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時雨が言う。

「なに、二人で漫才してるの!!(笑)」

羽賀が言う。

「おまえら、声デカイって♪」  


飲み会は、ほどなく終了して時雨は店から歩いて帰宅し、羽賀は奥さんが迎えにきた。


俺と狩野はタクシー相乗りで帰途に…。

俺らは大分、酔っぱらっており

タクシー内で俺の耳に狩野の声が、

「こんな日にこそ、シュッとした出で立ちで赴きたかったんだけど若い時と違って普通に運動しても代謝が悪くて…悪くて…」と聞こえた。


俺は、(ねむ)たげの中、いつの間にか一人でタクシーに乗っており、

いつしか自宅アパートに着いた俺を妻が介抱してくれ、その妻に言った。


「息子にはサッカーさせたい!!上手いとか下手ではない!!チーム皆の和で、どれだけ息子がやれるのか俺は見たい…!!(;´Д`)ハァハァ」



妻の、はいはい♪という声を聞いて俺はアパートの玄関から這うように布団に向かう。

無事、布団に潜ると夢見心地で眠りへと就いた…。




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