武器と初戦闘
あーー!結局あんまり戦闘シーンが書けない ‥‥
精進します!頑張ります!
誤字脱字アドバイスお願いします。
その後リビングに移動するとハルクスエが奥の部屋からアタッシュケースを三つ程抱えてきた。
「ふぃ〜。結構でかいですねこの箱」
「でかくね?特に一番下の箱」
アタッシュケースは一つを除いて長方形をしている。特に一番大きなケースは1.5メートルはあるのでかなりの大荷物なのだがハルクスエはちょっと重いダンボールを持っているぐらいの感覚だ。
「一番上から弘さん、柳さん、荒木さんですからとっとと取って下さい。この箱でかいから視界が埋まってるんですよ」
「すいませんハルクスエさん。ほら二人ともとっととしろよ」
「うっせーぞ弘!」
柳も受け取るが、結構重い。10キロ以上あるだろうズシリ、と手に重量が伝わる。
「中開けていいの?」
「いいですよー」
許可がでたのを確認し、荒木が最初にケースを開けると中からは大型のライフル銃と拳銃、そして大量のカスタムパーツ。
そして柳は銃器に詳しく無いが見る人がみればかなり奇妙だろう、ライフルは一つなのに大型のバレル(銃身)があと2つほどある。
現在ライフルにつけられている銃身は狙撃銃に近い長細い銃身だが、二つ目にはフェアハウンド(よくゾンビ映画とかでショットガンを撃つ時にガチャン、とならしているアレのこと)がついており、もう一つは自動小銃に似ている。
銃身とは中を弾丸が通り螺旋状のライフルリングで回転させ射出する重要な部品だが、なぜ三つもあるのか。
「お、お〜〜〜〜異世界ぽく無いけどカッコいいなコレ」
少年のように目をキラキラさせてライフルを持ち上げる荒木。なぜ銃身が三つあるのかは気にしていない。
ライフルの形状はM16に似ているが、ところどころに青色の光が通っているラインが走っている。
「確認したらとっとと戻して下さい。危ないですから」
そういわれてすぐさま荒木はライフルをケースに戻す。そると今度は弘がケースを開ける。
「なんだこれは?グローブ‥‥とブーツか」
弘のケースの中には白色をした籠手にも似たグローブと、膝に石膏でできた板を取り付けたような膝近くまで届く白色のブーツだ。
グローブはまるで某鋼鉄男の腕に似ている気がする。
「じゃあ最後は俺か‥‥わかわからんモンばっかだ」
柳がケースの中にまず目をつけたのは1.2メートル程の日本刀にも似た剣だ。
しかし日本刀とは違い柄の部分には弾倉と、それを取り付けられる機構が備わっている。おまけに鞘にはメタリックなコの字状の取っ手がついてる。
そして次に拳銃。しかも表面にはいくつかスパイクがついている意味不明な一品だ。
すると一風変わってどうみても怪しさMAXな古びた本と鏡。これは一体何なのか見当もつかない。
「全員確認すませましたね。じゃあ外に出ますよ」
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そとに出ると近場の道場のような建物に入った。木製の床に壁にはいくつかの木剣。何をするのだろうか。
「じゃあいきなり柳さんと弘さんには実戦的な組手をしてもらいます」
「組手?」
「おいおいおい?いきなりなんだよ。てか荒木はどうした参加しねーのかよ」
ハルクスエが突拍子もなくヤバい事を言い出した。組手?実戦的?どう考えても危険の一言だ。
「上からの指示なんですよ。柳さんと弘さんに組手をさせろって」
「組手ねぇ‥‥なぁ実戦的って言ったよな。じゃあ壁にかけてあるモンは使っていいのか」
「なんだよ風磨‥‥ちょっと卑怯じゃねぇか?」
柳が確認する。
「モチロン、実戦に卑怯もラッキョウも無いですよ」
「‥‥‥どこの悪質な宇宙人だよハルクスエ」
「荒木。そのネタわかる人そんなに多く無いぞ」
荒木の微妙なツッコミはほっておき二人は準備に入る。
部屋の中央で前傾のファイティングポーズをとる弘、キックボクシングと言うよりボクシング寄りの構えと言える。
それに対し手頃な木剣を右手で肩に担ぐ柳。
「では初
ダダンっ!と駆け出す音が響く。
ハルクスエが合図を出す前に二人は同時に動き始めた二人。弘は魚雷のように一直線に柳の頭を狙う左ストレートパンチ。
柳は乱雑に、だが力強く木剣を横に薙ぐ。
リーチの差は有るがそれでも尚弘は速い!
ボズっと二つの鈍い音が二人の体を駆ける。
弘の肩には剣の動きに対応できず、木剣が食い込む。
思いっきり叩きつけられた木製の剣は深く奥まで届く痛みを与える。
柳は咄嗟のガードで盾にした左手の筋肉が軋む。
それほどのダメージ。筋力差は歴然。
「あっ‥‥くぅ!」
「つぅ!‥‥」
同時に距離を取る二人。
二人の勝負が始まった。
初戦闘が始まりました。
現在、加護や魔術、武装を含めた戦闘力は
弘>ハルクスエ>荒木>柳
ってところですね。




