プロローグ
小説になろう。に投稿しだして間もない僕ですが、僕にとって、始めての共作になります。共作の相手となる方はもじ先生です。
皆様からのご愛読があれば、幸いに思います。
ここは、ヨドノクニ。
ひどい内戦により、ヨドノクニは、2つの国にわけられた。
ヒョウゴノクニとオオサカノクニ。
内戦はヨドノクニ全土にとてつもない、被害をだした。
元は、1つであるはずの国。ヨドノクニが内戦により壊滅的な状況におかれたのは、何が原因だったのだろうか.....。その内戦で大きく分けられた2つの命があった。
それが、後に続くヒョウゴノクニとオオサカノクニの頂きに立つ2人であった。
内戦の記憶がない、2人がそれぞれの人生を歩み、お互いに交わりあうのはまだまださきであった。
それもそのはず、2人は全く違う境遇で育ち、全く違う感性をもち、全く違う周りの人々に支えられ生きてきたのだから。
それにヨドノクニの内戦により、分けられたのは、2人だけではない。内戦により、1つの国が2つに分裂した。この現実が、ヒョウゴノクニ、オオサカノクニ、双方に及ぼした多大なものであった。
ヒョウゴノクニに生きる者は、オオサカノクニの者を憎み
オオサカノクニに生きる者は、ヒョウゴノクニの者を憎む。
そんな状況におかれても、互いの共生を望む者もいれば、完全なる、征圧を望む者もいる。
そして、ヨドノクニの内戦から数年の月日が経った日、全く違う境遇で育った2人は互いのクニで、互いに違う感情を持つのであった。