コロナのワクチン接種しました(1回目)
酒飲みのワクチン接種レポート①です。
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ワクチン打ちたくなかった(過去形)
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ワクチンが出回り始めの頃は、打ちたくなかったです。
「自粛してるのになんで打たなきゃいけないんだ。こちとら、医者なんて数年に一度行くか行かないかの健康優良中年だぞ」という感じで。
ですが職場は小売業で、私は接客販売を担当しています。
マスクをしないお客様も時々お見えになりますし、元気いっぱいのキッズが従業員専用口に突入してくることもあります。
自衛だけで感染が防げる環境かと言えば、難しいだろうなと。さらに納品先(特に介護・福祉系施設)への影響も考慮すると、ワクチンを打たないという選択肢はありませんでした。
7月中旬に接種券が届いたときは、左腕が重くなったように感じました。
ああ、いやだなーと。
でも呼吸困難って苦しいもんなぁ、しょうがない予約するか。
そんな渋々とした決断ののち、接種日を決めました。
程なくしてオリンピックが始まり、あれよあれよという間に新規感染者数が増えていきました。
東京に関しては、もう外出自粛だけでは止まらないと思うほどに。
――――これは打たなきゃヤバイわ。
ワクチンに対する不信感が、抗体が無いことへの不安に変わって、ジリジリした焦りを感じる中、『自宅療養が基本』と政府が方針転換したのが決定打でした。
今ワクチンを打てるのはラッキーなんだ、と。
そう思うようになりました。
(これって、自己なんちゃらバイアスも入ってるのでしょうか?)
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ワクチン打ちました(ファイザー1回め)
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《接種対象者のデータ》
基礎疾患なし。更年期の中年女です。
花粉症とダストアレルギーあり(※自己診断)
酒好きで肉好きで脂好きな高脂質ボディの上、ばっちり自粛している屋内型オタクなので、運動不足なのは間違いなし。
※業務上、階段の往復が多いのと、肉体労働もそこそこあるのでたぶん健康でしょう。
(筋肉注射した三角筋部位の腕周りは33cmぐらいでした)
●接種当日
体調は普通でした。
いつもどおりに朝食をとって、少し時間をおいてから検温したところ、36.6度の平熱。
個別接種なので、予約をとった開業医へ向かいます。
接種券と保険証を提出すると、体温計を渡されてふたたび検温。
36.4度でした。
早々に呼ばれて診察室へ入ります。
男性のお医者さんと、女性の看護師さんが二人です。
※お医者さんにもよると思いますが、ここでは「はいアーンして」ってやる喉の確認のほか、胸(デコルテ部分)と背中に聴診器を当てて、呼吸器系の状態を診てくれました。
この時、お腹を出すのが恥ずかしかったです(;^ω^)
お医者さんだって、汗だくのぶよぶよ中年バディなんぞ見たくなかったことでしょう。
次の接種の時は、おしゃれなハラマキをしていくんだ、私……!
みぞおち部分には聴診器を当てなかったので、たぶん問題ないはずです。
さてさて。
問診・診察ともに異常ナシで、同意書のサインを確認。
いよいよお注射です。
左手をももに乗せ、かるく肘を曲げた状態で、力を抜くようにと言われました。
左肩の下あたり(三角筋の中部)を、痛くなるほどゴシゴシゴシゴシ念入りに消毒されて、反対の肩を看護師さんに抑えられて、ズブッと一発。
針を刺すわけですから、普通に痛いです! ><
我慢できますけど!
保護用の絆創膏をぐっと貼られて「終わりましたよ」の声。
待合室で15分待機してね、とのことです。
今はコロナ感染予防のため窓が開いてますから、エアコンが効きすぎて寒いってことはありませんでした。
私は汗が冷えるのが早いので(そしてお腹を壊すタイプ)ほどよい室温なのがありがたかったです。
何事もなく15分が過ぎたので、診察室に入って問診です。
特に問題がないので帰ってヨシと言われました。それから「アナフィラキシーは大丈夫だよ」とも。
太鼓判を押されてひと安心 ε-(´∀`*)ホッ
保険証と接種券を返してもらって、歩いて帰りました。
筋肉注射、昔はお尻に打ったそうです。(年配のお客さん情報)
打ち所が悪くて? 歩行が困難になったり? ……なんて話を聞きました。
まじで!Σ(゜д゜
調べてみたところ、昭和30~40年代はカゼに対する解熱剤や抗菌薬を、お尻に打つのが一般的だったそうです。特定の薬剤を繰り返し打つことが原因で、副作用が発生したのだろう、とも。
お尻への筋肉注射そのものが悪いって訳ではないんですね。
※女性の不妊治療で行われる排卵誘発剤の筋肉注射は、お尻に打つそうです。
(安全性と痛みの緩和からお尻がいいのだとか)
お尻のどこでも打っていいわけではなく(太い神経や血管を避けて)打つところが決まっているようです。
肩も同様で、安全なところを狙って打つ訳ですから、お医者さんもかなり疲れるのではないかと思います。
《接種のあと》
●直後
刺された痛みやショックからか、腕が重いような気がする。
(おそらくは精神的なものだと判断)
●4時間経過
左腕上部に、軽い筋肉痛のような重ダルさが出てくる。
●5時間経過
重ダルさ継続。
自然とおろしている腕の、肘から下を動かす分にはなんともない。
ただ、腕を体の脇から離すように動かすと、三角筋中部に軽い痛みがある。
周辺の筋肉には痛みがないので、『運動による筋肉痛』とは違うな、という感じ。
安静にしていると、日焼けした跡のような『肌がヒリヒリする感覚(少々)』もあります。
触ってみると肌が熱を持ってる訳ではなく、筋肉内部での炎症なんだな、という感じでした。
●9時間経過
体調がよければ入浴してOKとのことで、体や髪をしっかり洗ってシャワーで済ませました。
※念のため湯船は避けました。
湯上がりに絆創膏をはがしてみましたが、注射痕は確認できず。
注射針すごい! お医者さんの技術もすごい!
中年になると体の傷ってなかなか治らないので、ちょっぴり感動です。
毎日の習慣になっているので、ビールが飲みたくて飲みたくて……それがとても辛かったです! (´Д⊂ヽ
頑張って清く正しい夜を過ごしました。
※水飲んで我慢しました
《翌日》
筋肉痛っぽさ継続。肌のヒリヒリも継続。
そのほかは普通に健康体。
発熱や吐き気などはまったく無し。
●32時間経過
風呂上がりにビールを飲む。
プッハー!! (*´∀`*) 超おいしい!
※ワクチン接種後、初のアルコール摂取で様子を見てみましたが、特に異常はありませんでした。
※追加検証ということで、ワインとチューハイを頂く。幸せ♡
●37時間経過
飲酒量はいつもどおりだけど、酔いが覚めるのが遅いような……体が熱っぽい?
興奮状態とまでは言えない感じです。
頭は痛くないので、発熱とは違うと判断。
服薬せずに熱さまシートをおでこに貼って就寝。
《翌々日》
肩を動かすとツレる感じはあるものの、意識しなければ気にならない程度。
接種前の体とあんまり変わらない感じ。
《三日目》
なんともないです。
目覚めた時、左腕が下になってましたが痛みもなし。
私の体にワクチンが馴染んだのでしょう。
副反応をかなり警戒しましたが問題ありませんでした。
中年なので副反応が弱いんだと思いますが……二回目はそれなりの波が来ると予想しています。
次も万全の状態で接種したいと思います(`・ω・´)ゞ