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2話 ギルドにて

時間があったのでもう1話投稿します。


やって来た。どこにかって?異世界ファンタジーでいう定番の冒険者ギルドだ!AFではとりあえず冒険者に登録して日銭を稼ぐというのが王道である。


ちなみに俺も一応AFでは冒険者登録をしたがクエストをあまりこなしていないのでBランク止まりである。

このランクというのはFランクから始まりE、D、C、B、A、S、SSまであった気がする。掲示板では裏設定でSSSがあるという噂話のようなものもあった。

とにかくこの世界でも冒険者ギルドがあるみたいなのでとりあえず登録はするつもりである。

まあ、一番の目的はこの世界がAFと同じなのかどうなのかなんだけどね。



ギルドに入ってみるとAFでみたことある感じのギルド!って感じだけどいつもは画面越しで見ていたわけだから実際に自分の体で感じる雰囲気は全く違うなと思った。


ギルドの造りは三階建てになっており、一階にカウンターと酒場、二階にもカウンター、三階に職員の部屋って感じだ。

一階と二階にあるカウンターはランク分けされており二階は確かBランク以上から使えるカウンターだったかな?

まあ、分からないことは聞けばいいよね?


「あの少しお聞きしたいことがあるんですけど…」

俺はカウンターにて受付嬢に聞いてみた。ギルドの受付嬢ってなんで皆美人なんだろね?

「はい、依頼ですか?」

「あ、いや。ちょっと確認したいことが。」

そう言って俺はAFでは使えていたギルドカードを出してみる。

もしこれが使えるならばこの世界はAFと同じ世界と考えていいだろうと俺は思っている。


「え、はい。少し失礼します。えっ?何ですかこれは?これは古代文字?ということはこれはオーパーツかなにかですか!?」

何やら受付嬢が興奮状態だ…あれ?それが使えるかどうか確認するつもりだったんだけど…古代文字?オーパーツ??

「いや、これは冒険者カードのつもりだったんですけど…これは使えないみたいですね…分かりました。」

俺は興奮状態の彼女から俺のカードを取り返す。


これは推測だが彼女は古代文字、オーパーツというキーワードを発した。ということは俺がプレイしていたAFは今いるこの世界の過去なのでは?と

そう考えると俺が目を覚ましたときに光の中にいたのは未来に向かっていたのではないか?そう考え始めるとそう思えてきた。

俺はこれを確信するためにある質問をぶつけてみることにした。


「すいません、今って何年ですか?」と


「西暦ですか?そんなのはアルテマ暦1100年に決まってるじゃないですか?お兄さんは記憶喪失か何かですか?」とさも当たり前言われた。

やっぱり俺の説は当たっているっぽいぞ!

なぜなら俺が最後に運営からもらったメッセージにはアルテマ暦500年と記してある。メッセージに残っているということは動かぬ証拠なのでは?若干ご都合主義っぽいのは許してほしい。

だが、その説が当たっているならば俺は古代からやって来た人間ということか。しかし言葉は通じているし、周りを見た感じこの時代の字も読めるんだよな…


「……いさん!お兄さん!?大丈夫ですか?」

おっとまたもや自分の世界にトリップしてたみたいだ。

「それでお兄さんは依頼ですか?」

「いや、冒険者登録をしたい。」

「えっ?冒険者?大丈夫なんですかね…」

なんか少し小さい声で心配されたがそれは置いておこう。


「では、この用紙にお名前と職業と出来れば自己PRを書いてください。自己PRは書いておくとパーティーに加わりやすくなります。」

うーん、未来に来たのに文化レベルは下がっちゃったのかね?まさか紙にかけなんて言われると思わなかったよ。日本語で大丈夫かな?

「ええと、タカシさん、テイマー、自己PRは特になしですか…」

なんか、テイマーのところで若干バカにされた気がするな。なぜだ?


「ええと、タカシさん?タカシさんはテイマーなのに従魔をお連れになっていないんですか?」

「えっ??」





読んでいただきありがとうございます!

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