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45話 謎の遺跡

王都から半日程歩いて、谷の下の洞窟に入る。中を進むと大きな空洞の中に遺跡があった。石で出来た遺跡がそびえ立っている。俺達は遺跡に近づき大きな扉を開けて中に入る。


すると小さな部屋となっており、3辺に扉があり、それぞれの扉に数字が書いてある。1の扉、2の扉、3の扉だ。


部屋の中央に台座に置かれた石版がある。見てみると


【試練に挑む挑戦者よ!

ここより先は命を落とす可能性がある

命の惜しい者は直ぐに引き返せ!

先に進む勇者よ!!

試練を超えてみよ!!】


おおーー!!なんか試練っぽくなってきたな!!ワクワクしてきたぞ!!


【問題

1匹・2匹・3匹。

さて、ここには何ひきいるでしょう?】


おいーー!!

カッコよく試練ウンチャラ言っといて、いきなりなぞなぞかよ!?

俺のワクワクを返せ!!


その問題を見たルビィは部屋の中を探している。


『ルビィ?何してる?』


「えっ?虫が何匹いるかでしょ?なら探せばいいって事でしょ?」


まぁ、そうな考え方もあるか。


「問題が短すぎますね。要点も得ませんし、誰かが石版を壊して持って行ったのでしょうか?」


『いや、問題はこれで合ってるよ。』


「ご主人様は答えが分かっているのですか?」


『ああ、分かる』


「ちょっと待ってください。私も考えます。」

「私もー、虫を探すから、待っててー!」


『ルビィ、虫の数じゃないから、探しても無駄だぞ』


「ええー!?そうなのー!?」


『ああ』


2人は眉間にシワを寄せ考えている。


『ヒントいるか?』


「ください」

「ちょーだい!」


『声に出して、問題を読んでみろ』


2人は声に出して読みだした。

リンは1度読んで考えている。

ルビィは何度も読んでいる。


ルビィが読んでるのを聞いて、リンがハッとなり

「わかりました!」


『リン、ルビィがまだ考えているから、答えを言うなよ。』


「分かんないよー??」


『りん、読んでやれ』


「はい、分かりました。」


「いっぴき、にひき、さんびき。

さて、ここにはなんひきいるでしょう?」


「あー、分かったー!!」


『言ってみろ、ルビィ』


「答えは2ひき!!1はぴきで、3はびき。

なんひきと聞いてるから2ひきだー!」


『そうだ、それが正解だ』


俺たちは2と書かれた扉に向かい、扉を開き、中に入る。

すると中には転移陣があり、俺達は転移陣に入る。


すると部屋の中に出た。多分先程の遺跡の中だろう。

扉があり、そのまま扉を開けて進む。


すると今度は小さな部屋に扉は向かいに1つあり、中央の台座に石版がある。

横に桶が2つあり、大きさが違う。その横には穴があいている。


石版は読むと


【良くここまで辿り着いた!勇者よ!

しかしココからはさらに難しくなる

自信のない者は今すぐここから立ち去れ!挑戦する勇者よ!試練を超える事を期待する】


これ、同じパターンちゃう?


【問題

ここに3リットルと5リットル入る桶がある。丁度4リットルになるようにして、穴に入れろ。何度かに分けて入れる事はダメ。1度に4リットル入れる事。

穴に入れるチャンスは3回】


あれ?なぞなぞちゃうぞ?


ルビィとリンは考えている。

俺も考える。

解けた。


『解けたぞ。どうする考えるか?』


「もう少し、時間ください。」

「私は無理ーー、諦めたーー!!」


少しして、リンが

「すみません、分かりません。」


『なら、実際にやるか。』


俺はまず大きな5リットルの桶を持ち、台座についている蛇口から水を入れる。

満タンになった水を3リットルの桶に入れる。ピッタリ入れて、3リットルの桶の水を捨てる。5リットルの桶の中には2リットルの水があり、それを3リットルの桶に入れる。


そしてまた5リットルの桶に水を満タンに入れる。5リットルの桶から3リットルの桶に水を入れる。すでに2リットル入っているので、1リットルの水が入り、満タンになる。5リットルの桶には4リットルの水が入っているので、それを穴に入れる


すると奥の扉が開き、転移陣が見える。


「流石はご主人様です」

「ほぇー、よく分からなかったよー」


俺達は転移陣で先に進む


次は部屋は台座の上に石版が、それと扉1つ見える。とりあえず石版を読む。


【良くここまで辿り着いた。

今までは知力を試させてもらった。

次は体力を試させてもらう。

体力に自信が無い者は即刻ここから立ち去れ!体力に自信がある勇者よ!

