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1話:転生風味〜女神を添えて〜

初めまして!shioと言うものです!何となく考えついて何となく書いた作品です!

続くかどうかは皆さんの応援次第です!

それでは本編をどうぞ!

……どうしてこうなった?

とにかく、今現在の僕の状況を説明しよう。

僕の目の前には、丁寧に今の状況を説明してくれているお姫様がいる。

今、お姫様が説明しているのは、ライトノベルなどで有りがちな異世界転生と言う奴だ。

ここに来るまでにしっかりと女神様にもあったし、特典も貰った。

普通と違うのは学級の人間全員が転移したということぐらいだろう。

そう、普通……まあ、俗に言うテンプレという奴なら僕の目の前にいるのはそれはこの世のものとは思えないくらい可憐な見た目をしたお姫様と言うことになるだろう。

だけど、今僕の目の前にいるのは半魚人のような顔ゴツゴツした体つきに黒髪のボサボサのロングヘアーという化け物が僕達に懇切丁寧に説明してくれている。

魔王を倒して欲しい!とか言っているけど僕は目の前の化け物の方が気になって話が入ってこない


……はあ……本当に……どうしてこうなった?










♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢










僕の名前は七瀬 弥生(ななせ やよい)ある一点を除けばごく一般的な高校二年生だ。

学校につくと親友の城島 蓮(じょうじま れん)が話しかけてきた。

見た目はツンツンとした黒髪に制服、豪快な笑顔が特徴的な男だ。

それに顔も客観的に見てもかっこいい。

「よっす!弥生、おはよう!」

「うん、おはよう今日も元気だね……」

蓮が笑いながら僕の肩を叩いてくる。

「お前は朝から元気がなさすぎだぜ!」

「朝からこんなに元気なのは蓮ぐらいだよ……」

僕がため息をつきながら椅子に座ると後ろから蓮ではない声がかけられた。

「お、おはよう……弥生。」

「うん、おはよう東雲さん。」

今話しかけてきたのは東雲 美結(しののめ みゆ)最近仲良くなった女の子だ。

金髪のポニーテイルにシュッとした顔、青色の瞳そして木刀を持った美少女だ。

金髪や目の色から分かる通り彼女は俗に言う不良という奴だ。

まあ、僕にとっては少し寂しがり屋の可愛い女の子何だけどね。

「そう言えば東雲さん朝から学校にいるなんて珍しいね、どうしたの?」

「ん?ああ、特に理由はない。ただ朝から行こうかなって思っただけだ。……それに弥生にも会いたかったし……」

「そっか」

理由は無いらしい最後の方は全然聞こえなかったけどね。

そんな風に僕達が話していると先生が教室に入ってきた。

「はーい!皆さんHRを始めますよー!席についてくださーい!」

彼女は、如月 七海(きさらぎ ななみ)僕達の担任の先生だ。

おっとりとした雰囲気に背の低い外見、少しウェーブのかかった黒髪、見ているだけで癒されそうな笑顔などが特徴的な学校内でも人気(特に男子生徒から)の先生だ。あえて言うなら実にけしからん胸をしている。

僕は今日からも頑張ろうと思い気合いを入れた。



そんな風にHRも終わり如月先生の担当の国語の授業を受けていると突如校舎が大きく揺れだした。

立っていられない程の大きな揺れが僕達を遅い教室内が喧騒に包まれる。

「皆さん!落ち着いて下さい!」

先生が必死に叫んで落ち着かせようとしている。

さらに強くなる揺れそして校舎が崩れた。

地震程度では崩れない筈の校舎が見事に崩れた僕は地面に衝突したところで目の前が真っ暗になった。









『初めまして!七瀬弥生さん!突然ですが貴方は死にました!!』

そんな元気のいい声が聞こえてきた。

「えっと、君は?」

目の前には美しい女性のような青年のような白い何かが立っていた。

『私は、女神です!この地球の管理者でもあります!』

……そっか、この子はあれだ少し痛い可哀想な子なんなんだね……

僕が哀れみの目を向けながら思う。

『いや、本当に女神何ですよ私!』

いや、でもさ……女神って……ん?

あれ?僕口に出してたっけ?

『いえ。喋っていませんよ?』

ほら、また……まるで僕の考えが読めてるみたいだ。

『ええ、実際その通りですから、あなたの心を読んでいるんですよ?』

……マジかよ……てことは、本当に女神なの?

『だからさっきから言ってるじゃない!私は女神なんですよ!』

ははは……てことは僕本当に死んじゃったわけか…

『はい……残念ながら……』

「……それじゃ、何で死んだ筈の僕をこんな所に呼んだの?」

女神様が少し困ったように喋る。

『えっと……普通はこんなことはしないんですけど今回は、理由が理由だったので……』

「どんな理由なの?」

『あなた達を別の世界の人間が召喚ズバリ異世界召喚をしようとして失敗した為です。』

………え?じゃあ、僕達は勝手に召喚を行われて向こうのせいで死んだってこと?

『はい、その通りですね。』

ええ……あんまりだろ……それは。

『はい、そのとおりですね。なので!あなた達死んでしまったあなた達には異世界転生というやつをしてもらいます!もちろん特典も付けちゃいますよ!』

女神様が元気な声で言い始めた。

「はあ、異世界転生、ですか?」

『はい!異世界転生です!まあ、転生と言っても召喚された場所に今の年齢のまま飛ばして、少し身体能力の底上げと特典を一つ付けて送り出す、だけですけどね。』

僕はその話を直ぐに了承した。

「分かりました、どうせ死んでしまったんですからそれなら転生して生き返った方がマシですし」

『……分かりました!それでは七瀬弥生さん!あなたには異世界転生をしてもらいます!場所は剣と魔法のファンタジーの世界に異世界の勇者として召喚されます!どういう行動を行うかはあなたしだいです!』

そんな言葉を投げかけられながら僕の体は徐々に薄くなっていた。

「はい、ありがとうございました。」

僕がこの何も無い真っ白な場所で最後に見たのは白いモヤだった筈の女神様の美しい微笑みだけだった。

『……あなたに幸あらんことを。』









♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢









こんな非日常な事があり僕は異世界に言ったわけだ。

そして、いきなり城の中に召喚された僕達の近くにあの化け物(おひめさま)が来て冒頭に戻るという訳だ……

いや、本当にどうしてこうなった?







♢♢♢♢♢♢♢♢




【ある真っ白な部屋】

銀髪のこの世のものとは思えない美貌を持った女性がイスに腰をかけていた。

「ふう……あの子で最後ね……七瀬くん、かなかなかに過酷な人生を歩んでる見たいね……あちらでは幸せになって欲しいものね。」

そんなことを言いながら異世界の資料を見ているとある一点に目が行く。

「……ん?なになに?えっと、この異世界リーンバルドでは、魔王が復活しさらに男女の貞操観念が地球とは逆転しておりその上、女性の美醜も逆転している世界でもある……あれ?私このこと言ってたけ?……まあ、いいか何とかなる……はず。」

そんな楽観的な言葉を残して今日も自分の仕事をこなしていく女神様だった。


以上になります、どうでしょうか?

誤字などがありましたら報告をしてくれたら嬉しいです。

それでは!

バイバイ(ヾ(´・ω・`)

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