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見学3

 京香は窮地に立たされていた。

 

 見学に来ていた朝日奈茜の声が配信にのってしまったのだ。



『今の声誰?』

『おーい!』

『綺麗な声。』

『誰?』

『男か!!』

『いや、女性の声だったよね?』



 完全に声を聞かれてしまったので、雑音で誤魔化す訳にはいかない。


 よし!

 こうなったら、マネージャーの声だも と誤魔化すしか‥



『マネージャーじゃない?』

『はぁ、違うし!

 何年か前に聞いた声とあきらかに違う。』

『うん、マネージャーとは違う!』

『え?

 マネージャーの声を聞いたことあるの?』

『これだから新参者は‥

 2年前に風邪ひいて、声出ないから代わりにマネージャーさんが謝罪したことがあっただろ。』

『別にコメントでいいだろうに‥』

『そこが良いんだろ!』



 クッ!

 2年前の事を覚えているのかよ!

 ちょっと嬉しいけど、マネージャーで誤魔化せないのはまずい‥


 どうする?



『何か困ってない?』

『たぶん、誤魔化す理由考えてるじゃない?』

『ほら、マネージャーの事を言われたから‥』

『草』

『wwwwwww』

『誰なの?』

『おーーい!』

『ゲストなの??』

『まさか、幽霊とか言わないよね?』



 完全に詰んでしまった。

 

 さぁ、どうする?

 強引に配信を終わらせるのは厳しい‥


 姉妹で誤魔化す?

 いや、さすがにそれは‥


 どうやって誤魔化すか悩んでいると、朝日奈茜がさらに声をあげるのであった。

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