表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

オオサカノクニに生きる者5

教室に入るコウシ。


コウシは、机に肘をつき廊下側をみつめていた。そして、本鈴のチャイムがなり、

「皆ーー、席についてー。」とノザト先生が入ってくる。


入学した1年生には、クラブ紹介をみたり、自己紹介をしたり、色々とみたり、しないといけない、行事がある。


「今日は、まず皆に自己紹介をしてもらいます。2時間目からは、体育館でクラブ紹介があるので各自体育館にいくように。それでは、出席番号1番の子からしてね。」


その言葉に、1番の奴が立ち上がり自己紹介を始める。


............................


............................


自己紹介を聞いていると、あっという間に出席番号10番のコウシの順番になった。


「名前はコウシです。クラブ活動なんかは、別に決めてません。」短い自己紹介を終えて、また机に肘をつき廊下側をみつめる。


そして、男子の自己紹介が終わり女子の自己紹介を聞いていた。


その時、「あたしの名前は、カナコです。クラブ活動は何も決めていません。みなさんよろしくお願いします。」


愛想よくそう話す声にコウシは、聞き覚えがあった。


声のする方を見るコウシ。そうすると。

間違いなく昨日の女の子がいた。


同じクラスだったのか。全く気づかなかった自分が少しいやになった。


そして、コウシとカナコの接触がこの後から始まる事になる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