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混浴3

 俺は覚悟を決めて、お姉ちゃんを素手で洗っていく。


 心を無に‥


「あんっ‥」


 心を無に‥


「はうっ‥」 


 心を無に‥


「くぅぅ‥」


 心を無に‥

 ってできるかい!!


「ごめん、ちょっと静かにしてくれるかな。」


 お姉ちゃんの色っぽい声を聞いて理性が限界に近づいてきたので注意する。


「ごめん。

 頑張って我慢する。」


 お姉ちゃんが顔を紅くして応える。


 それでは再開する。


ムニョ


「くっ。」


ムニョ


「あっ。」


 うん、全然我慢できてないよね?

 こうなったら早く終わらせるしかない。

 俺は頭の中で何度もお経を唱えて耐え忍ぶのであった。


*    *    *    *


 な、何とか無事にお姉ちゃんを洗い終える事ができ、最後まで耐え切った自分を褒めてあげたいと思った。


「じゃあ、一緒につかろうか?」


 お姉ちゃんがさも当然のように言ってくる。


「うちの風呂って、大浴場みたいに大きくないよね?

 それでも一緒につかるの?」


 お姉ちゃんが勘違いしているかもしれないので一応確認してみる。


「プッ

 そんなのわかってるわよ。

 もう正ったら変な事言って‥。

 ほら、先につかって。」


 お姉ちゃんが笑うとわりかし力づくで浴槽につからされる。


「じゃあ、私も‥。」


 俺がつかるのを確認すると今度はお姉ちゃんがつかってくる。


「あの‥

 何で正面向くの?」


 背中を向けてくると思っていたら、まさかの正面を向いてつかってきた。


 ちなみにうちのお風呂は何も入浴剤を入れないので無色透明だ。


 なので良くお姉ちゃんの身体が見える。


 異常発生する湯気も謎の光もない。


 目の前にお姉ちゃんのおっきなオッパイが浮いている。


 オッケーオッケー、まぁ落ち着こうじゃないか。


!!!!!


 今度はお姉ちゃんが脚で俺の身体を挟んでくる。


 いや、そんな事したらお姉ちゃんのお尻が俺のアソコを‥


 止める間もなく俺の上に乗ってくるお姉ちゃん。


 さらに身体を動かしてくる。


「ちょっ、待って!!」


 かなり限界に近いので思わず叫んでしまう。


「待たない。」


 即断られる。


「ほんと、お願い!」


 お姉ちゃんに懇願する。


「駄目。

 ほら、楽になりなさい。」


 お姉ちゃんは真剣な表情で最後通告してくる。


「あっ‥」


 その後、汚れたお湯をはりかえたりしたせいで俺は風邪引いて寝込むことに‥。


 ちなみにお姉ちゃんは何ともなかったようだ。

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