検討を祈る!!】


まぁ、進むんだが。


扉を開けて中に入るとすぐに台座に石版がある。

【試練を受ける者よ!そこにあるバックを背負い、この先の扉を越えよ!制限時間は30分。同行者がバックに触ったり、試練者に触る事を禁ずる!さぁ勇者よ!進むが良い!】


俺は背負っていたバックをルビィに渡し、置いてあるバックを背負う。多分30キロ位の重さだろう。正直俺には重さを感じない。

バックを背負うと俺の前に飛んでるペンギンが首からデジタルの時間が減っていってる長細い箱を下げて、両手を必死にパタパタさせている。顔も超必死だ。


ヤバい、めちゃ笑える。

クソー、これは大変な試練だ。笑えて動けん。やるな!!

リンが獲物を狙う目でペンギンを見てる。

ダメよ!?リン!?

触ったら何かあるかもしれんし。


俺はペンギンを見ないようにして、先を進む。まずは少し坂になっている道だ。

俺は坂を登っていく。すると半分くらい進んだ所で坂が下へと動き出す。

そうそう、動く道でエクササイズ!!

バカ!!

俺は少しだけ走るのを早め、そのまま上まで登りきった。


俺が上に登ったので、ペンギンがその高さまで来る為に、顔を真っ赤にしながら必死で着いてくる。

見ちゃダメだ!!

見たら殺られる!!

しかし何故か見てしまう!!

グハッ!!ちょー面白い。


俺は腹を抱えて笑ってしまった。

ペンギンが少し落ち着くのに合わせて俺も落ち着いた。ありゃ?もう5分過ぎてる。

先に進もう。


次は崖になっており、1本のロープがかかっている。ここを登れと言うのか!?

無理だ!!これは無理だ!!

これを登ったら、ペンギンが死ぬ!!

しかし俺は試練の為に心を鬼にして、速攻登った。頂上登ったが、ペンギンが来ない。

下を見てみるとペンギンが仰向けになって倒れている。


ぺ、ペンギーーーン!!

クソ!俺はなんて事を!!

すまない!!本当にすまない!!

するとペンギンが俺に構わず先に行けとジェスチャーで伝えてくる。


俺は流れ落ちようとする涙を上を向いて耐える。ペンギンよ!お前の分まで俺は進むよ。


すると次はかなり流れの早い幅10メートル位の川が流れていた。俺はそれを飛び越えて進む。そりゃそうだ。濡れたくないし。


すると長い通路の先に扉が見えた。その前にペンギンが地面に立ってこちらに手を振る。

ペンギン、良かった!!生きてたんだ!

時間は残り20分程。余裕だ。


すると天井の壁が突然ゆっくりと降りてくる。まだ扉まではだいぶある。

このペースだと天井の壁に潰されてしまう。

だから俺は少し本気を出し、一瞬で扉の前に。するとペンギンの持っているデジタルがとまった。これでクリアーだ。


ペンギンはデジタルの箱を下ろし、首をゴキゴキさせてから、俺とハイタッチして、颯爽と飛んでいった。しかも余裕で高く飛べている。なんかこの試練は俺のでは無く、ペンギンの試練だったのかもしれない。

だが、ペンギンよ。最後に言わせてくれ。


ペンギンは飛ばないぞと。


俺達は扉を進み、転移陣へ。


転移した先は先程と同じだ。

台座に石版。その先に扉。

少し面倒くさくなってきた俺だが、石版を読む。


【ここまで、知力、体力、精神力を試させてもらった。ここからは武力を試させてもらう。もう後には引き返せない。勇者よ!お前のその勇気を見せてくれ!】


ちょっと待て!!いつの間に精神力を試された?アレか!!ペンギンか!!

今までで1番厄介だったのは確かだ。

この試練を舐めちゃいかん。

下手したら笑い死ぬ所だったし!


俺は気合いを入れた。

次は武力だ。強い魔物が現れるかもしれん。


扉を開けて進む。

そこに居たのは・・・・

ペンギンだった。


ペンギーーーン!?

何故お前がここに!?

俺はペンギンと目を合わせる。

するとペンギンは


俺とお前はこうなる運命だったんだ。

友情の芽が出始めた俺達だが、しかしこの戦いはお互いのプライドをかけた戦いだ。

お前は己の為に、勝って俺の屍を超えてゆけ!!

とジェスチャーで伝えてきた。


分かったよ、やるしかないんだな。


ペンギンは手をクイッとして

かかってこいとジェスチャーで伝えた、

うん。それなら分かる。


俺はペンギンの後ろに回り、首とんした。

ペンギンは倒れ、扉が開く。


じゃあな。強敵よ!!

俺の辞書には強敵と書いて、友と読む!!

そう書かれているとかいないとか。


扉の奥の転移陣を進む、


また別の場所に出るが、今回の場所は今までより広く、先にある扉もデカい。

台座に石版。それを読む。



【ここまで良く辿り着いた、勇者よ。

知力、体力、精神力、武力、精神力を試させて貰ったが、本当に武力をここで示して貰いたい。これが最後の試練だ。ぜひ乗り越えて勇者である事を証明しろ!!】


俺達は大きな扉を開けて進んだ。







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