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3年経過

全裸の美少女ユミです。魔の森に籠もって3年が経ちました。念話でなくても話せるようになりました。


 サトウ ユミ 2歳

 

 種族 淫獣


 レベル35


 HP 2040

 MP 80

 筋力400

 素速380

 知力248

 運180


 スキル

 

  触手 48本

     15m

     強化汁

      振動

     魅了汁

     再生汁


 再生汁・・触手に損傷を受けても再生することができる。再生汁を口から摂取することにより体力の回復、身体の損傷を再生をすることができる。


 知識とMPがほとんど上がっていない、魔法適性なしだな。



 ここが魔の森と呼ばれる理由が分かった。軟体動物だらけなのである。未だ人間に遭遇していない。普通の人間には気味が悪くて近寄りがたい場所なのだろう。ある意味軟体動物の淫獣にはお似合いの場所かもしれない。



 あっ!レインボーワームだ。鱈の白子の味がする最高食材だ。


 レインボーワームが毒液を飛ばしてきた。


 今の僕には止まって見えるぜ。


 軽くかわす僕。


 その余裕が油断を招いてしまった。


 僕の後ろで「ジュウッ!!」

 

 「ルルナ!!」


 投石でレインボーワームを片付け、ルルナに駆け寄る。


 ひどい全身火傷だ。完全に僕のミスだ。


 

 「ユミ・・今までありがとう・・最後までナビできなくて・・ごめん・・ね」


 「バカヤロー、嫁に貰うって言っただろ!再生汁で治るはずだ。飲んで」



 再生汁を他人に飲ませるのは初めてだ。効いてくれ。



 触手をルルナの口もとに近づける。


 「なんかイカ臭いでしゅ」


 そりゃそうでしょうね。


 「良薬鼻に臭しだよ、飲んで」


 ルルナが再生汁を飲むと、火傷がみるみる治っていく。良かった!


 あれ?ルルナの様子がおかしい。


 「見ないで、キャー」


 ルルナが真っ赤になって悶絶。


 再生汁の副作用だ。強烈な性的快感が伴うみたい。再生汁を瓶にに詰めてポーションとして販売する計画が頓挫だよ。


 「恥ずかしくて生きてゆけないでしゅ~」


 「大丈夫!僕たち夫婦じゃん!」


 「しょうでした。ルンルン!」


 チョロすぎるよルルナさん。


 


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