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男の娘と  作者: 梢田 了
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男の娘とカラオケ

 ハ・ガ・ネ・の・ハ・ア・ト・に・イ・ノ・チ・を・賭・け・てっ♪

 ハ・ガ・ネ・の・コ・ブ・シ・で・テ・キ・を・討・つ~♪

 ゴー! ゴーゴー!

 シャイ! ザレ! オォーン!

「上手いじゃん、まさやん先輩」

 ふっ、どんなもんだい。特にこの曲はよく歌ってたから自信があるぜ!

 狭いカラオケボックスの中でハッスルした俺は、暑さに負けて上着を脱ぐ。

 で、お前なに写真撮ってんの?

「動画だけど? ブログ用」

 アホ抜かせー!

 そいつをよこせ、おいこら! てんめええええ!



 事の発端は朝の休憩時間だ。

 移動教室から帰ってきたそいつは、自分の席につくなり両手を合わせてこう言った。

「な、な! 頼むって柾谷(まさや)。カラオケ行こうぜ~!」

 カラオケ? パスだパス、なんで駄目声を披露せにゃならんのだ。

 前の席の奴のお誘いを文字通り蹴りつける。俺こと柾谷(まさや)博一(ひろかず)、別に歌えないわけじゃないんだけど、こういうのって凄い上手い奴がいるわけで。そいつの後とか前とかに歌うのがなんか嫌なのだ。

 自意識過剰なだけかも知れんが嫌なのは嫌だ!

「そんなこと言うなよー。お前が来てくれないとマァサちゃん来ないって言うんだよー。相棒の顔を立てると思って、な?」

 なにが相棒だこの野郎。水鉄砲戦争で今後一切お前の片棒にゃならんと決めたんだよ。それに、大体がだ、女の子を呼べよ女の子をよー!

 なにがマァサちゃんだ。男にちゃん付けするんじゃない! 男が男を囲ってカラオケして楽しいのか! 俺は女を囲うか女に囲われてカラオケしたい!

「俺にそんなツテあると思ってんのか!」

 だからパスだって言ってんだろマヌケー!

 俺のほっぺをぐにぐに引っ張る奴に負けじと俺は奴の耳を引っ張る。

 うぐぐぐぐぐぐっ。

「なに、オンナ呼びたいの?」

「おわぁ! マァサちゃん!」

 出たな女装野郎。

 マァサこと安藤(あんどう)昌也(まさや)。セーラー服にツインテールのカツラを被った女装癖の持ち主だが、これがまたそこらの女子より可愛いから性質が悪い。我らが男子校ではすでにアイドル扱いだ。その見た目にも関わらず先輩を先輩と扱わないだけあって度胸もある。というか中学時代はヤンキーだったらしく、腕っ節も強いと評判らしい。

 実際、俺も一度こいつの喧嘩を見たことがあるが相当なものだ。お前なんで女装してんの?

 しかしもカカシ、誤解だ浮気じゃないんだとわけのわからんことを言い出す前の席の奴を鬱陶しそうに退けて、安藤は言ったのだ。女なら呼べる、と――!

 マジかよ安藤! すげえぜ安藤! ここまで人を尊敬したのって初めてだぜ!

「頭がたか~い。もっと褒めてチョンマゲ」

 このやたらと古臭い言い回しもどうでもよくなっちまうぜ! 俺だけでなく、クラスの連中までテンションを上げてカラオケに参加したいと叫ぶ中、安藤はニンマリ笑って条件があると言ったのだ。

 ……おい、ヤな予感しかしねーぞ……。

「オンナを呼ぶには俺も男の格好しなきゃいけないからさ、まさやん先輩が女装してくれたら呼んでもいいよ」

 …………。

 一瞬の沈黙。クラスメイトの視線が集う中で、彼らはもちろん構わないぜと安藤の提案を承諾した。待て待て待て待て。

 おかしいだろ! いや安藤が女を呼ぶためにどうのこうのは分かるよ。なんでそこに俺が女装するっつー話が出てくんだよ!

「ボケ枠?」

 お前はだーまっとれい。

 口を挟んだ前の席の奴を蹴りつける。これなのだ、安藤が俺のところに良くやってくる理由は!

 男子校だけあって下ネタ万歳の風紀に似合う中学生レベルの下ネタ好きな安藤に対し、オクテでそのテの話には乗り遅れてしまう俺に目をつけられたのだ。お陰でかなり際どい悪戯からただのセクハラにバイオレンスが炸裂したりと、いわば俺は安藤のお気に入りの玩具という扱いだ。

 だから条件とか出したら絶対に俺に絡んでくると思ったんだよー!

