表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カンボジァ  作者: 高橋美雪(たかはし はるき)
2日めっ
32/33

−031ー病院訪問

さてさて、長いようだが、カンボジア2日目。

本日の予定は軍の病院訪問。

昨日の(そっか昨日か…)のカタカタなる車に乗って出発。

スーツケースがない分、とても車がひろびろしてみえる。

ただ、なぜ花田さんと私は、また向かい合わせに座っているのだろう。

昨日私が座り、今日花田さんが座っているのは、イスではない。

これは、なんと説明したものだろうか。

きっとエンジン部分なのだろう。車の床より少し高くなっていて、金属でエンジンを覆い、なおかつ黒いカバーをかぶせただけの、クッションのありがたみが良くわかる場所だ。

カンボジアは、メイン道路は舗装されているのだが、一本道路を入ると舗装無し。

学校の運動場のような肌色の土のガタガタ道を走る。

カタカタガタガタ。カタカタガタガタ。

軍の病院に入ってビックリ。キレイなこと。

私たちの歩く先に、日本人らしき女の人が手をふって迎えてくれた。

こっちに住んでいる人らしい。これからのカンボジアでお世話になる先生だそうだ。

軍の病院はなんか町みたいだ。

今日は(?)配給の日らしく、ボランティア団体(?)がやってきていた。

バナナや、なんやらかんやらあるらしい。

↑ほぼハテナマークですんません。

と、日本人の方が説明してくださる。

ハテナマークが多いのは…

鶏足長っっ。

その辺を鶏が普通にコケコケ歩いているのだが、鶏のスマートなこと!!

と、私が鶏にみとれていたからだ。

病院の中に入っていくと、なんだろ…今ここは戦場ですか?

という感じで緊迫感は無いが、部屋に入りきらない人がいる。

部屋の窓やドアも無い。

まずは、病院の方にご挨拶をして、二班に分かれて、病院内訪問。

日本人の先生が通訳してくださる。

熱心な病院の先生は、一生懸命患者さんの病状などを説明してくれる。

この人は、どこが悪い。ここが悪い。

注射や病気が苦手な私は、遠巻きに、ふーーん。と話を聞いていた。

ガイドさんの方の班とであった時、なぜか皆表情が暗い。

私達の進む方向には、そんなショックを受けることが…と思っていると、

秋山さんが一言。

「チェンジお願いします。」

何があったの!?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