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あまり知られていない投稿サイト【novelist】(旧タイトル 【タイトル未定2025/10/29 05:04】  作者: クロノトリガーの考察に1万時間くらい消費してまってる人


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トップページのレイアウト批判

https://tales.note.com/remembrance/wd7gx87r0uvjl/episodes/ezrprnzjt6d22



ランキングの問題は一度顔ぶれが決まるとその後も同じ顔ぶれで継続される傾向が強いこと。


 ランキングを画面のメインに置くほど中身変わらずになって、ジャンルも固定される。

 日刊や週刊のような短期のランキングによって顔ぶれが流動的に変わることを人々は想定するけど、結局、日刊ランキングに入った時点で次の日のランキングにも入りやすいという下駄を履かせた状態になってしまう。


 その為、小説投稿サイトのランキングから出版される作品に世の中が注目するようなもの、たとえば文学賞をとったり世界的にビジネス展開されるようなハリーポッターのようなものが生まれたりする事が一度たりともない。


 ランキング作品は一定のクオリティを保障はするけど、そのクオリティを越えるものが現われにくい。飛びきり突き抜けたクオリティならばランキングに入ってくるかと思いきや、下駄を履かせて貰って蓄積されやすくなった不自然に高くなりすぎる高評価の壁を乗り越えられる作品は現実には存在しない。


 世の中にはコピーされた著作権侵害コンテンツが山程ある。不正サイトが日夜現れたり消えたりするが、勿論、小説投稿サイトでも同じだろう。

 悪戯にも文学賞を取った作品や売れたもの(ハリーポッター等)の中身をちょっと文体や単語を変えて投稿される事もあるだろうが、そういった実績ありきのものがランキングで目撃されたという話は一度も聞いたことがない。プロの作品でさえランキングに迫れないのがランキングシステムであり、それこそが問題なのだろう。


 ランキングの壁は我々が思ってる以上に高い壁になってて固定化されやすい。

 読者もそのことは体感で理解していてランキングを漁るのを諦めた人も多いだろう。


 そうしてランキングの作品は比較的早期に死にコンテンツとなる。


死は言い過ぎだ。ランキングからメディアミクスする作品は最近では割とあるし、持続的な収益構造があるのだから、ランキングシステムは成功している。

ひと昔前(10年以上前)のランキングからはそのような収益性は滅多になかった。ランキングが新たに更新されることで、時間と共に進化しているということかな?



 とはいえ、高い評価をいくら蓄積しても下駄を履いてるのでアクセス数に対する評価割合は低くなる。ランキング作品の、いいね÷アクセス数は、一般平均、またはそれ以下になる。


 ランキングの内容が固定化して継続される事は読者が読み飽きた状況すらも折り込まれていない訳で、作品が客観的に評価がされにくくなっているという証明でもあるのだが、恐らくそのことは多くの出版業界も認識していると思う


 これは妄想であり、証拠は何一つないのだが、出版社が主宰するコンテスト(投稿サイトと協賛しているコンテスト)は、事前に受賞する作品が決まっている。

 コンテストに参加した人々は受賞した作品が気になって買ったりするが、それ自体が出版社の広告戦略になっていると思う。


 コンテストの多くは読者達の票で作られるだけに、その票の成果を皆で観覧できるが、でもそこにあるビジネス的な利害関係って結局は画面に表示される広告を視聴者に観させることだと思う。

 そうでなきゃあらゆるコンテンツが大量に溢れてるこのエンタメ戦国時代において、古くさいテキストベース小説コンテンツなんかではビジネスが成り立たないだろう。


 老舗の【小説家のなろう】でも広告利益の大半はエロ小説に掲載されるエロ広告からとされてる。

 それを裏付けるようなのを以下のサイトから一部引用するが

 https://ncode.syosetu.com/n8341hx/


「小説投稿サイトは1年で10くらい増えていて半分以上は1年後には廃墟と化している。そして残った大半もさほど人が集まらなくていつの間にかフェードアウトしてしまう。」


 要するに小説投稿サイトは収益性を維持するのがとても難しい仕組みになっている。


 有名どころのエブリスタは早期に広告収入を作家に還元させるシステムを導入し、作品数を増やして差別化を計った。


 pixivは二次創作な漫画作品を集めるというところからアニメや漫画のファンを獲得しててそこが運営の強みになっている、


 アルファポリスは「小説家になろう」システムに寄生し、自社に小説を投稿させない事で運営の負担を減らしている。


 テイルズの場合noteの運営に成功して膨大な会員数を確保した。そのユーザー数を利用すれば新たに金儲けできると目録んだものの、小説投稿サイトの運営においては実績のない素人である。


 会員数の優位性で運営の持続性があるとはいえ、あまり利益にはならない。

 発展性は他の投稿サイトと同じくらいだろう。世の中を驚かすような作品がそこから発掘されるということは他の投稿サイトと同じく無いだろう。




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