「まさやん先輩はぁー、全然オトコらしくないただのヘタレだからぁー、もう女子になったほうが良いと思うんですよぉー」

 胸の前で手を合わせてぶりっこアピールの安藤。くっそ可愛いが関係ねえ。豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ。

 女子とのカラオケがかかっているからか、そうだそうだの大合唱。クラスの連中はまとめて便座にはまって死ね。

「ああ、でも、そう簡単に男だとバレちゃつまんないなぁ。まさやん先輩、一回イメトレしてみよっか」

 やっぱお前のつまるかつまらないかの話なんですね! わかってたよこの野郎!

 お前らがなんと言おうと俺は女装なんてやらん! 当たり前のように話を進めやがって、俺はカラオケには行かんぞー!

「なんだよぉ、ノリ悪い先輩だな。イメトレって言ってんだから別に女装しなくていいよ」

 肩を竦める安藤。いやな、ノリの話じゃねーぞこれ。外に出るんだったら羞恥プレイになるじゃんね。

 でもまあ、イメトレとは言え女装しないなら構わないか。本番をすっぽかせばいいし、何よりクラスの連中の溜飲を下げねばなるまい。

「よーし、じゃあ決まり! 今日の放課後に行くからさ、逃げんなよ?」

 嬉しそうに指を突きつける。先輩指差しすんな。教室から出て行くあの野郎め、面倒なことをと思わず唸る。

 振り返った先では俺のことをしげしげと見つめる男子生徒諸君。

 なになに? 女子と行くのはいいけどカマ野郎と行くのはちょっと? なんでマァサちゃんじゃなくて柾谷が女装すんの? どうにか途中で柾谷をのけられないかな?

 …………。

 便座にはまって死ねとか言った俺が言うのも何だけどさ、同じクラスメイトなんだからもう少しいたわっておくれよ。マジで。せめて本人を目の前にしてそういうこと言うなってのに。

「な、な、柾谷。俺は別に最初からでもいいけど、話しかけるのは止めてくれよ?」

 やっかましーぞこら。

 前の席の奴を蹴りつけると同時に、休み時間終了のチャイムが鳴った。



「――小さな声が、聞こえるよ。何度も凍てつく、空の下で。

 陽が昇って沈んでただ進むだけの毎日お前と一緒に進むぜ未来!

 それが頭の中だけの構図でもそれを見てくれる人がいなくても必ず幸せにしてやるぜこの先!

 だから始まった冬にお前が閉ざされようと――」

 ……ウメエ。

 独特なアップテンポにスローなテンポが組み合わさった、高い声と低い声、男女で歌いわけるデュエット用の曲を当たり前のように歌う安藤に目を丸くする。

 学校近くのカラオケボックスだが、諸事情により我が校生徒が近寄らないため生活指導部もあまり見張りにこない穴場スポットだ。最近は安藤のお陰でこのへんにも足を伸ばせるようになったのだが……。

 これ俺の一番嫌なパターンね。カラオケのくっそ上手い奴とタイマン張らなきゃならん状況。

「はー、ひっさびさに声出した感じ。まさやん先輩、まだ曲決まらないの?」

 どっかと隣に座る安藤に肩を震わせる。大声出しただけあってか、隣から感じる体温に思わず緊張。別にいつもと距離が違うわけではないのに、なんでこう緊張すんの?

 いやいやいや、落ち着け博一。こいつ男だから。女の格好しててもこいつ男だから。

 しかしこのテの曲っていざ歌うとなるとどれ歌うつもりかわからなくなったりするよね。リモコンぴぽぱぽやってると、安藤が覗きこむ。

 ……お、おい、引っ付きすぎだぞ乗っかるなよ!

 肩に顎を乗せてきた安藤に思わず背筋が伸びた。

「あっ、これいいんじゃない? デュエットしようぜ、まさやん先輩」

 隣に座る安藤の、半身が背中にぴっとり張り付いて今度は前屈みになる。

 いや別に変なところがスタンバったわけじゃないよ? 背中にくっつかれたから動いただけだからね?

 とりあえず安藤が選んだのとは別の曲を選ぶ。昭和のアニメソングとかが好きなんだけど、それだけしか歌えなかったらひんしゅくものだから他のも練習しているのだ!

 安藤が文句を言っていたが気にしない。

「……なんかオタクくせーのだなぁ」

 ドキッ。

 き、きき、き、気にしない! さあ、いくぞ!

 おー、お~! 果てしない空、見ぃ上ぁげてー!

 風と一緒に旅立とう、そーらーへ~♪

「お、なんか、いい感じじゃん」

 そうだろそうだろ!

