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6話 魔物との初めての戦闘とダンジョン

読んで貰えて嬉しいです。

楽しんで貰えると幸いです。

俺は街を出てダンジョンを目指す、ここからは2時間位の場所だ。


歩いて1時間程か、森が見えてきた。

その森に入り少しした時に何かを感じた。そこで持っているスキル、探知を使う。探知範囲は半径20メートルくらいか。範囲ギリギリに気配を感じた。

その方向に進むと3匹の魔物がいた。


『超鑑定』

俺は魔物に鑑定をしてみた。

欲しい情報のみ考えて言ってみた。

すると


・ホーンラビット Lv.3

体力 : 10/10

力 : 9

速さ : 11

スキル 突き刺しLv.1


やっばりホーンラビットだった。

頭に1本の角を生やし、3匹で草を食べている。


俺は屈んでゆっくりと近づく。

そして剣を鞘から取り出し、一気に飛び出した。


『オラー、だっしゃー!』

俺はこちらを振り返った1匹目の首をそのまま落とし、距離を取ろうとした2匹目もそのまま首を切り落とした。その直後、ピリッと右から感じたので、上半身をずらした。そこに角を突き刺してくるホーンラビットが現れ、躱したまま剣で首を落とす。


『意外と簡単に倒せたな。』

相手の攻撃が分かったのは危険回避のスキルか。そういえばギルド試験でも発動してたな。危険を感じて回避する方向も分かる。かなり使えるスキルだ。


さて、ホーンラビットの討伐部位は角か

短剣で角を切り取る。

3匹首を切ったのでそのまま血抜きをして

バックの中に入れた。

ちなみにこのバックを背負うタイプの物で収納も見た目よりかなり入る。

マジックバックと呼ばれる物なんだろう。勝手にそう思っている。


すると、急に体が熱くなった。


『な、なんだ。この感じは?』

しばらくすると落ち着き、何故か体に力が溢れる。


(ステータスオープン)


名前 : アラシ=サクライ Lv.5

種族 : 人族 (異世界人)

職業 : ???????

体力 : 50/50

魔力 : 40/40

力 : 49 (5)

速さ : 46

魔法力 : 47

防御 : 48 (4)

魔防御 : 46

運 : 68

神力 : 25/100


ステータスポイント : 25

スキルポイント : 25


『すごいな、簡単にレベルが上がるのか』


更に剣技のスキルがLv.2に上がっている。

スキル・ステータスポイントも入った。


俺は探知を使い、周りが安全な事を確かめて

ポイントを割り振る。


剣技スキルにポイントを割り振ると、2ポイント使った所でLv.3となり、続いて3ポイント使った所でLv.4になった。とりあえずLv.5まで上げて、残りポイントが16ポイントになった。

続いて危険回避のレベルを上げてみる。

2ポイント使ってレベルが上がる。更に4ポイント使ってレベルが上がり、これで危険回避Lv.3となった。


続いて超鑑定も上げてみる。3ポイント使ってレベルが上がり、6ポイント使ってレベルを上げた。これで超鑑定Lv.3だ。


これで大体の法則を見つけた。

試しに探知に残りの1ポイントを振るとレベルが上がった。


『やっぱりか。』

初級スキルはレベルが上がる事に1ポイントづつ増えていき、上級は2ポイント、超級は3ポイントと上がっていく。


ステータスポイントも使ってみる。

基本体力が無くなったら危ないので、全てのポイントを体力に振る。


全てのポイントを割り振ると75も上がった。


体力が125に上がったので、これでひとまずは安全だろう。


『良し、ダンジョンに向かおう』

そのまましばらく歩くと洞窟の入口のようなものが見つかり、この横には小屋があった。

近づくと小屋から兵士のような人が出てきて


「何用か、ここはダンジョンだ。

用の無いものは早急に立ち去れ!」


『ギルドより依頼を受けた冒険者です。』

そう言ってギルドカードを出した。


「これは失礼した。拝見します。

おお、Cランク冒険者でしたか。

どうぞ、お通りください。」

厳しい顔をしていた兵士が、急に笑顔でヘコヘコしてきた。Cランク冒険者って凄いんかな?そう思いながらギルドカードを受け取りダンジョンの中に入る。


『へぇ、中は意外と明るいんだな。』

そう、洞窟の中は壁が少し輝いており、明るくはないが、見えない程でもない。


中は3方向に別れており、中央は長く先に続いていた。左右は大きな広場のような場所で特に何もない。

俺は中央の道を進んで行くと、下に進む階段を見つけ下に降りた。


下に降りて探知を使い進んで行く。

探知に何か引っかかったので、そこに向かって歩いていく。

魔物がいたので超鑑定を使用し、欲しい情報だけ見た。


・ビックラット Lv.3

体力 : 12/12

力 : 8

速さ : 13

スキル 無し


4匹いたので、俺はダッシュをしながら剣を抜く。


「チュ」

こちらに気がついたビックラットだが、俺はそのまま切りつけた。


『どせーい』

気合いと共に1匹づつ切り倒していく。

逃げようとするが、速さでもこちらが上回っているので、全て切り倒した。


『ふぅ、これならどんどんいけそうだな』

倒したビックラットは少しすると、光の泡が出てきて消えた。そこに残ったのは微かに光る石だった。


『これが魔石か』

俺はそれを回収してバックに入れる。


『おっ!』

少し体が熱くなった。


『また、レベルアップしたようだ。』

しかし、探知に引っかかっていたので、ステータスを開かず、そのままその場所へと向かう。


そのままこの階にいるビックラットを20体倒し、下の階段を見つけたのでそのまま降りる。もし少しでも苦戦するようなら、ステータスを開いてポイントを割振ろう思うが、色々検証したいので、出来れば街に戻ってからだな。と考えながら、地下3階へとたどり着いた。


探知を使いながら歩いていく。

探知にかかった場所へと移動し、魔物を見つける。あれはビックラットだな。鑑定をするとLv.5になっていたが、あまり強くなかったのでそのまま倒していく。


3階でもビックラットしか出てこず、この階では30体倒した。これで魔石も50個貯まった。


『良し、このままどんどん行こう。』

俺は下への階段を見つけ、下へと降りていく。


読んでくれてありがとうございます。

評価頂けると嬉しいです。

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