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『彼女』について語ろう


 あるものは、彼女を空気のようだと言う。

 またあるものは、彼女を王水(濃塩酸+濃硝酸 注:劇物)に例える。

 さらに、朝露に濡れる薔薇のようだと称賛するもの、女神だと崇めるものもいるが…

 アオミドロイボイボタケ(何かしら毒キノコっぽい名前を挙げたかったようだ)の生まれ変わりだと恐れるものや、悪魔の遣いだと憎むものもいる。

 美女とも言われ、凡庸とも言われ…。


 ただ…全く感じ方の異なる証言者達に共通して言えることが一つ。

 彼女の話をするとき、必ず一度記憶を探るのだ。

 まるで、印象に薄い人間について尋ねられているかのように。

 しかし、必ず思い出す。

 まるで…決して忘れることが出来ないほど、強く印象に残った人物を語るように。


 それはまさしく 


 鏡花水月


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