Q なんでランキング上位の小説なのにつまらないのか?
A 答え
投稿サイトを観覧する読者と、出版物から購入する読者とでは思考の立ち位置が異なる。
小説投稿サイトに来る者は、小説に夢を貰い、小説家そのものに成ってみたい人や興味のある人が集まる。要するに既存のもので感動したことがある経験者である。人生の進路にすら考えようとしたことすらあるマニアックな人々、読量でいうなら一般平均よりも多くある状態ともいえるが、その状態は『小説とはこういうものだ』という先入観のようなものも一般的平均よりも強くなるだろう。
つまり、『小説家になろう』を利用する読者はマニアな視点を持っていて、週刊少年ジャンプを買うような読者は一般平均な視点であり
マニアな視点の者を感動させるのは難しいとして、そうでない一般はちょろいとする。ちょろいとはいえ、一般が多数派なのであれば、その多数派に受けるものを書かなければ売れないだろう。しかし、多数派に受けるマニアックでないものをマニアが集まる小説家になろうに投稿して評価なんてされるだろうか?
恐らくは評価されない。もし評価されても、それはマニアに受けるのであって出版市場を支配している一般層には受けない。
それは逆の場合でも成立するだろう。ベストセラー小説のタイトルや登場人物の名前を変えて素人作品に偽装して小説家になろうに投稿したとしてもランキングを上がってこない。
海賊版が社会問題となる中で、一度たりともプロ作品のコピーが投稿サイトのランキングに上がって来ないのを鑑みるに、市場で売れてるものは、マニアな小説家になろうを満たす力がないということ。
悪口で比喩すると、沢山の読者を騙して手玉にとるなら本屋のベストセラーが強く、マニアを騙して手玉にとるなら投稿サイトのランキングが強い。
マニアな人々は読量の多さから、 経験豊富さを自覚する傾向も強くなりがち。書評に対する認識も高くなるので、評価点も積極的に投入しがちになるが、それがマニア視点である為に、一般には売れないものをランキング上位へと押し上げてしまう。それがランキング上位から村上春樹作品やハリポッターのようなグーロバルに通用する小説が発掘されにくい構造になっているだろう。
ランキング上位な作品はトップページに表示される。そこは 会員ではない読者が最も多くいる場所でもある。非会員を会員にさせるくらいの影響力のある小説がランキング上位に来ることが望ましいとして、今のランキングはどうだろうか? 客観的にいって、影響力はどれくらいあるだろうか?
ランキング下位の方がアクセス数が少ない割に評価点が高くなる傾向(1アクセスあたりの評価点が高くなる傾向)があるが、それはランキング上位に非会員ユーザーが多くアクセスしている事の差異であり、客観性を測る指標としては使いにくいだろう。
評価点を文字数で割ったならどうだろう?
文字数が少ないにも関わらず評価点が高いとしたら、効率的に読者を感動させている。一文字あたりの評価点を計測するようなランキングサイトは現状存在してないので調査のしようがないけれど…
文字数が少ない小説というのは、読者が読み終わって別の小説が読まれる(回転率の高さ)なメリット、読者負担も少なくなるのが前提となるだろう。もしそのようなランキングがあるならー




