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スターダスト

作者: 山城京

星空に想いを馳せて

今私は少しだけロマンチックな機械の前にいる。何がロマンチックかって言うと、この機械は昔の地球に行くことが出来る。それって素敵な事だと思わない?

  目の前に広がるのは夢の世界。そこは誰よりも寂しくて誰よりも光り輝いている。孤独な美しさ。深淵の闇は輝きを彩るアクセント。

 今私が見ているこの景色は、私がいるところから何年も何年も昔に散った輝き。誰もいない丘の草原は、空から降る僅かな輝きに支えられている。

 まん丸で大きな月。そこに私とは違う私が居て、同じ輝きを共有できていたとしたら、それはなんて素敵なことなんだろう。

 視線を別のところに向けると流れる川のような光の流れが見えた。その川はとても綺麗だったけど、大きな二つの星を隔ててるように見えた。遮られた二つの大きな星は寂しげな輝きを放っていた。いつか仲良しの二つ星になれるといいね。

 ふと、遠くで動く光が見えた。星が流れてた。それは私に会いに来たみたいに見えた。

 だから私は。

 流れ星にキスをした。


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