8話 スキル レベルアップ
読んで貰えて嬉しいです。
楽しんで書いてます。
ダンジョンを出て街までたどり着いた。
街の門の前では兵士が身分の確認をしている。俺はギルドカードを出し、そのまま門を過ぎてギルドに向かった。
受付にニキータさんがいたので
ニキータさんの前まで進み
『ニキータさん、依頼完了しました。』
「えぇ!?もうですか?まだ1日も経ってないのに。まぁ、いきなりCランクになるような人ですからね。それでは証明の魔石を提出してください。」
俺はバックから初級魔石100個を取り出し、カウンターの上に置いた。
それをニキータさんは数えて
「はい、確かに確認しました。
それではギルドカードを提出してください。あと、これが依頼報酬の5,000ダリーです。」
俺はお金を受け取りバックに入れた。
『あっ、そう言えばこんな物もあるんですが、買い取って貰えませんか?』
俺は中級魔石を取り出して見せた。
「おお、中級魔石ですね、ええ、買取りめすよ。ただ買取の場所は横にある買取所で行いますので、少し待っていてください。はい、ギルドカードです。」
俺はギルドカードを受け取り買取所で中級魔石を買い取ってもらった。
2,000ダリーで売れた。
なかなかの金額じゃないかな。
その後俺はニキータさんに宿を紹介してもらい、宿を訪れた。
「いらっしゃいませー、お泊まりですか?お食事ですかー?」
可愛らしい10代前半だと思われる少女が聞いてきたので
「出来れば泊まりたいんだけど、空いてる?」
「はい、一人部屋ですと、1泊300ダリーで、今日の夕食と明日の朝食付きですと、400ダリーです。」
『なら、飯付きで1泊お願い』
俺はお金を払い部屋へと向かった。
部屋は特に変わった事の無いベットを机、タンスがあるくらいだ。机の上にはロウソクが1本あり、部屋を照らしている。
俺は部屋から出て、夕食を食べて部屋へと戻ってきた。イスに腰を掛けてステータスでも確認しようとした所
(試練を受けた者よ。1日目の結果だ。)
頭の中に声が響いた。
この声はミカだな。
(これよりは毎日ではないが、報告をしていく。試練を受けた者のみに伝えていく、まず現在の試練を受けた者の残存数は912名。88名は命を落とした。
証明は得た者はまだ居ない。
ぜひ頑張って欲しい。以上だ。)
もうそんなに亡くなっているのか。
やはり遊びではなく、試練なんだな。
すっかり忘れてたけども。
しっかりと生き抜き試練を達成する為にはやはり強くなるしかない。
(ステータス オープン)
名前 : アラシ=サクライ Lv.25
種族 : 人族 (異世界人)
職業 : ???????
体力 : 205/205
魔力 : 120/120
力 : 105
速さ : 110
魔法力 : 116
防御 : 102
魔防御 : 114
運 : 185
神力 : 300/300
ステータスポイント : 125
スキルポイント : 125
初級スキル
・剣技 Lv.6
・薬調合 Lv.1
・探知 Lv.3
上級スキル
・危険回避 Lv.3
超級スキル
・超鑑定 Lv.3
・超異世界言語能力 Lv.1
・超鍛冶 Lv.1
思ったより上がってるな。
剣技と探知もレベルが1つ上がっている。
使えば使う程上がる感じなのかな。
なのでスキルポイントを使って剣技を上げてみる。
30ポイント使ってレベル10まで上げると、剣技が上級スキルに上がった。
・上剣技 Lv.1
(疾風斬)
『超鑑定』
・上剣技
一流の剣士が使う剣技
・疾風斬
上剣技が使える専用スキル
剣を振る際に疾風の斬撃が5メートル程の距離を飛んでいく
1度使うと10秒間使用不能
上剣技のレベルが上がると距離が延び、使用不能時間が短くなる
『よっしゃー!これこれ!これだよ!
飛んでいく斬撃とか超やりたかったんだよなー!良し、明日ダンジョンで使おう!』
こうなると上剣技のレベルを上げたくなるが、少し考える。
生き残り試練を達成するには、まず死なない事。そうなると剣技、探知、危険回避はなるべく上げた方ざ良い。
ただ鑑定も使用頻度が多く、この先鑑定は必要だ。あと俺の考えが正しければ上げておいた方が良い。
なので
・上剣技Lv.5 使用ポイント 20
・探知 Lv.5 使用ポイント 7
・危険回避 Lv.5 使用ポイント 14
・超鑑定 Lv.7 使用ポイント 54
これで残りポイントが0となった。
『超鑑定』
・疾風斬
斬撃が9メートル
1度使うと6秒間使用不能
なるほどレベルが上がる毎に距離は1メートル、使用不能時間は1秒短くなるのか。
うん、良いなー。
さて、ステータスポイントも上げておこう。
やはり死にたくないので、
・体力 : 355/355
使用ポイント50
・力 : 145 使用ポイント 20
・速さ: 150 使用ポイント 20
・防御 :152 使用ポイント 25
・魔防御 :134 使用ポイント 10
残りステータスポイント 0
『良し、こんなもんだな。』
名前 : アラシ=サクライ Lv.25
種族 : 人族 (異世界人)
職業 : ???????
体力 : 355/355
魔力 : 120/120
力 : 145
速さ : 150
魔法力 : 116
防御 : 152
魔防御 : 134
運 : 185
神力 : 300/300
ステータスポイント : 0
スキルポイント : 0
通常スキル
・薬調合 Lv.1
・探知 Lv.5
上級スキル
・上剣技 Lv.5
(疾風斬)
・危険回避 Lv.5
超級スキル
・超鑑定 Lv.7
・超異世界言語能力 Lv.1
・超鍛冶 Lv.1
さて、戦利品を確認しよう。
・ホーンラビットの角 3本
これは常設依頼で5本で依頼達成なのでそのまま入れておこう。
・ホーンラビットの本体 3体
ラビットなので3羽かな?まぁ、これは串屋のくま大将に上げる予定
・初級魔法書
とりあえず読んでみる。
魔法には火・水・土・風・聖・邪・特殊の7種類あり、それぞれの属性に適正がないと使えない。
『ふーむ、適正がないと使えないのか、やばいこのパターンはスキルが無い時点で無理だな。まぁ、ダメもとで明日使ってみるか。』
そしてそのままベットに入り眠りについた。
読んで頂きありがとうございます。
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