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配信終わって

 朝日奈茜の爆弾発言のせいで配信自体は盛り上がったが、その後もそれに関する質問が飛びかったせいで予定と違う内容で配信は終わってしまった。


「何やってくれてんですか!」


 京香がキレる。


「どうするつもりですか?」


 小夜香は朝日奈茜に詰め寄る。


「さすがに庇いきれない‥」


 親友の高橋美羽でさえ、呆れていた。


「ごめんなさい。」


 正座させられていた朝日奈茜が神妙な面持ちで謝罪を口にする。


「わけを聞かせて。」


 高橋美羽は親友の予想だにしない行動の理由がどうしても知りたかった。


「わけは、その‥

 ‥‥‥‥

 楽しそうだったから‥」


「はぁ?」


 幾つか予想していた答えとは違う、単純な答えに思わず変な声が出てしまう。


「いや、最初はこんな事するつもりは無かったの‥

 でも、配信を見ていたら‥

 楽しそうに歌を歌って‥

 それを喜んでくれる人がいて‥」


 高橋美羽は親友の答えに納得出来なかったが、京香と小夜香の2人は朝日奈茜の気持ちがわかっていた。


「その気持ち、わかる。

 でも、相談もなしでするのはどうかと思うけど。」


 その後、3人による説教が延々と続いた。

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