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一部ENDING
対岸の国が一つ消滅し空白地帯がアースマザーシステムが始まってから初めて発生した。
それは大きなことでその事態に世界の各国の参加者のみならず隠れた上層階級者も衝撃を受けた。
極東で何が起きたのか。
彼らにも情報が少なすぎたのだ。
参加した国も実は分かっていなかっ。
真実を知っているのは三人だけであった。
翌日、邦彦は目を覚ますと食事を済ませて藤原邸を出た。兄の一彦も昨日の戦いぶりを見てもう『代われ』とは言わなかった。
ただ。
「邦彦、お前が危険な時は何時でも俺は代わるからな」
とだけ告げた。
妹の優華も何時ものように学校へと向かい、邦彦は明るい朝日が照らす住宅街を歩き東都大学付属高校の門前で待っている広昭を見ると手を上げた。
「おはよう」
それに広昭も手を上げて返した。
「おっはー」
そして二人は顔を見合わせると学生たちに紛れて足を進めた。
そこにはいつもと同じ朝の光景が広がっていた。




