翌日とその後 2
はい、終わり。
あとはやりたいやつ任せる。
書いたら教えて俺も読みたいから。
現在、町の中にいる。
城門登って待っていたところに兵士となぜか隊長がやってきて、怒られたが理屈を捏ね、ついでに町を出るのに今日中に必需品を揃えて出たいというとこんな状況ゆえ訝しんできたが自分の家を焼いたことと前々からもっと大きな都に行きたかったなど適当に言うと、俺のそう出世のランクを考えたのか許可が渋々下りた。
うん。あらず時を考えているうちに冒険者ギルドに着いた。
扉を開けるとそこは…むさくるしい男たちが絶叫と苛立ちと不安と不安からくる喧嘩に喧噪と混沌と渦巻まくっている。
と、どこからともなく。
『何たる、美味』
なんて聞こえてきたが無視して、無理難題を言われているカウンターに近づく、必死に対応する受付を黙って、内心ほくそ笑みを作り待ち、俺の番まで待つ。
いざ、受け付けは俺に代わると疲れた声を出し、
「先に言っておきますが、我々ギルド側も…」
まったくわからず、みたいなことを言おうとしているんだろうが俺はそれを手で静止し、
「そういうのどうでもいいから。
それよりもゴブリンの耳12、魔狼の素材、オークの牙2と素材換金してくんない?」
どさりと素材を提出し、こっちを優先しろとにらみつける。
この女普段なら、俺が来るだけでため息を吐き、汚物を見る目で俺をにらみ態度が最悪な方の一人だ。
でも、今回は俺と判別する認識力まで疲れで奪われているみたいだ。ざまーと笑いそうになる。
女は初めて目の前の男が俺と理解したらしい、ポカーンと黙り俺を見ているから、俺は唾を吐くようにいう。
「どんな時でも仕事だろ!? そして、プロなんだろ、仕事しろ!」
はっと気が付く女。
そして、自分が何の仕事をしている人間か忘れたのかのように目の前で混乱数秒後、気持ちを落ち着かせるように素材と懸賞金が掛かっているモンスターの部位から計算して、お金を出してきた。
俺は出された金銭を確認して、ポケットにしまいその場を後にする。
あとは、旅の雑貨を買い足し、すぐに入ってきた城門に向かい、同様に縄を使って下に降り、隣町まで走り出した。
こうして、俺の本当の旅という旅は始まった。
内在魔法が使えないからと差別対象にされた俺はこの世界に報復するつもりで悪魔を召喚し、世界中の人間種が魔法を使えなくなる呪いをかけてやった。
だが、俺は大丈夫。
確かに魔法は使えなかったが元の世界で魔術が好きで魔術の本を読み漁っていた背で陣を書くことによって魔法。同一視したくないから魔術というが魔術を使い生きて行こうと思う。
ただし、魔術の正体は誰にも教える気は無い。
なぜなら、俺はこの世界に復讐するつもりでこんなことをしたのだ。彼らには苦痛と生きることの大変さ、不安と周りが役に立たない、使えない、苦労をしょってほしいじゃないか。
ただ、俺は、魔術を使わなくても火の生み出し方をしっているし、水の作り方も知っている。
こいつらに大きな復讐は出来た。
気は少し晴れている。
一番嫌いだった奴らは殺したし、これから死ぬ。
世界が平等であれば差別は少しは消える。ならば、聖人を目指すのもおもしろそうだと思うのは俺だけだろうか?
終わり