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カンボジァ  作者: 高橋美雪(たかはし はるき)
2日めっ
30/33

−029ーまたエレベータ

朝食を済ませると、出発の準備を整えて、再び1階へ降りた。

カンボジアの人っぽいけど、キレイな雰囲気の漂う身なりの男の人が、会話の輪の中にいた。

………誰?

どうやらガイドさんらしい。

ふーーーん。

「あっ部屋にペットボトル忘れた。」

言うと同時に私はエレベータへ走った。

そして、なっちゃんの「バカッ」という声を聞いた瞬間エレベータは閉まった。

鍵持ってなぁぁぁい

覚えていらっしゃるでしょうか…。

鍵が無い=部屋に入れない。

だけではないのだ。

鍵が無い=エレベータから出られない。

しかし。外には私が鍵を持ってないと知った友達がいてくれる。。

外からボタンを押せばすむ。

が…しかし。

エレベータに気に入られたのだろうか…。

なっちゃんがボタンを押すより早くエレベータは上の方へ進みだした。

どんどん上へ。心なしか勢いづいて。

なんで止まらねぇんだよ…。

エレベータが開いた先に、とんでもなく怖い人がいたらどうしよ。

そして最上階。

ガコンと音がしてエレベータがガショーンと開いた。

かかってこい。

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