども


「私はね、副ギルドマスターも兼任してるのよ。まぁ受付がメインだけどね」

かなり偉い人でした

「ユーザに気に入られたみたいだね。お嬢さん達。」

二階から初老のお爺さんが降りながら声をかけてくる


「ギルドマスター。気が付いてたなら早く来てくださいよー!」

「ごめんよー。面白そうだったからね遅くなっちゃった」

わざと遅くなったって言ったよこの人


「相変わらず、じゃないですか!この子達まだ登録前なんですから怪我でもされたらギルドの沽券に関わるんですよ!もう」

「今回はフレイ様居ないんですからすぐ来てくださいって言っといたじゃないですかー」

受付嬢さん達が文句言ってる。フレイさんって誰かな?

「ごめんよー。お嬢さん達なら全く問題ないと分かったからねぇ。」


ギルドマスターのお爺さんが目でチラリと私達をみる

んー?なんかこのお爺さん周りと雰囲気が違うなぁ

なんか、頭の上とか背中の羽のある付近とか見てるような…

もしかして、天使ってばれてる?

ありえないよね…うん


「私達、登録できるの?」

しばらく黙ってた恵が、しびれを切らして受付嬢さんに呟く


「あっ、ちょっと待っててね」

受付嬢さんが二枚の紙を取り出し、私達の前に出す

「これに記入してね。書きたくないところは飛ばして平気よ」

「名前しか書かない奴もおるからあまり気にせんでいいぞー」


ギルドマスター…気付いてない?

凄く気になってるけど、とりあえず書こう


名前…ヒカリ、名字はやめとこう

種族…人族

戦闘職…治癒魔法使い、光魔法使い、でいいのかな?

ん?神官?僧侶?まぁいっか

戦闘スタイル…戦いかたかな?要らないよね

あんまり、書くことないねぇ


恵の方をみる

名前…メグミ

種族…人族

戦闘職…剣士

戦闘スタイル…前衛、治癒魔法と光魔法が多少使える

恵、凄く真面目に書いてるー

真面目さんだねぇ


ギルドマスターが私の方の紙をチラリと見る

「ほぅ人族」

…ギルドマスター気付いてる確定

ギルドマスターがにこりと笑う

ばらしたりしないみたい…何者だろう、このお爺さん


「では、この玉に手を乗せてください」

受付嬢さんは横に置いてある透明な玉を私の前に置く

私は言われた通りに、そっと手を置く

すると、手を置いてすぐに、玉が光出す

光あまり強くないね


「登録出来ました。こちらがギルドカードです」

私に木製のカードが渡される

「最初は、Gランクからはじまる。ランクはCまでは依頼を一定数達成で上がるぞ」

「三回失敗で回数リセットされるから、Cより上はあまりいないのよ。Cまでは余程の事をしないかぎり、ランクが落ちたりはしないわ」

さっきの貴族男が下がらない理由だね

余程の事ってどんなレベルの事かなー?テーブルとか壁に穴あけてもさがらないみたいだし


恵もカード渡されてる。登録無事に出来たみたい

「ランクFは依頼数10達成で上がるわ。Fランクの依頼は基本的に薬草採取と街のお手伝いだからすぐにGランクになれるわよ」

がんばってねーと受付嬢さんが手をふっている受付から離れた


「姉さん、宿を解体の時におじさんに聞いたら安くてお風呂有るところ教えてくれた」

私の妹本当に優秀だねぇ私、宿の事忘れてたよ


聞いた宿に向かう前に、私は恵の剣を買うために、武器屋に行こうと思い、探すようにきょろきょろする

「姉さん、マリアと通った道にあったよ武器屋」

恵呆れた目で見ないで…

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