 安藤の合いの手に気分も盛り上がり、ついつい歌うのにも熱が入る。

 おいおい、案外楽しいじゃないか! 女装のイメトレとか言われたから身構えちまったが、安藤のほうは歌えりゃいいって感じだったのか。

 ノリにノってしまった俺は、普段は人前で歌わないものまで歌ったところを安藤に撮影されるまで、我に返ることはなかった。



 くっくっくっ。

 動画を再生していると思わず笑ってしまう。本当に気持ち良さそうに歌っている先輩の顔を見ていると、誘った甲斐もあるものだと思える。

 怒ってトイレに行ってしまったまさやん先輩だけど、帰ると言い出さないあたりまだ歌い足りないみたいだ。せっかく二人きりになったんだし、俺もまだまだ先輩の歌とか聞いてたいけど、時間があるからなぁ。

 時計を見れば、すでに入店してから一時間が経過している。部屋を借りた時間は二時間、カラオケに行くの渋ってたからすぐに歌える曲がなくなると思ってたけど……あの様子じゃ、まさやん先輩のもち歌は多そうだ。

 ここにこれたのも、あのウザい先輩の前の席の奴がお願いしてきたことをまんま使わせてもらったんだけどね。オンナなんて呼ぶわけねーじゃん、あのオクテな先輩には無理だろうけど、万が一にでも仲良くなっちゃったら俺と遊ぶ時間が無くなっちゃうし。

 本当にまさやん先輩が女装してくれるんなら、まあ、考えはするけど……無理だろうしなぁ……力ずくでやってみるか?

 いや、幾らなんでもそれはダメだ。そんなことより、残り一時間もないんだからどうするかを考えよう。

 ここでふと、先輩の後ろからリモコンを覗きこんだ時のあの反応を思い出す。

 ……からかってみるか。

「ん、なんだ曲入れてないのか?」

 ちょうど良いところで戻ってきた先輩に微笑んでやると、先輩は顔をひきつらせた。なんでだよ。可愛いだろ?

 オレンジジュースの入ったコップを片手に座る先輩に、とりあえず引っ付く。

 ……重心が離れたな。こりゃー意識してるねー。

 とりあえず逃がさないようにまさやん先輩の肩に両腕を回し、固まる体にもたれかかった。

 デュエットしようぜ、まさやん先輩。

「お、おお、お、……おう……」

 噛みすぎ。

 笑いを堪えていると、ロボットみたいにカクカクした動きでリモコンを触り始める限界だー!

 指差してげらげら笑うと先輩は真っ赤な顔で怒鳴り始めた。可愛いもんだね。昔からそうだった、先輩って感じなんて一切ない。

 ヘタレだし仕方ないか。

 先輩のリモコンを奪い取って、一昔前の流行り曲を入れる。いわゆるラブソングで先輩は知らない曲だと慌てていたが、この際それは関係ないのだ。

 声だしていけよー、まさやん先輩!

「ふ、古い畑の~、道をー? 行くぜ男のぉ、どなん橋……?」

 続くは俺だ。

 橋を渡りて、遭う女は見つめる~、その男ぉー!

 よしよし、ノってきた! こっちは二人で歌う所だ!

 巡りては別れて、遭うても裂かれて、それでも行くのさぁ、どなん橋!

「巡り、て? 遭うてもぉ、えー、……お、おいこっち見すぎだ安藤!」

 なんだよぉ、こっから盛り上がるところだろー。

 顔を再び赤くしたまさやん先輩は、曲を止めて座り込んだ。恥ずかしがってそっぽを向く姿は子供のようで可愛らしい。なるほどなぁ、こういうのを母性をくすぐられるって女は言うんだろうな。

 むふふ。もうちょいからかってみるか。

 まさやんセ~ンパイ。

「も~、今度はなんだよホントにも~!」

 まさやん先輩にくっつくと、肩に手を回す前に逃げられた。ちっ。

 お腹空いたからなんか頼もうぜ。俺、もう金ないから奢ってくれよ。先輩だろ?

「まずは先輩を敬うようになってからそういう事をほざけ」

 そんなツレない事を言わずにさー、いいだろ、まーさやんっ。

 逃れようとするまさやん先輩に飛び込むようにして抱きつくと、先輩が叫び声をあげた。うるせーんだけど。

 ピザが食べたいんですぅ、一枚でいいから頼みましょうよぉー、ねえ、先輩?

