忍術修行
レベル3になって2足歩行ができるようになった。よちよちだけど。
なので、8本の触手で歩いています。完全に蜘蛛の妖怪です。スパイダーですがなにか。完全に人間に見つかれば討伐の対象です。
夜は木の上で触手で体を固定して寝ています。
朝昼晩の3回、強化汁を飲んで忍術修行をすることにしました。やはり強化汁が効いている間のトレーニング効果は通常の10倍みたいです。
蛙流忍術の特徴は、棒手裏剣、体術、口寄せの術です。
棒手裏剣は中距離、近接戦闘の両方に使います。前世では30m先の飛ぶ鳥を落とせました。
体術は、相手の攻撃を見切り、歩法によりぎりぎりで避け、有利な位置にたつと同時に肘、頭、体当たり、小太刀等により急所を突く攻防一体の残虐技です。前世ではトンファーを最も得意としていました。
口寄せの術は、口寄せ陣の巻物がない以上絶望的です。蛙神の九兵衛にまた会いたいです。
筋力・素速さの数値の上がり方からすると、体術はそのうちに前世を超えるかもしれません。楽しみです。
忍術に目途が立てば、森を出ようと思ってます。
『ルルナって、索敵とか戦闘とかできないの?』
「わたしゅは、情報専門でしゅなので・・」
確か僕のことを殴って気絶させましたよね?
『ルルナって、普段何食べているの?』
「ユミの魔力でしゅね、普通に甘いものも食べれましゅ」
『じゃ、ルルナもうんこするんだ?』
「バッシッ!」」
僕の意識は薄れていった・・・
サトウ ユミ 0歳
レベル 8
HP 200
MP 50
筋力50
素速20
知力245
運 120
スキル
触手 12本
10m
強化汁
振動
魅了汁
魅了汁・・・自分よりレベルの低い相手を一時的に支配できる