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第六十七話 卯の神

あああああ……

すみません、これも不完全なもの上げました。

急いで続きかきます……


2018.01.07 完全版投稿しました。

「可愛いですねこの像」「ほんとうに」


 卯の国の御神像は二匹のうさぎを象った可愛らしい形をしている。

 アンとドワが一体ずつ持つとすこしあざといぐらいに可愛い。似合っている。


「ラビテ村へ戻ろう」


 カインが攻略の狼煙を上げ、しばらく休憩した後に帰路へと着く。

 

「それにしても、毎度御神像を守っているのは強いね……」


「もうクタクタじゃわい……」


「長年の怨念に近い想いの集合体。神をも封じる悪しき意思。

 手強いのは仕方がない……」


「プリテちゃん大活躍だったね! 私なんて最後息切れしちゃって武器がボロボロ……」


 シャロンのふくよかな胸に挟まれた大斧はボロボロだ……


「闘気の維持は非常に体力を遣いますからね……自分もだいぶ消耗しました」


「カインが攻守に渡ってバランスを取ってくれてるから俺もフーも攻撃に集中できてるんだよ、本当に感謝してる」


「そ、そんな……ありがとうございます……」


 照れて赤くなってうつ向くカイン、本当に感謝してるんだ。


「おやおやおや?」


「変なとこに食いつくのですリューは」「そうなのです」


「なんにせよ、一度みんなの武具はノタへ行って見てもらったほうがいいな」


「ラビテに戻ったら移動できるようになるじゃろうて、ノタへ移動して武具をそろえて、すぐにドラグ……まだまだ忙しいのぉ……」


「まだまだ多くの国が残っていますからね、頼りにしてますよフー!」


 ラビテ村への帰路は魔物に遇うこともなく順調に戻ることができた。

 この国の赤目の元凶を倒した知らせに村人たちはたいそう喜んでくれて、いつも通り盛大にお祝いをしてくれた。

 俺もしこたま食べてしこたま飲んで激戦の疲れを癒すことができた。


---------------------


「ところでプリテ、俺はアンとドワと戦うのか?」


「「無理ですよ!」」


「もうすでに一晩肌と肌を寄せて床を一緒にしているから平気」


「すっごい誤解を呼ぶ表現だなそれ」


「kwsk!!」


「うおっ!! リューどこから来た!?」


「皆さん集まってたのしそーでえすねぇ」


「シャロンも来たのかって酒くさぁ!!」


「さっき間違えて一気飲みしてた。面白いから黙ってたらどんどん飲んだ」


「そこは止めなさいプリテ」


「なんじゃなんじゃ盛り上がっとるのぉ」


「メリウス様食事のお代りお持ちしました」


 全員がそろうと、いつの間にか大所帯になったものだ。

 この世界、初めて来たときは俺一人だったのにな……

 わいわいと盛り上がる目の前の仲間が本当に愛おしく感じる。


 パキン


 突然乾いた木が割れるような音がする。

 それと同時に今まで喧騒に包まれていたはずが、静寂で支配される。


(……これは……めずらしいパターンだな)


【もう慣れたものですねメリウスさん】【開放してくれてありがとうございます】


 ぺこりと二匹のウサギが頭を下げてくる。

 これは、すさまじくかわいいな。


(あとは竜の国ですね。今回は初動で敵に後れを取ったので少し手間取りました)


【それについてはこちらも協力できなくて申し訳ないです】【さらに言うと、次は3か国一気に来ます】


(3か国ですか……)


【ただ、竜の神は優秀な神です。きっと強い力を与えてくれます!】【ますです!】


 なんなんだこの二人、可愛すぎるだろ。


【私たちの眷属含めて、この世界をよろしくお願いしますね】【お願いします】


(頑張ります!)


【また逢う日を楽しみに】【してます!】


--------------------


 突然音が戻ってくる。

 同時に額の石が温かくなることを感じる。

 お社に置いた御神像も今頃光っているだろう。

 これで縁が結ばれたんだな。俺はそう確信する。

 きっとまた、()()()いたんだろう。

 記憶には残っていないが、なんとなくそれだけはわかる。


 近くにいたアンとドワの頭をくしゃくしゃと撫でつける。


「どうしましたか?」「しましたか?」


「いや、これからもよろしくな!」


「キターーーーーーー!!」


「リューはうるさいのです。シャロンも目が血走って怖いです……」


 にぎやかな宴はこうして過ぎていく。

 次の戦いが終われば、より大変な戦いが待っている。

 俺はそう確信していた。


 翌朝、鈍く痛む頭を抱えて目を覚ますと、またもアンとドワが覆いかぶさっていた。

 起こさないようにそっと寝かして顔を洗いに行く。


「お、早いなメリウス」


「フーも飲んだくれてたのに凄いな」


「なーにあれくらいでは問題にならん」


「お二人ともおはようございます」


「カインおはよう。その、なんだ、大変だったな……」


 カインはいたるところにキスマークをつけられていた。

 卯の村の若い娘の総攻撃に会っていたらしい、うまいこと逃げたらしいが……

 イケメンカインはどこに行ってもモテモテだ。

 カインの子供ならきっとイケメンだし、この世界一夫多妻もOKみたいだし、自由にしていいとは伝えてある。

 現にフーは家族をもっているわけだしね。

 

「いえ、メリウス様のそばにいるとその光で私までよく見えるのか知りませんが……大丈夫です」


 なんかすごくクールなことを言っている気もするが、こればっかりは俺がどうにかできることではないからなぁ……


 のんびりと朝食の準備をしているとみんながのそのそと起きてきた。

 朝食を囲い、今後の予定を確認する。

 ノタの街で武具を整備し、そのままドラグへと移動。

 戦闘準備を整えて、竜の国を開放する!


 







お見苦しいものをお見せしてしまい申し訳ございません。

本年度もよろしくお願いいたします。

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