「あ、はう……ぐ……わ、わかったから離れろーっ」

 脇腹のあたりに指をつけて、のの字を書く。耐えられずに電話を掛けに部屋の隅に行ったまさやん先輩が可笑しくて可笑しくて。

 よく〝女の頼みごとは断れない〟とは聞くけれど、こういうことなんだろうか。俺、男だけどなあ。まあ可愛いからしょうがないか。

 そう、可愛いからだ。化粧やら女装やらして、可愛くなったから先輩は俺の言うことを聞いてくれる。可愛くなかったら、こういうことはしないんだろう。

 俺が男の格好のままだったら、先輩は今みたいに遊んでくれたんだろうか。



 ミックスピザひとつ注文して、俺はひっそり溜め息を吐く。

 なんで男相手に、しかも後輩に気を遣わなきゃならんのだ! 俺、将来悪女に騙されそうだなー。

 そんなことを考えつつ振り返る。オラ安藤、注文してやったぞ。

 ……ソファーの上でヤンキー座りすんなよ……パンツは男物でいいだろ……。

「まさやん先輩さー、俺って可愛いか?」

 なんかもう凄い脱力してソファーに座ると、安藤はこちらに目も向けずに話しかけてきた。なにほざいてんのお前。

 文句のひとつでも言ってやろうと口を開くと、こちらに顔を向けた安藤の顔は真剣そのものだった。

 えっ、なにこの空気。

「答えてくれよ」

 ちょ、え、なに、なんなんだ? これってあれか、可愛い後輩とかそういうこと? 見た目的に可愛いとかじゃなく。

 それなら小憎ったらしいけど憎みきれないとか、そんな所はあるけど、なんかこれ違うぞ空気が!

 あ、あー……まあ、ね? そうね? 一般的には可愛いって分類になるんじゃないかな、うん。

「一般的とかじゃねえよ、先輩に聞いてるんだよ!」

 お、おう。えっ、おう。うん。えっ。

 なんで俺に聞く!?

 そりゃお前、性格はともかくとしても、その、うん。カッコもカッコだし、まあ、可愛いんじゃない?

「…………。……えっ、……あ……! な、なんで……!

 ば、ば、馬鹿! そっちの可愛いじゃねえよ! ほら、あの、あるじゃん! 目に入れても痛くないとか、ああいう……!」

 珍しく顔を真っ赤にする安藤。自分の顔色に気づいたのか慌てながらも否定してきた。

 あ、あーっ、そっち? そっちの可愛いね、うん、可愛い可愛い……いやそっちの意味なら可愛くねーよくっそ生意気じゃねえかお前!

「なんでだよ、可愛いだろ! そう言ってくれたじゃん!」

 そっちの可愛いじゃねーって言ってんだろボケ!

「じゃあ顔が可愛いって事かよ!」

 あー可愛いよ! くそ生意気だけどめっちゃ可愛い……なに言わせてんのお前!?

 この野郎とばかりに組み付く安藤。お前えー加減にせいよ……いや駄目だ、パワーじゃ勝てねー!

 この野郎、離れろ! いや離れて下さい!

「まさやん先輩はよー、俺が可愛くないと遊んでくれないんだろ!」

 なんの話なんです!? 言われなくても……あ、いや、たぶん遊ばないかも。相手すんのめっちゃ疲れるもん。

 弱味に漬け込まれないなら関係ないもんねー!

「んだとー、こっちから願い下げだよ!」

 そんならこっちも清々するね!

 って、待て待て待て! 上脱げかけて……お前、男がブラしてんじゃねーよー!

「ミックスピザお持ちしましたー。……な、なにしてるんですかっ!」

 わーおタイミング悪過ぎてむしろいい~!

 ほんとこういう時にフード来るよね!

「うるせえ、引っ込んでろバイト!」

 お前が俺の金で頼んだんだろー!?



 結局その後、お店の人に怒られて追い出されました。

 こいつとはカラオケ絶対に行かねーぞ。

 女の子とのカラオケ? んなもんご破算になりましたよ、俺がオタッキーな歌しか歌わないからって理由でな!

「よお、まさやん先輩。まだ体痛いのか?」

 クラスメイトに袋叩きにあって教室から閉め出された俺は今、屋上にいる。もう授業なんてボイコットじゃ! 意味あってるっけ?

 そんな俺の隣でニマニマしてる安藤が憎らしい。お前のせいって分かってんのか、おい。

「しょーがないなぁ、いじめられっ子のヘタレな先輩は、可愛い後輩がかまってやっから、落ち込むなよな」

 輝く笑顔にファックオフ。

 可愛いとは思ってねーよ、思ってないったらない!

 まあ、後輩としては、だけどな。

カラオケ行くと歌うつもりのものを忘れたりすることなどありますが、皆様はどうでしょうか。

自分でイメージする声と実際に出ている声が全く違うので、撮られた動画などを見返してショックを受けることがあります。

その分、カラオケが上手な人と歌うと勝手にプレッシャーを受けてしまいますね。

採点では高い得点を取れないので、「機械は俺の歌唱力をわからないんだ」が口癖になりました。練習します。

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