魔の森
『ルルナ、この世界ってどんな感じなの?』
「はい、剣と魔法のファンタジー溢れる世界でしゅ。といっても地球シャイズの星に1000を超える国々、神しゃまがこのしぇかいを創ってから5万年以上放置しゃれているので、誰もしぇいかくには把握してましぇん」
おいおいあの野郎~
『ルルナ、現在位置の情報』
「はい、ギザ王国にある魔の森でしゅ」
名前からして絶対危険な場所ですよね。でも、当分人間との接触は避けたい。
『うん決めた。しばらくはこの森でレベル上げをする。あと、忍術修行、前世の知識能力でチートってのがテンプレだぜ』
『いいよな?ルルナ』
「はい、ルルナはユミのフェアリーでしゅから。あっメガなめくじでしゅ。重要なタンパク源でしゅ」
あれはちょっと・・・でも据え膳喰わぬは忍者の恥・・・えいっ
あっ、旬のトリガイの味がする、うまい!
頭の中でファンファーレが鳴った。
『レベルが上がりました』
サトウ ユミ 0歳
レベル3
HP 100
MP 40
筋力 30
素速 4
知力 242
運 110
スキル
触手 8本
6m
強化汁
振動
「振動」ってなんですか!?あれですよね?大人のビデオで悶絶率100%のあれですよね?
『ルルナ、ちょっと来て』
ルルナを手のひらに乗せて、少し触手を出し『振動!』
「キャー!」
悶絶。
「うっうっ・・もうお嫁にいけないでしゅ~」
号泣しているよ。やり過ぎた。
『ゴメン、責任はとるよ・・僕がルルナをお嫁にもらう!』
「約束でしゅよ~ルンルン!」
機嫌が直ったよ。チョロいな。
女同士ですけどいいんですかルルナさん!