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そんなわけで、やってきました冒険者ギルド。
4人の美少女達を引き連れている俺。
テンプレか。絡まれる心構えをしておかないと。
目の前にある冒険者ギルドは普通の建物だ。
特に特徴はないな。
しいていうなら、予想以上にきれいな建物だ。
白い壁だし、こまめに清掃もいきとどいているみたいだ。
よし!気合い入れていくぞ!
中に入っていく俺たちが見たのは・・・。
入って右のスペースが酒場になっている。
残りは、役所みたいな感じだ。
やはり、清掃がされていて、とてもきれい。
受付が複数あり、みんな美人な女の人だ。
人が少ない時間に来たのか、冒険者らしき人は少ししかいないな。
武器。防具をつけて、強面だ。
建物のきれいさ以外はほぼテンプレだな。
入ってきた俺たちに視線が集まる。
「あぁ?」
ガラの悪そうな冒険者の一人が近づいてきた。
くるぞ!テンプレ!
どう始末してくれようか。
「お前たち、ここに何か用か?
坊主も、怖い顔してどうした?
なにかあったのか?」
と・て・も、心配されたorz.
気合いいれすぎたようだ。
「・・・・俺は、ここに冒険者登録をしにきたんだ。
後ろの4人は俺の仲間だ。」
「そうか。冒険者は危険だから気をつけろよ。
何か困ったら俺に言え。
いつでも強力するからな。」
肩をたたかれ、酒場の方に引き返していった。
周りの視線が生暖かい。
なぜ、こうなった?
そのまま受付にいき、登録することを伝える。
ちなみに、奴隷は登録出来ないそうだ。
「かしこまりました。
では、こちらの用紙にご記入ください。
代筆は必要ですか?」
「大丈夫です。必要ありません。」
言葉・筆記等できることは確認済みだ。
召喚された際に、覚えたんだろう。
用紙に、名前・年齢・使える武器、魔法、スキル等書き込んでいく。
「魔法、スキルは全て書かないといけませんか?」
「その必要はありませんよ。
公開してもいいものだけでかまいません。」
との事だったので、剣・火、風、治癒魔法と書き込んだ。
「ギルドカードをご用意しますので、その間ギルドのご説明いたします。」
後は、ほぼテンプレだった。
ほぼであって、すべてではない。
ランクは1から始まり10まである。
次に、カードはすごいものでもなかった。
シルバーのカードで、表面に名前、年齢、武器、魔法、スキルが刻まれている。
ランクも書いてあるが、変動があるためが印刷になっていた。
後は、カードに自分の魔力を流すとうっすらと光る仕組みだ。
本人以外が魔力を流すと何も起きない。
依頼は、掲示板に張ってあるものを受ける形だ。
指名依頼や、緊急依頼などもあるらしい。
さて、さっそく依頼を受けよう。
掲示板の中から気になった依頼書をみつける。
討伐の依頼みたいだな。
デスウルフを5匹以上討伐すればいいみたいだ。
ランクも3程度のものだ。
名前が気になったためこれを受けてみよう。
チートがあるから大丈夫だろう。
依頼書を受付に持っていき依頼を受ける。
「俺はこれから森に討伐の依頼に出かけるけどみんなはどうする?」
ちなみに、彼女達の事はそれぞれユニ、エイリ、ルリカ、リリと呼んでいる。
問いかけると、ルリカが
「討伐なら私もお役に立てます。
ぜひ、ご一緒させてください。」
ルリカが勢い込んで言ってきた。
他のみんなもついていきたそうだ。
「わかった。
それならみんなで行こうか。
ただ、そのままだと危険だから装備品を買いに行こう。」
その後、装備品を買いみんなで森に入っていった。
装備品に関しては革製の鎧や、鉄の剣など普通の物を買って装備させている。
彼女達が装備した後、魔法で強化するしな。
森に入って思ったのが、
熱い、虫気持ち悪い、歩きにくい・・・・
いくらチートがあるとはいえ現代っ子にはきつい。
今後は、森での依頼は控えよう。
デスウルフは、見た目巨大狼だった。
過去形なのはすでに討伐済みだからだ。
神運の効果なのか、すぐにデスウルフを発見。
ちょうど群れでいたので、魔法で一瞬だった。
死体はアイテムボックスに入れた。
解体も自動でやってくれる便利な魔法だ。
普通のアイテムボックスにはそんな機能はないけどな。
ギルドに戻り依頼を完了させる。
今日は疲れた。もう休もう。
宿に戻ろうとギルドを出ると、
「おい。
お前たちに、話がある。」
と、前をふさがれ話かけられた。
はぁ~~、今日はかえって寝たいんだが。
ギルドに来た時と違いテンションダダ下がりだ。
面倒事そうだ。




